花さんとの話 3

テーマ:


花さんは
この人、バラすつもりなのか?と探るような表情で私の顔をジッと見てきました。

ここで私は、
(いったい何をしに花さんに会いにきたのか?)
と自分で分からなくなりショボーン
沈黙がしばらく続き…


花さんの別れた旦那さんにわざわざしらせるような面倒な事はするつもりはない。
慰謝料だって、この人に請求したら
たいじがサッサと払うだろうムキー
たいちゃん守ってくれてありがとう!と喜ばせるだけ。
会って私は何がしたかったのか。

あぁ、
この我が身におこった信じられないような現実をはっきり認めたかった。
花さんと言う存在が実在することを確かめたかっただけ。
そんな事を考えながら黙っていました。


この時点で既に元夫に未練はなく憎しみの感情しかなく
嫉妬の感情は皆無で。
ここでまだ嫉妬があれば修復に向けた動きをしたのかなと思います。

沈黙の中、
花さんが運ばれたお料理を食べ始めました。

あぁ、食べるんだ。お昼だもんね…
よく食べられるな。
私こんななっちゃったけど、この人はぽっちゃりしてお化粧もバッチリして
食欲もあり。
加害者って、こんなに違うだなぁ…

そうか。
私、被害者だよね。


そんな事を考えていました…