本などの索引をつくっていこうという企画「さくいん!」。今回は「新聞うずみ火」による『都構想の嘘と真』です

これは「新聞うずみ火」が主催した、大阪都構想についての学習会の講演をまとめたものですね

登場するのは柳本顕さん(自民党大阪府連)、松本創さん(フリーライター)、森裕之さん(立命館大学教授)です

合計で50ページのブックレットで、手軽に大阪都構想の問題点が知れるので、是非皆さんもお買い求めください


索引



大阪のかつての失敗


・「ワールドトレードセンタービル(WTC)」と「りんくうゲートタワービル(GTB)」……11


大阪都構想について


・「大阪都構想」に明確な定義はない……6

・特別区設置協定書に書かれているもの……6

・大阪都にはならない。都とみなすのみ……9

・知事と市長の仲が悪かったからといって、その地域は成長しないわけじゃない……12

・財政調整基金を大阪市は新型コロナウイルス対策に一円も使っていないこと……35

・大阪都構想の骨格は前回(2015.6)と今回(2020.11)で変わらないこと……36
>・前回の住民投票(2015.5)では、普段選挙に行かない人も投票に行った。その結果としての反対多数……49
>>・維新応援団の票田=大阪で60万票……49

・大阪市の昼夜人口比率は東京23区以上=大阪市の問題は大阪市外で生活している人にも影響……48


二重行政?


・松井一郎「今は、二重行政はない」……11

・市立住吉市民病院について……27
「二重行政」として解体。跡地への民間病院誘致も3回失敗

・「二重行政」解消による改革効果額(削減効果額)は4000万円……47
>・一方、「大阪都構想」実現のスタートアップにかかる費用は約241億円、運営費用に毎年30億円……48


大阪市がなくなることについて


・大阪市はなくなる……7,36

・大阪市を廃止しないと進まない事業なんてない……12

・大阪市がなくなると住民サービスは低下せざるを得ないこと(自主財源減少、スケールメリットの喪失)……13
>・市民プール24→9、スポーツセンター24→18、老人福祉センター26→18、子育て支援施設26→18はすでに既定路線……18


大阪市が大阪府に奪われるもの


・大阪都構想で大阪市が奪われるもの……12

>・市の財源……13,15
>>・特別区の自主財源は区民税・区たばこ税・軽自動車税のみ……15
>>>・東京は特別区税が潤沢……16

>>・大阪市の税収は大阪府に吸い上げられ、大阪市の地方交付税も大阪府に吸い上げられる……42
>>>・大阪府に吸い上げられた税金は大阪市に再分配されるが、その金額を決めるのは大阪府……44

>・市の権限……13
>>・逆に児童相談所や保健所の権限は特別区が担えるが、専門性の高さゆえに財源・人材確保が難しい……14
>>・特別区になることで大阪市が失う権限……38
>>>・「一部事務組合」について……40


特別区について


・「行政区」としての区役所はなくなり、「地域自治区」としての区役所に変貌……8

・特別区の収支見通しは5~48億円の赤字……18

・複雑化する地域の意思決定=特別区間で受けられるサービスに差がでてくるので……19,20

・特別区は、それ事態がひとつの自治体である……37

・特別区の経費=スケールメリットがなくなる……44
>・"別々に存在していたらお金がかかるので一つにしてしまおうというのが市町村合併です。「都構想」は逆行しているのです"……45

・大阪府と特別区の間で、事務分担と財政配分をめぐり政争が勃発する可能性……45
>特別区と特別区の間で財政配分をめぐり政争が勃発する可能性……45


本当に住民サービスは変わらない?


・特別区設置の段階で住民サービスはほぼ現状維持だろうが、特別区長誕生以降は?……19


財政と財政シミュレーション(大阪市を廃止し、4つの特別区を設置した際の財政)について


・カジノだのみの大阪都構想の財政シミュレーション……23

・大阪は他の都市と比べて法人関係の税収に依存……34

・財政シミュレーションに新型コロナウイルスによる税収減が反映されていないこと……34

・財政シミュレーションにはAとBの項目。Bがいわゆる「二重行政」……46
>・「二重行政」解消によるの改革効果額(削減効果額)は4000万円……47
>・一方、「大阪都構想」実現のスタートアップにかかる費用は約241億円、運営費用に毎年30億円……48


インバウンドについて


・インバウンド依存の大阪……24

・"大阪のホテル急増はアパに始まり、アパに終わる"……24

・大阪の経済はインバウンドによって支えられてきた……34,48
>・インバウンドが好調でも全国平均より下のGDP増……48


維新について


カジノと万博


・夢洲=IRと万博の会場が造成中……22

・カジノ業者は日本に来るのに及び腰……22

・大阪のIRはMGM・オリックス連合だが、オリックスCEO「良い投資なのか……?」。開業時期も未定……23

・カジノと警察の天下り。カジノ管理委員会……23

・吉村洋文「(カジノは)見直すつもりはない」……23
>・カジノだのみの大阪都構想の財政シミュレーション……23

・"維新の「改革」は、医療や人権や公共空間、いわば市民生活を守ろうというのではなく、大規模開発、インバウンド誘致、公共財の民営化や民間委託、イベント行政といったものです"……28


維新応援団のメディア、財界


・吉本興業と電通とクールジャパンパーク。そしてテレビ局……24

・『大阪の逆襲』出版(2020.6)。大阪府の御用学者、朝日新聞大阪本社経済部長、「関西近未来研究会」による万博・IR礼賛……25

・「関西近未来研究会」について……26

・吉村洋文知事が読売テレビで、3連休期間中の兵庫県と大阪府の往来自粛を突然要請(2020.6)……29
吉村洋文のテレビ露出が増え始める

・読売テレビでの出演(橋下徹、吉村洋文)が突出している理由……31


松井一郎について


・松井一郎「前回は反対派からさまざまなデマが飛び交った。我々がデマを飛ばしたことはないし、ウソもついていない」……3

・松井一郎「今は、二重行政はない」……11

・雨ガッパについて。新型コロナウイルス対策のため市民から募った……30


吉村洋文について


・吉村洋文知事の人気……29

・吉村洋文知事が読売テレビで、3連休期間中の兵庫県と大阪府の往来自粛を突然要請(2020.6)……29
吉村洋文のテレビ露出が増え始める

・やしきたかじんが吉村洋文と橋下徹を結び付けた……30

・吉村洋文がすべての公職を任期途中で辞めていること……31

・吉村洋文のパーソナリティ……31



年表


2011.4
・大阪市議会選挙。吉村洋文が大阪市議に……31

2014.12
・衆議院議員選挙。吉村洋文が大阪市議を辞め、大阪4区から出馬。比例復活で衆議院議員に……31

2015.5
・「大阪都構想」の住民投票。否決……36,49

2015.11
・大阪市長選挙。吉村洋文が衆議院議員を辞め、出馬。当選……31

2019.4
・大阪府知事、大阪市長の入れ替えダブル選挙。吉村洋文が大阪市長を辞め、府知事選に出馬。当選……31

2020.3
・吉村洋文知事が読売テレビで、3連休期間中の兵庫県と大阪府の往来自粛を突然要請……29

2020.4
・「大阪維新の会」誕生10周年……22

2020.6
・『大阪の逆襲』出版……25

2020.8
・大阪都構想の制度案が大阪府議会で可決……9

2020.9
・大阪都構想の制度案が大阪市議会で可決……3

2023.4
・統一地方選挙、大阪府知事選挙、大阪市長選挙……10

2025.1
・特別区設置(住民投票で賛成多数となった場合)→50日以内に特別区長選挙……9