まさかあのバンド?…「黒夢」の商標権がオークションにかけられてる

90年代に絶大な人気を誇ったバンド「黒夢」。その「黒夢」の商標権がオークションにかけられていました。事の真相は?清春はどうしているのか?

更新日: 2016年09月17日

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◆90年代に圧倒的な人気を博したロックバンド「黒夢」

1991年結成、1994年2月「for dear」にてメジャーデビュー。初期はヴィジュアル系として派手なメイクと過激なライヴパフォーマンスにより人気を博した

95年に発売されたアルバム『feminism』は オリコンチャート初登場1位を記録、また同年日本ゴールドディスク大賞ベスト5ニューアーチスト賞を受賞

ヴィジュアル系として後世に与えた影響は大きく、特にヴォーカル清春のフォロワーは特に多い。

◆その黒夢にあるニュースが

ロックバンド黒夢の商標権が東京国税局によってインターネット公売に掛けられていることが16日、関係者への取材で分かった。

出品された商標は文字の「黒夢」(2件)と「KUROYUME」「kuroyume」の計4件で見積価格は3万8000~25万円。

公売への参加申し込み期間は終わっており、23~26日に最高額を提示した人が落札する。売却決定日は10月5日。

◆商標権って?

自社の商品と他社の商品とを区別するための文字、図形、記号、色彩などの結合体を独占的に使用できる権利

商標は特定のブランドを示す文字や記号、図形などのこと。衣服や印刷物、ネット経由で受信・保存できる音楽ファイルなどに付して使用する

たとえば、「コカコーラ」。商標を付すことで、類似商品と区分し、コカコーラ社が製造し、いつも変わらぬ同じ味、なぜかたまに飲みたくなる「ペプシ」じゃなく「コーラ」、ということを需要者に伝える事ができます。

◆官公庁オークションとは

インターネット公売や公有財産売却など、各行政機関による行政手続きの一部をインターネット上で実施するサービス

公売は公官庁が差し押さえた税金滞納者の財産(動産・不動産)をオークションで換金し、未納金を回収する手続き。

税金滞納者から差し押さえた商品や、地方自治体が使っていた備品などをヤフオクのシステムを利用して売買している

つまり…

◆税金未納のため差し押さえられた?

「個別の案件には答えられませんが、一般論として、こうしたケースは税金滞納による差し押さえの例がほとんどです」

東京国税局のコメント

特許情報プラットフォームで調べると、もともとの商標権の所有者は、「黒夢」のボーカルである清春さん(47)が設立したレコード会社「フルフェイスレコード」になっていた。

黒夢や清春さんの所属事務所であるmid fieldに確認の電話をとったところ、「番号は現在使われておりません」の音声ガイダンス流れてつながりませんでした。

「黒夢」のCDを発売しているエイベックス・ミュージック・クリエイティヴの担当者は「現在、弊社では黒夢との専属契約は解除しており、詳細は不明です」と回答している。

◆これにはファンも動揺

国税局のオークションで黒夢の商標権が競売にかけられてるらしいけどどういうこと??

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