24時間マルチチャンネル後のMXの画質の変化を検証してみる



恐らく地上波でアニメを最も多く放送しているであろうテレビ局、TOKYO MXが2014年4月1日から24時間マルチチャンネル化しました。
MXはこれまで一部時間帯でSD画質のマルチチャンネル放送を行っていましたが、圧縮技術の進歩により、HD画質でマルチチャンネルを行えるとのことです。が、やはり今まで1チャンネルとして使っていた帯域を2つに分けるとなると画質の劣化は避けられないはず。

じゃあ本当のところはどうなんだろう?ということで検証してみました!
まずはクールを跨いで再放送中のアニメ、ソードアート・オンラインのOPの同じコマで比較してみました。 左から4/1以前のMX(以下旧MX)、4/1以降のMX(以下新MX)、ついでにとったBS11になります。

比較1 ソードアート・オンラインOP
旧mx 新MX BS11

続いてニセコイのOPで比較してみました。 こちらは新旧MX、BS11、tvk、テレ玉、チバテレビの6局で比較しています。画像をクリックすると画面全体を表示できます。
比較2 ニセコイOP
旧MX 新MX BS11 tvk テレ玉 チバテレビ
スクショの一部だけでは分かりづらいかもしれませんが、
静止した場面では旧MX、新MXの画質に大差はないですが、新MXは動きの激しい場面、スピード線の表現をしている場面、キラキラした透過光を使用した場面などで旧MXより映像が乱れやすいです。
今回比較した中で一番画質がいいのはBS11でしょうか?一番ノイズが少ない気がします。

結論としては、やはりMXの画質は落ちています。関東ではMXのみでしか放送しない作品が多い中、これはちょっと残念…

以上、MXの画質検証でした!
このサイトで久々に一覧以外のモノをやった気がします…

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