元気な猫の男の子ノンタンを主人公とした絵本のシリーズで、1976年に最初の絵本『ノンタンぶらんこのせて』が刊行。その後、絵本はもちろんのこと、CD、テレビアニメ、キャラクター商品などでも人気を博している。(Wikipediaより)

きっと、誰でも一度は目にした事あるノンタン。
子供の頃を思い出して懐かしい人も多いと思います。

え、ノンタンってギター弾けるんだ!?
しかも...

マジで！知らなかった！

自由奔放なアドリブを得意とする。
たいていのことは主人公補正でなんとかなるよ。

ノンタンの赤いギターはギターのロールスロイスとの異名もあるモズライトだよ！
今日に至るまでモズライトは様々な紆余曲折があって俺がリアルでお前がフェイクだみたいな裁判とかあったり色々と大人の事情の多いメーカーだけどその素晴らしいデザインに異を唱えるお友達はあまりいないよね。

ノンタンのモズライトはピックガード上にジャックの無い、サイド・ジャックと呼ばれる初期のモデルで300本ほどしかないレアなモデルなんだ。
その中でも更に貴重なストロベリーレッドって色なのできっと飲まず食わずで48回払いくらいはしてるんじゃないかな。

そう思うとノンタンがこのギターを宝物だと言うのもうなずけるね！

その巨体から弾き出されるグルーヴは圧巻。
また、玄人好みの渋いプレーにも定評がある。

くまさんがボンボンボンと鳴らしてるギターは...
ってそれベースやないかい！
ボンボンボンってそれ誰が聞いてもベースやん！

まあ、ベースギターと呼ぶ場合もあるし細かい事は気にせず気を取り直していこう。

くまさんのベースは惜しまれつつも近年倒産してしまったグヤトーンのEB-9、シャープ５ベースだね。
全体的にシャープなデザインでネックも日本人の手に合わせた弾きやすいスリムな形だからプレイアビリティを重視するくまさんも納得だね。
ベースとしては珍しく、フェンダージャガーのようなヨークの付いたピックアップを採用している個性派だ。

くまさんは左利きなのでとくべつにオーダーしたと思われるよ！

主にリズムギターを得意とするが変幻自在のトリッキーなプレイもこなせるとの噂。
ここだけの話、虎視眈々とリードギターの座を狙ってる。

たぬきさんがジャカジャカジャカと弾いているギターはヤマハのブルージーンズモデルことSG-7。

ちょんまげみたいに特徴的なヘッドの形は海外ではサムライヘッドと呼ばれているとかいないとか。マジでクールジャパンだね。

なすびみたいに愛くるしいボディの形状はリッケンバッカーの4001を逆さまにしたところからインスパイアされたとかされてないとか昔何かで読んだような...
くまさんのシャープ５と同じくたぬきさんのSG-7も60年代の国産ギターの中では名機とされているモデルなんだ。

りんごを頭に乗せ、それを落とさず軽々とプレイする。
影響を受けたドラマーはリンゴ・スターなど。

ぶたさんのドラムスはメル・テイラーと色違いの赤いグレッチのセットだ。
椎名林檎がベンジーにぶってもらうときのグレッチはギターのグレッチだけど、ドラムメーカーとしての歴史もとても長いんだ。
その中でも６０年代のグレッチは丸い形状のマークが採用されていてそれをラウンドバッジと言うんだよ。
ぶたさんのセットにはグレッチのロゴこそ無いものの特徴的なまっすぐ伸びたフロアタムの足やシンバルとフロアの菱形のブラケットの形から60年代のグレッチで間違いないと思うな。
タムホルダーはレール式では無いようなのでリンゴ・スターみたいにロジャースのスイヴォマチックに改造してるかもね。ぶたさん、マニアだね。

メンバーの機材や「のんちゃ〜ず」と言うバンド名から察するにベンチャーズからかなり影響を受けてるのは間違いないかと。
ボーカル／コーラスにうさぎさんたちがいるのでロネッツとかその辺のガールポップとかビーチボーイズみたいなのもたぶんやるんじゃないかなと思うけど、もしかしたらとんでもないガレージ・ロックをやっているのかもしれないね！