離婚はしませんから。
いま、ご存知の通り別居中です。
3人で暮らし不自由していません。
環境は変えたくないし納得出来ないので離婚には応じませんから。
好きにして下さい。
そう
冷たく冷静に伝えました。
………。
黙ったまま涙を拭いた花さんは携帯を少し触りラインの確認?か何かをしました。
そして。
…ここからジワジワと責める口調に変わったのです
(この会話に関しては後々、録音しておけば良かったと後悔しました。ボイスレコーダーなり携帯の録音アプリなりを準備する事をおすすめします。)
今日は何の話だったのですか。
え?
私に会って、離婚しないと言いにきたのですか。
……
(怖い。顔つきが変わってる。怯んではいけない。)
事実確認がしたかっただけです。
事実確認?
あなたがこのまま夫と付き合っていくのか、私には知る権利があります。
大恋愛のつもりでしょうが、夫には家庭があり責任はありますから。
愛情がなくても離婚しないと言う選択で制裁をとお考えですか。
(


)
バカにされたもんだな……
私、ほんと何しに来たんだっけ…
思い返してみると、これでもお互い感情を抑えながら長く話しました。
つい同情したり、それこそテーブルをひっくり返したくなったり、泣きたくなったり
情緒不安定なまま、よく頑張ったと自分でも思います
気づくともう4時間は経過していました…
そして花さんは
驚くべき事をしたのです