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俳優の三浦春馬さん死亡…自宅で自殺か、「本当に残念」

三浦春馬さん

 俳優の三浦春馬さん(30)が18日、東京都港区の自宅マンションで首をつっているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。遺書のようなメモが見つかっており、警視庁は、三浦さんが自殺を図ったとみている。

 捜査関係者によると、三浦さんが仕事に来なかったため、マネジャーが18日昼過ぎ、マンションの部屋を訪問し、クローゼットの中で首をつっている三浦さんを発見した。警視庁が、メモの内容などについて確認を進めている。

 三浦さんは茨城県出身。NHK連続テレビ小説「あぐり」(1997年)などで、子役として活躍。その後、ドラマ「ごくせん」や映画「進撃の巨人」などに出演し、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)で好演した。

 9月に放送予定のTBSの連続ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」にも出演予定で、最近も自身のインスタグラムで、「キャスト、スタッフ一同、テレビの前の皆様に9月から、より笑って頂きたく撮影に励んでおります!」と意気込みをつづっていた。

 近年は舞台でも才能を発揮し、主演ミュージカル「キンキーブーツ」で2017年、第24回読売演劇大賞の優秀男優賞と杉村春子賞(新人賞)を受賞した。

 映画・演劇評論家の萩尾瞳さんの話「今年上演されたミュージカル『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド』での脱獄囚役が印象に残っている。華やかな存在感と確かな歌唱力だけでなく、芯にある複雑な人間性をきちんと見せられる俳優で、ミュージカルの裾野を広げてくれるすごいスターが現れたと思っていた。本当に残念でならない」

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