悠仁さま「夜の帝王学」に一抹の不安 小室圭さんが“秘儀”を伝授へ



文/佐藤公子

悠仁さまに帝王学を!

コロナ禍が収まりつつあり“立皇嗣の礼”が11月中旬に挙行される見込みだ。皇室にも日常が戻り、再び皇族方の明るい笑顔を見れる日に心躍らせる国民は多いだろう。

そして“立皇嗣の礼”が挙行されれば、いよいよ皇室典範改正の議論が始まる。現在の皇室典範に従えば皇位継承権は「男系の男子」にしか与えられず、かつ女性皇族は結婚と共に降嫁することになっているため、次世代の皇室は「悠仁さまお独り」という状況に陥りかねない。悠仁さまのお妃にかかる重圧は雅子さま以上のものになることは必然であり、さる宮内庁幹部は「お相手が見つかるかどうかすらわからない」と吐露する。

この危機感は政府与党も共有しており、加藤勝信官房長官は29日、皇統問題について触れ「先延ばしできない重要な課題」と述べた。

それではどのように皇室典範は改正されるのか? 読売新聞(2020年4月14日)のスクープによれば、男系男子による皇統維持を目指す政府与党は、❶秋篠宮殿下、❷悠仁さまの順位を維持する方針で、“立皇嗣の礼”を挙行して、悠仁さまに繋がる秋篠宮家の正統性を国内外に示したい構えだ。

悠仁さまは事実上の「皇太子」として扱われた場面もある。2019年の秋篠宮家ブータン旅行は、万が一の事故を配慮して、皇位継承権1位の秋篠宮殿下と、2位の悠仁さまを別便にするなどの配慮をした。このような配慮はニュースで大きく取り上げられ、秋篠宮家に皇統が移ること、そして悠仁さまが将来の天皇となることを国民にアピールしたといえる。

だがこのアピールは必ずしも国民に受け入れられていない。

「国民の8割以上が女性天皇に賛成する中、最初から『皇統は男系男子』の結論ありきで皇室典範改正の議論に入ることに疑問を抱く国民は多いのが現実です。とりわけ『愛子さまを天皇に』の国民の声が強く、これには政府もお手上げ状態です。

女性天皇を容認することは、必ずしも愛子天皇の誕生を意味するわけではありませんが、両者は密接に関係しています。令和となり愛子さまの人気はうなぎ登りであり、もはや女性天皇容認は愛子さまの即位を意味します。

国民の8割の声を無視することは、菅首相も避けたいでしょう。どうやって眞子さまの一件を奇麗に片づけて、秋篠宮殿下と悠仁さまの人気をあげるのかが、秋篠宮家と菅首相の大きな目標になります。」(皇室ジャーナリスト)

美智子さま「雅子さんが見舞いに来ないから、調子が悪くなった」の慈悲 仰天“自愛”に紀子さま「もうムリ」の優しさ

悠仁さま「帝王学」の問題

絶大な愛子さま人気に対抗するために、男系男子派は悠仁さまの評判をあげたい意向だ。だがそんな男系男子派の内からも不安の声が出始めている。それは悠仁さまの帝王学の問題だ。

秋篠宮家に近いある宮内庁関係者は次のように思いを吐露する。

「小室圭さんの一件以降、秋篠宮家の『公』より『私』を重んじるという評判が広まり、皇統が秋篠宮家に移ることを疑問する声が国民の間で高まっています。これは大変な問題で、悠仁さまの資質にまで疑義が生じ始めたということです

悠仁さまの教育環境への疑念を払しょくするために、天皇皇后両陛下の元で『帝王学』を学ばせたほうが良いのではないかとの意見が宮内庁内で出始めています。一朝一夕で帝王学は身につくものではありませんが。もし始めるのであれば早ければ早いほど良いでしょう」(宮内庁関係者)

果して天皇が身に着けるべき「帝王学」とは如何なるものなのか。元宮内庁職員の小内誠一さんに話を伺った。

「帝王学とは、天皇となる者が身に着けるべき心構えのようなものです。教科書があるわけではなく、先帝のお姿を拝しつつ、自らが修練していくものです。かつて天皇陛下が愛子さまの教育について『私たちがやっている姿を見せることも大切と考えます』と仰ったこれが帝王学です。

これに対し、秋篠宮殿下は『私は帝王学を受けていない』旨の発言をされ、“皇太弟”という伝統的称号を避け“皇嗣”という称号を新設しました。これは殿下が『天皇になる心構えで準備してこなかった』の意味になるのではないかと思います。ここで問題となるのは、帝王学を身に着けてこなかった秋篠宮殿下が、悠仁さまの帝王学を身に着けさせることが可能なのかということです」(前同、皇室ジャーナリスト)

健やかに成長される悠仁さま

帝王学に小室圭さんの影?

このように、悠仁さまの帝王学は、課題が残されており加えて国民の関心も高い。だが関係者によれば、それ以上に注視されるのは、小室圭さんの影響だという。先の宮内庁関係者はこの問題を次のように語る。

「帝王学というのも象徴天皇のあり方と同じく、時代とともに変化していくものだと考えます。悠仁さまが天皇になられれば悠仁さまなりの、愛子さまが天皇になられれば愛子さまなりの“帝王学”を追求されればよろしいかと存じます。帝王学とはいわば、天皇になる人生そのものです。

ですが、このままだと悠仁さまの“帝王学”に、小室圭さんの影響力が入り込むことは避けられません。眞子さまは悠仁さまの姉です。眞子さまが結婚され小室圭さんが悠仁さまの義兄になられれます。悠仁さまは13歳と多感な頃、その影響力は少なからずあるでしょう。紀子さまとしても、いろいろ気がかりなようです」(前同、宮内庁関係者)

一方で小室圭さんから良い影響を受けると断言する関係者もいる。

「小室圭さんの“女性を射止める能力”には恐るべきものがあります。また夜にも強く、徹夜も辞さずに眞子さまにLINEし続けるというマメさも素晴らしい。『ホスト並みのマメさ』と宮内庁内でも絶賛されています。こういった“秘儀”を悠仁さまに伝授できれば、先細りが危惧される皇統問題にも一筋の光が差すのではないでしょうか? 小室圭さんには期待できると思います」(秋篠宮家付き職員)

その肝心の小室圭さんは現在フォーダム大学に留学中で、来年9月まで紀子しない見込みだ。眞子さまの結婚については、9月11日に紀子さまが誕生日文書にてこれを消極的に容認した。11月中旬には“立皇嗣の礼”が挙行され、そのあと眞子さまは「結婚を前提とした延期発表」をする見込みだ(宮内庁関係者談)。小室圭さんが悠仁さまの「師」になる日も近い。

美智子さま「雅子さんが見舞いに来ないから、調子が悪くなった」の慈悲 仰天“自愛”に紀子さま「もうムリ」の優しさ



アーカイブ