『バウンティ・ソード』とは
スーパーファミコンで発売されたシミュレーションRPG。1995年9月8日発売。2020年9月8日で、発売25周年を迎えます。
戦闘は、敵味方が交互に行動するコマンド入力式ではなくリアルタイムで進行、主人公を含めた全ての味方が基本的にオートで行動するのが最大の特徴です。
1997年6月6日にリメイク作である『バウンティソード・ファースト』が、1998年7月30日には続編の『バウンティソード・ダブルエッジ』が、それぞれプレイステーションにて発売されています。
とにかく渋いストーリー
『バウンティ・ソード』及びリメイク作の『ファースト』の主人公は、当時このタイプのゲームでは非常に珍しかった31歳の男。
主人公のソードは、若い頃はラインメタル王国の騎士団に属し、『不敗の聖騎士』『マスター・オブ・ソード』などの異名で国内外に名を知らしめた騎士でした。
しかし、21歳のとき、とある事件をきっかけに『味方殺しのソード』という汚名を受け、軍を追放されます。
その後は賞金稼ぎに身を落とし、その日暮らしのバウンティハンターとして10年の時を過ごします。
ある日、かつての騎士団の仲間で現在は王国の大臣を務めているマクベスから仕事を依頼されます。南のエウロペア大陸で勢力を伸ばしているオルドバ王国が、密かにラインメタルに潜入しているらしいので、目的を探ってほしい、というものです。報酬の良さからこの依頼を受けたソードは、調査先でオルドバ兵に追われる少女・フュリスと出会い、それが彼の運命を大きく動かしはじめます。
フュリスはオルドバの王・エリュシオンの娘で、大陸制覇を目指す父の行為に反発し、仲間と共に反乱軍を組織し、戦っていたのでした。
ソードはフュリスや彼女の仲間の願いを受け、反乱軍のリーダーとなります。最初は小さかった反乱軍も、戦い続ける内に仲間が増え、勢力を伸ばし、次第にオルドバ王国を追い詰めていきます。そしてソードも、少しずつかつての自分を取り戻していくのでした。
若き日に夢破れ、10年間流されるままに生きてきた男が再び立ち上がる物語は多くの同年代のおっさんの心を掴み(笑)、今なお高い評価を受けています。特に、各キャラのセリフや戦闘の前後に挿入されるソードの独白などの言い回しが非常に渋く、多くのプレイヤーの心に刻み込まれました。
いま遊ぶなら、シナリオを大幅加筆・修正し、仲間により細かい指示を出せる等システム面でも遊びやすくなったリメイク作『バウンティソード・ファースト』がオススメ。PlayStation Storeのゲームアーカイブスで配信されている他、中古でも比較的入手しやすいです。
ただし、1度死んだ仲間は基本的に生き返らない(にもかかわらず、敵のクリティカルや必殺技による即死が多い)、範囲攻撃が味方も巻き込む、等、難易度はSFC版よりもはるかに高くなっています。
2020年9月8日で『バウンティ・ソード』は発売から25周年を迎えます。コロナ禍で揺れる今の時代だからこそ振り返りたいバウンティソードの名言を集めました。
バウンティソードの名言は、以前まとめたコチラで。
いまだ完結しない『バウンティソード・トリロジー』
PSにてリメイク作『バウンティソード・ファースト』が発売された際、本作は『バウンティソード・トリロジー』という全三部作であることが発表されました。『ファースト』のエンディングで次回作の予告編が流れたり、公式ガイドブックの開発者インタビューで続編の設定やシステムに触れるなど、当時はシリーズ化にかなりの意欲があったことが伺えます。
しかし、セカンドにあたる『バウンティソード・ダブルエッジ』の発売本数が振るわなかったせいか、その後続編が作られることはなく、サードにあたる作品は2020年9月現在でも発売されていません。
2020年9月現在のシリーズ最終作となる『ダブルエッジ』。主人公を2人から選び(選ばれなかった方はライバルキャラとして登場)、『ヴォイド』という小型のロボットをカスタマイズして戦わせることができるのが特徴。
『ファースト』譲りの渋い雰囲気は健在ながら、登場キャラの言動が年齢に見合わない(16歳の少年がかなり大人びた話し方をしたり、29歳の未亡人女性が子供っぽい話し方をする)、ヴォイドのカスタマイズが面倒な割に戦闘ではいまいち役に立たない、など、前作と比べると評価は芳しくありません。
そんなワケで『サード』が発売されないまま20年以上の時が流れたわけですが、はたして望みは完全に断たれてしまったのでしょうか?
最近90年代のSRPGが復活し、高評価を得ている
最近『バウンティ・ソード』と同時期に発売されたシミュレーションRPGが復活し、高評価を得ているのをご存知でしょうか?
その一例として……。
6つの国と100人を超える登場人物が繰り広げる国取り戦略シミュレーション。
2020年6月25日NINTENDO SWITCHにて『ブリガンダイン ルーナジア戦記』を発売。
2000年5月の『ブリガンダイン グランドエディション』以来、なんと20年ぶりの新作となります。
聖剣ラングリッサーを巡るシミュレーションRPG。1991年から1999年にかけて、メガドライブやセガサターンなど、多くの機種で発売されました。
2015年7月23日NINTENDO 3DSにて『ラングリッサー リインカーネーション-転生-』を発売したほか、2019年4月には、SWICH・PS4にて『ラングリッサーI&II』が発売。
さらには、2018年8月より、スマホ・PC向けソーシャルゲームとして『ラングリッサーモバイル』もサービス中です。
定期的に新作をリリースしているため復活ではないですが、90年台のシミュレーションRPGを代表する『ファイアーエムブレム』シリーズ。
2019年7月26日NINTENDO SWITCHにて『ファイアーエムブレム 風花雪月』を発売。
また、2017年2月よりサービスを開始したスマホゲーム『ファイアーエムブレム ヒーローズ』もサービス中です。
今だらこそやりたい『バウンティソード・サード』
SFC版発売から25年。当時のプレイヤーもすっかりソードより年上になっていることでしょう(笑)。だからこそ『ファースト』のような、おっさんが活躍するストーリーをもう1度味わいたいと思っているプレイヤーは、筆者以外にも多いと思います。
先ほど見出しに「いまだ完結しない『バウンティソード・トリロジー』」と書きました。実は最初「実現しなかった『バウンティソード・トリロジー』」という見出しにしていたのですが、まだサード発売の望みは捨てていない、との願いを込め、見出しを変更しました。
節目である25周年、相次ぐ90年台SRPGの復活、そして、いい歳になったプレイヤーたち……今こそ、最終作である『バウンティソード・サード』の発売を、強く望みます。
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