第25話 妖精板は過疎板の香り.
743:名も無き妖精
キタコレ
744:名も無き妖精
どうせ海外のコスサイトから引っ張ってきた画像でしょ
745:名も無き妖精
バカ!
1さんは写真屋拾ってハシャいじゃったリア厨なんだからね!
今回もバレバレのコラ画像を見せてくれるよwww
746:名も無き妖精
あのダメリカ人のリトルグレイ捏造映像的なチープ感がいいんだろうが
素人はすっこんでろ
747:名も無き妖精
1週間かけてシコシコ画像作ってた1涙目wwww
748:名も無き妖精
1の異世界CG集の発売まだぁ?
出ても買わないけどw
749:名も無き妖精
エロかったら許してやらんこともないぞ1よ
750:名も無き妖精
もうやめて! 1のライフはとっくに0よ!
751:名も無き妖精
こないだアップされた異世界の街の風景もなかなか笑えたな
海外サイトから引っ張ってきたのをちょっと弄っただけという・・・
今回はもうちょっと気のきいたの頼むぞ!
752:名も無き妖精
でもいちおうパンツは脱いどいた
753:名も無き妖精
1もどうせ釣るならもっとメジャーな板でやればいいのに
題材的には合ってるからいいのか?
754:名も無き妖精
なんで存在してるのかが謎ってレベルだよ>妖精板
755:孤独の俺◆4noig329de
生きていたか1よ
なかなかの超展開だが悪くないぞ
画像はやく!
756:名も無き妖精
>>751
俺はけっこうあれ好きだけどな・・・・
中学生のころ夢想したファンタジー世界丸出しな感じが
ほっこりする
757;名も無き妖精
本当は・・・・本当は俺だってこんな糞スレを信じたいんだ・・・!!
だけど・・・・俺達は騙されすぎた!
もうこの手のスレに一喜一憂したりしない!
758:名も無き妖精
わかったからsageろよ
759:名も無き妖精
エルフ買ったのはいいけどお金はどうしたのかな1ちゃん?
760:名も無き妖精
コショウ持ってって売ったに決まってるだろ。
言わせんな恥ずかしい。
761:名も無き妖精
異世界人「この『ギャバン』というのは・・・・・?」
762:名も無き妖精
まて。なぜ文字が読めるww
763:1◆Xc544iUoWE
ひどいなお前ら
俺が写真をここにアップするのは、いままでいろんな
エルフ画像とか貰って世話になったお前らに対するせめてもの
礼のつもりだというに・・・・
さて、今回奴隷は2人買ったわけだが
まず一人目。白エルフちゃん
<画像アドレス>
二人目。黒エルフちゃん
<画像アドレス>
2人で仲良く
<画像アドレス>
>>760
見破られたのう・・・
―――――――――――――――――――――――
とりあえず画像を貼ってみる。
ちなみに2人とも顔はモザイク処理して隠しておいた。深い理由はないんだけど……。
なんでだろうな。独占欲みたいな気持ちなのかなコレ。「他のどうでもいいやつに俺のエルフを見られたくない、だけど自慢はしたい」みたいな?
ま。掲示板なんて遊びでやってる以外には、たいした意味なんてないんだけどもさー。画像が話題になったら「良い出来でしょう? これCGなんですよ。今度CG集出るから買ってね!」って出来るかな? って程度だし。
それに、どうせエルフ写真集は作るからな! 自分用に!
その後のスレの動向も気になったけれど、書き込み待ちしてる時間が無駄だ。やることはさっさと済ましてしまわないとな。
一階に降りて出かける支度をする。夕方というか、暗くなる前に宿に戻らないと、異世界の夜道とか危険ってレベルじゃねぇ。ロールプレイングゲームだとエンカウント率とか上がるよねー。
母親に「ちょっと出てくる、今日もちょっと夜留守にする」と告げると、コタツに入ってミカン食いながら俺に言い放った。
「ちょっと待ちなさい次郎。最近またよく遊びに出てるけど、あんたいつまで働かずにいるつもり? もう2年もオークションだかなんだか知らないけど、遊んでばっかいて……。だいたいニートをいつまでも養っていけるほど
そうは言うがな、就職なんてそうそうありはしないんだよ。
まして、俺みたいに高卒で職歴スカスカのニートなんてな……!
さらに今、また就職が遠のいているんですよ現状……。というより、もうとっくに就職する気ゼロと言っても過言じゃないんです。
「じゃあ俺、近いうちに家出るわ。ちょっと安定して取引できる場所が見つかったもんで、それで上手くすれば生活できそうなんだ。……ただ、もう少し時間掛かるかもしれないから、長い目で見守っててくれ」
「長い目ねぇ……。半年前も同じようなこと言ってたけどね、あんた」
今度はホンキだっつーの!
これ以上追求される前に車の鍵を握り締めて外に出た。
実際……1人暮らしするのもいいけど、ある程度安定した収入がないと厳しいよなぁ。車だって欲しいし。
家の軽自動車に乗って、とりあえず郵便局へ。
発送できる分の商品を送り、ATMでお金を少し下ろしておく。
今回のエフタとの勝負でけっこうお金使っちゃったからなぁ。さっさと商売を軌道に乗せたいものだ。
その後、いろいろ買い物をして帰ってくるころには、14時を回ってしまった。
一回シェローさん家に寄ろうかと思ったけど、もうだいぶ時間押してるし、掲示板確認して、さっさと宿に戻ったほうがいいな。暗くなるまえに戻らないとならんし。
つか、マジで異世界での移動手段は早めになんとかしないと不便すぎるな……。
掲示板を確認したが、まあ、大体想定内の流れ。
いちおうフォローのレスしておくか。
―――――――――――――――――――――――
764:名も無き妖精
通報しました
765:名も無き妖精
通報しますた
パンツは洗濯に出しますた
766:名も無き妖精
ポーズwwww
昔の風俗情報誌でよく見たなコレww
767:名も無き妖精
ふたりとか・・・
1さんはとんだ性豪やで・・・
768:名も無き妖精
え、これマジ?
ダークエルフちゃんマジかわいいんですけど??
769:名も無き妖精
白いほうどうなってんだこれww
クオリティ高すぎだろww
770:名も無き妖精
白いほう刺青?
上級者向きすぎね?
771:名も無き妖精
>>768
マジマジ
コラじゃないよ、絶対違うよ
772:名も無き妖精
本物なら1のトリップ書いた紙を持たせるとかしろよ
あと顔も見せろ
いえ、見せてください
773:名も無き妖精
私はこの黒い子に10万円出しましょう!
774:名も無き妖精
つっ、続きを早く!早くするんだ!
間に合わなくなっても知らんぞー!!
あっ!?(パンツを汚しながら)
775:名も無き妖精
お前らさんざんバカにしてたくせに
変わり身はやすぎだろ・・・
いいぞ、もっとやれ
776:名も無き妖精
これだけクオリティ高いならコラでも許せる
耳の作りこみも申し分ない出来
白エルフは黒エルフより少し耳が長い仕様なんだな
777:名も無き妖精
これって元画像どこで入手したんだ?
むしろそっちのほうが気になるんだが
2人ともすんごいモデル体型だし、素人さんにしては
ハイレベルすぎる
778:名も無き妖精
1さんは実は海外在住で
地元の子をモデルに誘って撮ったと予想
撮影後はスタッフで美味しくいただきました
マジレスするとプロのフォトレタッチ技術があれば
体型も顔も自由自在に変えられるんだよ。
1枚目と2枚目の写真が風俗嬢のポーズなのは
レタッチ技術すごいだろという暗喩が込められいるのでは?
779:名も無き妖精
誰も異世界信じてなくてワロタ
780:名も無き妖精
俺は信じてるよ
あれ?お前信じてないの?
781:孤独の俺◆4noig329de
1枚目 刺青はさすがに引くわー
なんでこの子買ったんだ1は?
2枚目 巨乳ダークエルフキタ!
もう揉んだり吸ったり転がしたりしたのかな
う、羨ましいぞちくしょー!
3枚目 ワロタw
これなんのポーズだっけ?
782:名も無き妖精
ネタにマジレスカコワルイ
783:名も無き妖精
ああ・・・次は動画だ・・・
784:名も無き妖精
刺青のほうはいいから黒いほうを重点的に頼む
785:名も無き妖精
>>773
私は15万円出しましょう
786:名も無き妖精
>>782
某女児向けアニメ
しかも初代
787:名も無き妖精
本当にこのエルフっ子たちが1の奴隷になったってんなら
証拠として次のコミケに連れてくること
もちろんエロコスでな!
788:名も無き妖精
身体が観たいわ!
その子の裸をみせてちょうだい!!
789:名も無き妖精
いい年こいた大人がああ
790:名も無き妖精
白だの!!
791:名も無き妖精
黒だの!!
792:名も無き妖精
黒だの!!
793:名も無き妖精
黒だの!!
794:名も無き妖精
黒だの!!
795:名も無き妖精
完成してないとこはじめて見たw
黒ばっかじゃねーかww
796:名も無き妖精
白不人気すぎてワロタ
797:名も無き妖精
名前は?
奴隷にも名前くらいあるんでしょう?
798:名も無き妖精
奴隷1号2号
18号は俺の嫁
799:名も無き妖精
クソソソさんチィーッス
800:名も無き妖精
800だったら俺が名付け親になる!
801:名も無き妖精
>>800
おめ
エロいやつ頼む
802:名も無き妖精
>>800
1のレスを待てよ
803:名も無き妖精
1なら俺の横で奴隷寝取られてるよ
804:名も無き妖精
奴隷NTRとか胸が熱くなるな……
805:名も無き妖精
おい
やめろ
806:名も無き妖精 (メアド)
1の異世界行きがガチだったとしたら
俺も連れて行って欲しいんだけど
申し込み窓口はここでいいんでしたっけ?
捨てアド晒しとくわ
頼むぞ1!!
807:名も無き妖精 (メアド)
俺もれも
808:関羽
>>806
そんなものはない
809:名も無き妖精
1が来るまでにパンツ洗ってくるか……
810:名も無き妖精
事前に脱いでおいてよかった・・・・
811:1◆Xc544iUoWE
やあお前ら
楽しんでもらえたようでなによりだ
今から異世界の宿で奴隷達と一夜を共にしてくるよ
あとお前らには不人気の白いのだけど
声超かわいいし動きとか優美でかっこいいんだぞ
上級者向きなのは俺も認めるところだがね
今度ボイス録音してきてやるよ
>>800
頼んだ
―――――――――――――――――――――――
レスしてたら、そろそろ時間やばい。
スレの続きは今度にして、とにかく戻らなきゃな。
どうせ過疎板だし、たいしてレスも付かないだろう。
◇◆◆◆◇
エリシェの街に着くころには、日が落ちはじめていた。
あいつら大人しく留守番できたのかな。マリナはともかくディアナはなんとなく不安だぜ……。
エリシェ50周年祭はまだ続いている。
そういえば、エルフ奴隷手に入れたらいっしょに祭り見物しようって思ってたんだっけな。明日3人で回ってみるか……。商売のアイデアもあるかもだし……。
今俺は背中にリュックを背負い、両手に手荷物をぶら提げている。向こうから持って来た品物なのだが、ちょっと欲かいていろいろ持って来すぎたようだ。屋敷からここまでの距離を考えれば、もう少し自重するべきだったのだが、ついつい……ね。
徒歩120分はマジで疲れる……。はやく宿で休みたい。
宿は中央広場近くの大通り沿いにあり、外の喧騒が聞こえてきてしまい少しうるさい。祭りの時期を外せば大通り沿いといえど、気になるほどの騒音はないと思うが。
宿に戻った俺は荷物を部屋に置き、ディアナマリナの部屋に。
さて2人共ちゃんと留守番できたのかな?
「ディアナ、マリナ、いるかー?」
ノックしながら声を掛ける。こういうときって奴隷相手なんだから、もっと問答無用な感じにやるもんなのかな。
ま、奴隷との距離は自分のサイズでやるって決めたんだけどさ、もう。
「おかえりなさいです、ご主人さま。今ちょっとお客さんが来ているのよ」
「あら、こんにちは。ジローさん」
ひゃあ! 神官ちゃんじゃないの!
普段の神官服もいいけど今日の街娘服もよく似合って素敵だよ。長いブロンドヘアーを三つ編みにしちゃってダサ可愛い。
やっぱ俺に会いに来てくれたのかな。やっぱり俺と神官ちゃんは見えないアレで繋がってるんだよなぁ……。
「こんにちは神官さま。今日はどうしたんですか? 僕になにか用事があったんでしょうか」
「はい。あ、ジローさんに用事というわけではなかったんですけれど。こちらのディアナさんが私に聞きたいことがあると精霊通信で話しかけてこられましてね。最近は精霊通信が使えるエルフは稀ですし驚きましたよ」
聞きたいこと?
つか精霊通信ってなんぞ? 電話みたいなもんか?? 精霊万能すぎるだろ。
「ちょっと聞きたいことがあって私が精霊を使ってよんだのです。私はこの辺りの地理にくわしくないですし、地元の神官に聞くのがはやいと思って」
はいキター。
用もなんもないのに俺に会いになんか来ないってわかってた!
当然わかってたよ! ちょっとお約束的に言ってみただけだよ!
「なにを神官さまに聞くことがあったんだ?」
「『アレの日』のことなのです」
あーはいはい。アレの日ね。
アレの日のことは重要だよね。やっぱ同性のアドバイスとか必要になってくるよね。
なんならご主人さまも手伝う準備ができているよ!
「なるほど。まあ、ちょっとお菓子を買ってきてあるので、お茶しながら話はゆっくり聞くことにします。マリナ、マリナはいるか」
「ん~、ムニャムニャ、もう食べられないであります~」
「マリナはお昼を食べてからずっと寝ているのです。食べてすぐ寝ると牛になるってのは本当だったのですね……」
奴隷根性が染み付いているようで、この自由さ。
3食昼寝付きとは良い身分じゃないか! そんなんだったら俺だって奴隷になりたい!
寝顔とか寝姿とかいろいろ堪能するのもいいが、とりあえず起こすか。
「おい、マリナ 起 き ろ !。ケーキ買ってきたぞ」
「ん~? はわっ、あ、主どの、お帰りなさいませ。マリナはまだ食べられるであります」
「おはよう。マリナにもちゃんとあげるから。起きたら人数分お茶を入れてくれ」
「ご主人さまはマリナに甘いのです……」
異世界と日本とは、一日の長さも、日照時間もだいたい同じなんだけど、気候は少し違う。日本よりこっちのほうがまだ暖かいんだよな。
日本は今12月だからけっこう寒い。
そして今日は24日。
そう、クリスマスイブなんだわ。
当然聖夜らしい浮かれた用事は皆無だったんだけど、今年はいっしょに過ごす相手がいるからってんで、ホールのケーキをわざわざ買って持って来たんだわ……。
すみません。自分ちょっと浮かれてます。
しかも神官ちゃんまで加わっちゃって、ハイエルフ、エルフ、ダークエルフの3種揃えですよ。これで浮かれなければ男じゃない!
「俺の故郷では今日はちょっと特別な日でね。ケーキを食べて祝う習慣があるんだよ。てわけで、みんなで食べよう。神官さまも是非いっしょに」
ケーキを自前のナイフで取り分ける。
無難にチョコレートケーキってかブッシュドノエルにしたけど、異世界人の口に合うのかな。そういえばこういう類のケーキは見たことなかったな。
マリナがお茶を入れて、ケーキを配ってテーブルに座る。
どうもこの手のケーキはみんな見たことがない模様。食べてどんなリアクションするんだろ。
そろそろとケーキを口に入れるマリナ。その様子を見守るディアナ。お茶を飲んでいる神官ちゃん。
ディアナめ、マリナに毒見させたな。
「!? あっあっあっ主どの。なんでありますか? なんでありますかこれー? 甘いの、これすごく甘いの!」
釣り目がちの瞳をまん丸にして夢中でパクつくマリナ。
その姿を見て、ディアナと神官ちゃんも口に入れる。
「「ヴァラスダーニャ!」」
「甘いのです。甘いのです。ご主人さまは本当に甘いのです。こっこんな良いものを奴隷に食べさせるべきではないと思うのですよ。ほっぺがおーちーるーぞー」
「ジローさんの故郷のケーキなんですかこれ? こんなに美味しいケーキは私も初めてです……。長く生きたつもりになっていたけど、世界はまだまだ広いのね……」
好評のようでよかった。
こういう生スタイルのケーキはこっちにはないのかな、ひょっとして。
料理人の天職もあることだし、ケーキの売り出しとかやったら儲かるかもしれないな。効率がどうなのかはわからんが、祭りの時期だけ屋台でやるとかも楽しいかもしれんね。
しかしケーキなんか食っちゃってクリスマスらしいことしたの何年ぶりだろうな。これであと夕飯にチキン食べて、夜はエルフ達とベッドインしちゃったら完璧すぎて涙が出るほどだね!
でもま、その前に、アレの日のことを聞かなきゃなー。