この記事は私がまとめました

nofrillsさん

2012年6月27日…

BBCでは14:45 BSTから中継(BBC Twoとラジオ、およびウェブ)と告知されている。 bbc.co.uk/news/uk-northe… 日本時間にするには+8時間。夜中。

この握手が撮影されるのかどうか、という点が、マクギネスと女王が対面することが確定したあと、最大の関心事となっていた

(むろん、そんなのは情報操作である。握手しようとしまいと、会うということだけでもう、一線を超えているのだから。)

Buckingham Palace say the Queen and Martin McGuinness will shake hands as they leave the Belfast theatre and the handshake will be capt ...

The handshake between Martin Mc Guinness and the Queen as they leave the Belfast theatre will be captured on camera.

It even feels odd putting Martin McGuinness and the Queen in the same sentence. But today they'll be in the same room, and shake hands.

The Queen will publicly shake hands with Martin McGuinness as she leaves the Lyric Theatre

この「握手」を誰が求めているのか。「シンボリック」な存在、「他者」のための行為をなす存在である女王本人、マーティン・マクギネス本人の意思とは別に、「握手すべきである」という求めがあるのだが、誰がそれを求めているのか。

それはシン・フェインではない。シン・フェインはこれまでの党是、自分たちの原理原則をまげて、「英国の君主と会う」という決断をし(その布石となったのが、2011年のアイルランド共和国訪問でのカウンティ・コークでの出来事だが)、それだけでなく、形式的な儀礼であるとはいえ、握手をするということを決定したのだが、ふつうにほっといたとしたら、あの人たちが女王に会うなどということを選択していたとは考えられない。シン・フェインの支持者や党員にとって、そのような選択は「はいそうですか」と受け入れられるものではない。しかし党の指導部はその選択をした。そこには何らかの「求め」、「圧力」、「要請」があったし、何らかの力学が働いた、それは自明である。

というか、それを求めているのは、それを見たがっているのは、何よりユニオニスト/ロイヤリストの側だよね。シン・フェインのことを「Sinn Fein/IRA」と表記してきた側。

ユニオニストが、2006年10月のセント・アンドルーズ合意 http://en.wikipedia.org/wiki/St_Andrews_Agreement で「シン・フェインとのパワーシェアリング(自治政府における権限分担制度)」にYesと言ったときからずっと、彼らは“シン・フェインがもはや「Sinn Fein/IRA」と呼ばれうる存在ではない”という自分たちの認識が正しいものであるということを示さねばならなかった。

そして実際に、そのようにしてきた。ユニオニズムの側のメディアのスピンには、かなり胃にもたれるようなものもあった。(マーティン・マクギネスがいかに「文人」であるか、など。実際、IRAに入る前は肉屋の小僧だったマクギネスは、文芸に非常に関心の高い人で、英語とアイルランド語で名詩をそらんじていたりするという。)

その最終段階、フィニッシュが今日、2012年6月27日のベルファスト、リリック・シアターでの女王とマーティン・マクギネスの対面だ。

An Ulster Fry to keep the rain out, then one is off to see the Queen #handshake

……あと、マスコミ様ね。「特ダネ」がほしい。たとえそれが「予告されつくした特ダネの記録」であっても。

どのくらいほしいのかというと、Timesのcrime(刑事事件)担当がロンドンからベルファストに行くくらい。(名前見るとアイリッシュだから、北アイルランド出身の人かもしれないけど……)

リパブリカン側は…

This photo was taken on June 25, 2012
By James Whorriskey

デリーのボグサイド(マーティン・マクギネスの出身地)での撮影。現在は消されている。

Police continue to monitor situation on Black Mountain and are working closely with community reps. Area is now calm but tense.

こちらはベルファスト。

At least one republican was taken to hospital after being beaten during the afternoon with hatchets and hammers by a gang of loyalists who were trying to remove sheets spelling out the slogan Eriu is Our Queen – a reference to a Irish Celtic warrior queen – and a massive Irish tricolour that could be seen from the air.

The loyalist attack prompted hundreds of republicans from various factions opposed to Sinn Féin to gather during the evening on the mountainside overlooking the city.

「リパブリカン対ロイヤリスト」の対決になっちゃってるのは、非常によくない。同じ記事に書かれているんだけど、衝突発生前に、警察のヘリがこの文字と旗を吹き飛ばそうとトライしていたというし、「ロイヤリスト=警察」の図式に乗っかってしまった(「警察はロイヤリストとグル」というのは、リパブリカンにとっては一種のトリガーワードのようなものでさえある)。

Contrary to some online reports, police can confirm that they were not involved in the spontaneous disturbance at Black Mountain earlier

警察のツイート。嘘じゃんね。「ロイヤリストが暴れた」という場合に、警察がそこに関わっていたことにできないのはわかるけど、あまりにすぐバレすぎてる。

Did the PSNI actually just make a statement on twitter reassuring people that they weren't involved in causing trouble on Black Mountain?

The area on Black Mountain remains calm. Police would like to thank all community representatives for their continued work.

現地、26日23時20分すぎ(時差8時間)の警察のツイート。「夜通し荒れる」といったことにはならなかった、という報告。

今日、北アイルランドについて私がツイートしたりRTしたりするのは、「美しい物語」だけと思います。それが全体的なムード(BBC NIなど参照)で、私がそういうのを求めているから。それとは別に、thepensivequill.am/2012/06/from-d… のような立場があることは、知っておいてください。

「理解」、「和解」という美しい「大きな物語」が、個人の(また個人の集合体の)野心と結びついて、大きな流れを作る。今日と明日、北アイルランドで起きるのは、そういうこと。数年前、UDAのJ・マクドナルドが共和国を訪れて当時の大統領夫妻と親しく交流したときも、同じ流れが作られたけど。

ネルソン事件の報告書がああでなければ、ハイツ・バー事件のオンブズマン報告書がああなっていなければ、バリーマーフィー事件のインクワイアリが行われることになっていれば、つまり英国のシステム(NIOとセキュリティ・フォーシズ)がほんの少しでも「真相」について真摯であれば。

一方で初日、6月26日は…

もうやめて、あたしのライフはゼロよwww (どっちなんだよほんとまじで) RT thejournal_ie: No decision on photo of Queen-McGuinness handshake jrnl.to/LxYz5R

BBC News - Queen to begin two-day Northern Ireland visit bbc.in/LxjkP4 マーク・シンプソンによる解説記事。