カスタマーレビュー

2020年9月23日に日本でレビュー済み
色んな事を考えたり思い出しながら、一気に読みました。
あまりにも正しすぎる内容に、何にも考えず男同士で馬鹿にやってた頃の自分を否定されているような気がして、ムカつきながらも当時モヤモヤしていた行き過ぎた男同士の同調圧力の事にも触れており、あの感覚は自分の息子には植え付けないようにと心に誓いました。読んで良かったです。

ですが、著者の創作物に対する考えは受け入れられません。表現の自由なんて事は言うつもりはありませんが、漂白された毒にも薬にもならない物を観て読んで何が楽しいのか。何でもかんでもケチつけているような気がして読んでいるこっちがしんどくなりました。
著者はなるべく子供と一緒に鑑賞して、良くない性表現等があればその都度おかしいねと言うそうですが、そこは見習いたいと思います。
これからの男の子たちは大変だと思いますが、少なくとも自分は弱い所も息子にみせながら一緒に成長していきたいと思える本でした。ムカつくけど。