導入実績
外語ビジネス専門学校 津村先生
「トラブルなしが当たり前」の安心感
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— NieVにご依頼くださる前、御社にはどのような課題があったのでしょうか。
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NieVさんに依頼する前は、学校職員が検定を運営しなければいけなかったので、土曜日曜の出勤数が多くなっていました。土日に出勤すると、代休処理をしたり、経営側からすると余計なコストがかかるといいますか、1.25倍かかってしまうわけですから、そこが課題としてありました。
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— NieVの試験運営代行サービスについては、いつ頃お知りになりましたか?
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国際的な英語の試験を運営しているO社から、6年ほど前に紹介頂きました。
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— その時の弊社社長・稲葉や、NieVの印象は?
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正直、聞いたことない会社だったので「大丈夫かな」とは思いましたが、O社から「NieVなら大丈夫」という言葉を頂いていたので安心感はありました。また話をするなかで、稲葉社長の誠実な対応をみて「この人だったら信用に足りうるな」と思いましたね。
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— 同じような試験運営事業をされている他社や、一般的な人材派遣業務の会社との比較検討はされたのでしょうか?
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もちろんしました。比較した上で、融通性、スピード感、あと正確性、スタッフの質の良さなどの点でもNieVは選択するに値する企業だったと思いますね。
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— どのような会社と比較されたのですか?
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主に人材派遣会社数社です。それらの会社は、人材派遣はするけれど試験運営を専門にやっているわけではありませんので、試験員の質に対して不安感がありました。もちろん大手さんなので、教育はしっかりしていますとおっしゃっていましたが、検定試験というのはトラブルが起こらなくて当たり前で、起こってしまえば大変なことになりますから。
「トラブルが起こらなくて当たり前という環境を提供する」と自信を持って説明していた稲葉社長のプレゼン能力に惚れたということでしょうか。
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— NieVをお選び頂いた理由を3点教えてください。
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1つはスタッフの質の高さと教育。
2つめはスピード感のある対応。
3つめはトラブルがあったときの柔軟な対応。
このあたりでしょうか。
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— 具体的に柔軟な対応とは?
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急に受験者数が増え、教室を増やさなくてはいけなくなったときなど、すぐにスタッフを補充してくださる。人が足りないと言われたことはない。そのあたりは助かっています。
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— NieVにご依頼頂いて、当初の課題は解決されたのでしょうか。
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もちろんです。休日出勤の数は減りました。我々は教育が本業ですから、土日が休めるようになり、本業に集中できるようになりました。
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— それ以外に何か波及効果はありましたか?
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以前、稲葉社長に「職業人講話」として学生に話をして頂き、学生の意識を変えることができました。例えば、ひとつの仕事をしながらでも、土日だけ副業(アルバイト)をする方がこんなにもいるんだ、ということを伝えることができましたし、実際に学生を試験員としてNieVに登録させることによって、学生にアルバイトを紹介できるようになりました。
学生にはスーツを着てアルバイトをする機会はあまりありませんから、そうした緊張感のある仕事を紹介できるという意味では、当初は想定していなかった学生への波及効果があったといいますか。嬉しい誤算でしたね。
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― そのような効果があったとは、こちらとしても嬉しい限りです。
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もし他の学校関連の方におすすめするならば、「土日出勤の負担が減る」「本業に集中できる」との効果に加えて、学校で実施する試験に対して学生を活用できる、それによって学生の就職活動にもつながることもお伝えしたいですね。
さらに、私どもの学校では、国際的な英語の試験の試験員などを担当した学生には履歴書に「試験員を経験した」と書きなさいと指導をし、説得力のある、具体的な事例のある履歴書を書くことを勧めています。
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― それはなぜでしょう?
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例えば国際的な英語の試験でいうと、受験者からクレームがあったとか、あってはならないことですけれど試験中にトラブルがあったときなど、責任感のある対応をしなくてはいけません。通常、学生は受験生の側なのだけれど、運営側に回ることができる貴重な機会になっています。
NieVに出会い、学生の職業観が上がった
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— なるほど。では、NieVを利用して良かった点を3つ教えてください。
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1つめは社長の腰が低いところでしょうね。試験運営を依頼するとき、大きい会社だと営業部署の担当者が来ますから、決断までに時間がかかってしまいます。ところが、それがNieVならではの強みなのかもしれないけれど、社長が即決できることによって決断が速い。決裁の速さは良い点ですね。
2つめは、スタッフの質が確かで試験員の登録がしっかりしていること。自前で登録をとられているので、学校側には全く負担がかからないのがありがたい。学校側の負担がほぼないというところでしょうか。
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— 他社では、学校の負担が大きい?
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例えば、登録を希望する生徒の名簿を用意しなくてはいけない、取りまとめは学校がやらなければならないなど、負担が大きいと感じました。NieVの場合、希望者には自分で直接NieVにいきなさいと言えることは大きいですね。
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— スタッフの質が確かというのは?
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来るスタッフの質が高いですね。他に比べると。
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— 弊社は直接雇用で派遣を使っていませんので、目が行き届いているという意味でよろしいでしょうか。
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はい。そういうことでいいと思います。
あと3つめは、試験当日だけではなく、例えば国際的な英語の試験だと、試験が終わったあとにO社から「この受験者はどうでしたか? 具体的にどういう対応をしましたか」という問い合わせがあったときにも、書類をまとめてくださること。他の団体は試験当日の運営はやるけれども、終わったあとはやりません、というところが多いですが、試験が終わったあとのアフターフォローまで網羅しているところは大きいですね。
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— (弊社が行う)後日の対応は、普通のことだと思っていましたが。
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普通ではないかもしれないですね。本来であれば、私どもが責任者に聞き取りをして文章にまとめる作業をしなくてはならないところを、NieVの試験員は文章にまとめてくれるのも、NieVを頼る理由のひとつかもしれません。
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— では、これからもっと改善して欲しい点も教えてください。
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正直見当たらないですね。良いところだともうひとつくらい言えますよ(笑)。他社に変えることも想定していません。
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— NieVのサービス全体にわたっての感想は?
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感謝しかないですね。少なくとも私は、本業に力を注ぐことができています。学校にとって本業は学生の教育ですから。そこに職員は力を注ぐべきだし、自分もそうしたいと思っていました。ただ、検定運営も学校運営としては大切な軸のひとつですので、そこを誰かに安心して任せられる、そういう会社に巡り合えたことは本当にありがたいです。
学生の職業観を上げることができたのも大きいです。試験運営をする上で、学生の指導、試験員としてどういう態度で受験者と接しなくてはいけないのかを私が教える必要がなく、NieVが教えてくれる。だから、私は良い人でいられるわけです。厳しいことはNieVが言ってくれるわけですから(笑)。
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― なるほど、そういった利点も(笑)。
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社会で働くために必要な、例えば男性ならネクタイの結び方だったり、女性なら仕草だったり。お金を頂いている受験者さんに対して安心な試験環境を提供する意識を学生に教えて頂けたのは、これも副産物ではあるけれど感謝しかありません。
サービスには完全に満足しています。ぜひそのままでいてください。