演劇場クラスター。関連の感染者は20人になりました。25日、クラスターが発生した広島市のスーパー銭湯で大衆演劇を見ていた広島市の1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。感染者の共通点は「9日に演劇を観た」です。

新たに感染が確認されたのは広島市に住む70代の患者です。広島市によりますとこの患者はクラスターが発生した「スーパー銭湯ゆ~ぽっぽ」ですでに複数の患者が確認されている今月9日を含め、2回、演劇を見ていたということです。

20日から食欲不振があり、コールセンターを通じて検査した結果。24日に陽性と確認されました。

これで演劇場のクラスターに関連する感染者は、劇団員が6人、観客が7人、同居家族など7人のあわせて20人となりました。

25日に新たに判明した広島市の70代の患者は、9日と13日に演劇を見ていますが、観客7人すべての共通点として今月9日に「演劇を見た」ということが分かっています。広島市では24時間対応のコールセンター(082-241-4566)を設け相談を受け付けています。

なお、25日はこれとは別に尾道市の50代1人の感染も確認されています。広島県内の感染者数は、489人になります。