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警察OB・元政治家秘書の社会評論家│渋井治雄が時事問題を語る

偽装首吊り自殺は他殺の方法として一番使われるもの、殺される理由は何だったのか

精神に余程の異常がある人や生活苦の人や未成年者でもない限り、自殺行動には信念と勇気が必要なもの、そんな方は、皆、自殺の意図を、しっかりとした遺書として残されるものなのです。普通の生活をしていた人が、大した理由でもないことで自殺などするわけがありません。他殺の理由は怨恨か、見せしめか、口封じなのですが、薬物事案は、とかく口封じが多いものなのです。それと気を付けなければならないのは、世間に知られたくないことを防ぐための妨害工作としての、見せしめの殺人です。これも昔から多いですね。

殺害方法は、自殺に見せかけることが重要で、やはり首吊り自殺が一番に用いられる方法です。無理やり首を絞めて殺せば、不審な索状痕が残りますから、それが残らない方法で首吊り偽装殺人を行うはずです。手を使わずに前もって紐をかけてから、背中に乗せ回転させれば首が締まり殺せるはずです。それから、たとえ不自然でも、カーテンレールやドアノブやクローゼットにでも後からかければ、首吊り偽装殺人は終了となります。しかし、素人が考えても、首吊り自殺は、高く、そして、しっかりとしたものにロープや太めの紐を縛り付けて行うものであり、今回のクローゼット報道には信じられないものがあります。まさかクローゼットが2メートル以上あるはずもなく、そんな所での首吊り自殺は不可能だと思うからです。

大体、タンスや押し入れやクローゼットは、殺した死体を、とりあえず犯人が隠す場所なのですから、自殺者は、そんな所で自殺などしないと思いますね。何度も言いますが、専門家の先生のおっしゃる通り、自殺の九割は他殺なのですから、森友問題もそうですが、如何に相手が権力や財力に強い人々であっても、国民としては、その真実を知りたいところです。残念なことなのですが、戦後75年経っても、今でも手を変え品を変えて、真の愛国者は次々と葬られているのが現実です。

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