「なぜ?」「何が原因…」”兆候”がなかった人気俳優・三浦春馬さん突然の死…謎はいっそう深まるばかり

2020年7月20日 00時00分

三浦春馬さん

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 警視庁は三浦さんの自宅に遺書のような文面のメモが残されていたことや自身で首をつったとみられることから、三浦さんは自殺を図ったと判断。経緯を調べるため、前日のドラマ撮影から帰宅後、自殺するまでに三浦さんが連絡を取った人物がいるか、メールなどを含め、確認を進めている。
 見つかったメモの内容や誰に宛てたものだったかは明らかにされていない。
 三浦さんは18日午後0時35分ころ、東京都内の自宅マンションのクローゼットの中でひも状のもので首をつった状態で発見され、発見者が119番。病院へ救急搬送されたものの、死亡が確認された。発見者はマネジャーだった。
 マネジャーは同日、三浦さんが亡くなる前日の17日にはふだん通り変わった様子もなく参加していた9月期スタート予定のTBS系ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」の撮影に時間を過ぎても姿を見せないことを心配し、自宅を訪ねたという。
 責任感が強く、ストイックに芝居に取り組む姿勢が評価されてきた三浦さん。ミュージカルや歌にも取り組み、英語などの語学習得にも熱心だったといい、そうした一方で自殺を選ぶまでに追い込まれた事情があったとすれば、周囲に相談することなく、孤立していたのか。自殺を図った際の飲酒の有無についても警視庁は確認しているとみられ、衝動的自殺か、仕事の悩みや私生活の問題を苦にした覚悟の行動か、ふだんの三浦さんからは兆候がなかったといわれるだけに、真相は判然としない。
 三浦さんは映画の出演作「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の公開を23日に控えており、公開当日には主演の長澤まさみらによる初日舞台あいさつ(無観客)が予定されていたが、このイベントの登壇者には三浦さんの名前は含まれていなかった。

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