肉牛1頭を盗んだ疑い 加茂署が比国籍の男を逮捕
2020年8月1日 05時00分 (8月1日 12時03分更新)
会員限定
飼育されている肉牛を盗むなどしたとして、加茂署は三十一日、窃盗と建造物侵入の疑いでフィリピン国籍の住所不詳、無職ガリンド・オスワルド・アレマニア容疑者(46)を逮捕した。
逮捕容疑は同日午前一時から四時ごろの間、何者かと共謀し、坂祝町内の法人が経営する放牧場に侵入し、黒毛和種のメス一頭(体長一・八メートル、体重五〇〇キロ、七十万円相当)を盗んだとされる。署は、認否を明らかにしていない。
署によると、同日午前六時半ごろ、放牧場の男性経営者(55)から「牛一頭が死んでいる」と署に通報があった。署員が駆けつけると、牛には切断された跡があり、右前脚がなくなっていた。
通報の二時間半前の同日午前四時ごろ、美濃加茂市西町で、別の署員が自転車に乗っていた容疑者の男ともう一人の男を不審に思い、職務質問したところ、一人は逃走。容疑者の自転車には血痕が付いており、任意で事情を聴いていた。
署によると、放牧場のフェンスには牛が通れるほどの穴を開けた跡があり、署は放牧場から連れ出して殺したとみている。署は逃走した男も事件に関わっているとみて調べている。
関連キーワード
PR情報