この作家の更新小説
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本のある生活 三津凛
本を読む面白さというのは、「視線(思考でもいい)の延長性、あるいは飛躍」だと私は思う。1冊の本は100冊の本に通じる。
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微笑みと国 三津凛
あの窮屈な日本。病んでせせこましい人でぎゅうぎゅうの日本がどこか愛おしくなった。私の居場所はここではない。あくまでバケーションだ。
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祥子とむかで 三津凛
「殺しちまおう」祥子は怖がるそぶりも見せずにむかでに鋏を向けた。むかではまるで怒ったようにざりざり畳を這い回る。
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三木清 大学論集 三津凛
三木清の「大学論集」から、教育について。
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続・三木清 大学論集 三津凛
三木清の大学論集より。教育について改めて。
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戦争の惨禍-15歳の少女が見たアウシュビッツ 三津凛
「エヴァの震える朝」の感想。
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備忘録のすゝめ-エッセイ 三津凛
エッセイについて。文章を書く楽しさや、表現することについて。
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11月13日の図書館 三津凛
図書館について、本について。棚をめぐる楽しさ。
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路傍に泣く猫あり、 三津凛
詩、というか……以前あげたエッセイに送られた感想のひとぶんに宛てたもの。酔って取り繕う余裕がなく、泣いていたあなた。「野良猫のような」読者だったあなたは、今どんな顔をしていますか?
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戦争の顔 三津凛
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ「戦争は女の顔をしていない」の感想やあれこれ。
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顔を無くした私たち 三津凛
村上龍の「文学的エッセイ集」から2つのエッセイを元に現代と現代人について。
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お父さん 三津凛
よく、茶碗の割れる家庭だった。和雄が憶えているのはそれくらいだった。
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笑う豹 三津凛
郷に豹がでた。立派な大きな豹である。真っ黒な身体は陽に当たると透かし彫りのようにして斑らが浮かび上がる。恐ろしさはともかくとして、それは美しい豹である。
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批評を切り離せないこと 三津凛
投稿サイトのおかげで文章を書くことが、それ自体でコミュニケーションのひとつとなった。それが作者と読者の関係を難しくもしているし、純粋な作品の批評とその在り方を厄介にさせているのだと思う。
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興行 三津凛
路傍に1人の女がいる。立ったまま、三味線を抱えてなにか唄っている。
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青春というもの 三津凛
青春について思ったこと。村上龍の「文学的エッセイ集」を参考に。
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戦場の大釜 三津凛
お婆さんにとって、戦争とは誰も食べる人のいなくなった大釜とスープだった。
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虐待の社会病理 三津凛
月刊誌「潮」より、「目黒女児虐待死事件の現場を歩く (上・下)」のルポタージュを取り上げる。虐待とはそのまま社会の問題である。なぜ子どもたちは命を落としていくのか?
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hosanna 三津凛
死んだ人たちは帰ってこない。喪われた時間は戻ってこない。ペンを握れない子どもたちは、ある日突然教科書を開くようにはならない。あぁ、それでも生きるしかない!
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最後の一服 三津凛
憎悪が銃弾を飛ばせる。引き金に指をかけることを、躊躇わせない。頭を割ってやれ、腹を裂いてやれ、骨を砕け!
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私を愛さないで 三津凛
私は心を忘れて来たのかもしれない。
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焼野原のキリスト 三津凛
あの日、太陽が落ちて来たのだと私は思いました。
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どうか、いっしょに 三津凛
レズビアンカップルの私と美津留。母の思う安心に、私の幸せや安心なんてないと言えたらどれだけ楽だろうと思った。自分の人生と誰かの人生を等価値に並べて置くことにどんな意味があるのだろう、と思った。
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桜のしたで 三津凛
周りの喧騒から一歩引く真澄と、綺麗な容姿から注目を集める新卒社員の千鶴。花見会での出来事をきっかけに、2人の仲が動き出す。
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ライムのしたで(桜のしたで続編) 三津凛
「桜のしたで」http://ncode.syosetu.com/n3221dt/の続編です。入社8年目の真澄と、新卒入社の千鶴は花見会での出来事がきっかけで距離を縮め付き合うことになる。意外とシャイで臆病な真澄と、ピュアな千鶴の恋...
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嗤い声 三津凛
雨宿りするために立ち寄った古い倉庫の中で、不気味な青年に出会う。
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桜の下に、私が埋まる 三津凛
前世であなたを殺しました。隣に座った一年生に、不意に言われる。
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ここから、さようなら 三津凛
「大切にしよう」そのためになにを両手に持って、なにを棄てて、誰の顔を踏んで、手を千切って、足を叩いたのか、同じように顔を踏まれて、手を千切られて、足を叩かれたのか、振り返ったことはあるかい?
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百合/GLについてのメモ 三津凛
百合についてのメモ書き。100%自分のための思考整理と記録。・百合における定義厨は興醒め・理想はサッフィズム・同性同士という要素のみに葛藤の焦点を当て続けるのは古い/つまらない。
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誰も彼もが承認されたがっている 三津凛
「どうしてそこまで他人に認めてもらいたがる?」現代ほど、他者という視線を通して自己を評価する時代もないだろうと最近感じる。ここでは、誰も彼もが肯定されたがり、承認されたがっている。あらゆる行為の「...
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障がいと社会 三津凛
先日見たNHK「クローズアップ現代+ 息子を檻に監禁 父の独白」の感想。障がい者とその家族、社会はこれからどのようにあるべきなのか。
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批判的であること≠批判しかできないこと 三津凛
タイトルの通り。批判的であることと、批判しかできないことの違いとはなんだろうか。批判的である人は、謙虚で慎重だ。批判しかできない人は、傲慢で傍に人無きが若しだ。
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「1 dollar please」のない国で 三津凛
10代の頃の体験と、改めて眺める日本人について。
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文芸サークル ムーサイ(Μοῦσαι)会誌:リッテラ7月号 三津凛
文芸サークル ムーサイ(Μοῦσαι)の7月号会誌。テーマはQ。性に関するものを取り上げる。
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文芸サークル「ムーサイ(Μοῦσαι)」会誌 リッテラ(littera) 三津凛
文芸サークル「ムーサイ(Μοῦσαι)」会誌。目次1.巻頭言 三津凛2.小説(短編) 牟呂 犀 「きゃらめる」「あの子のなまえ」戸隠 恵美子 「うすぎりハム」三津凛 「飛翔」3.詩 春香・モニカ 「伝えたい」檸檬・lemon 「...
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見えない春 三津凛
春はまだ見えない。春はまだ遠い。
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自由のありか 三津凛
極限にまで「自由」が推し進められた世界。「死にたい」あなたと、「殺したい」私の間にある一番大切なのものってなんだと思う?
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死水 三津凛
ああ、これと同じものをわたくしは見たことがある、と思いました。わたくしは静かに水を飲み干します。この世を飲み干します。喧騒も絶望もない、静かな静かな時が流れます。
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コーヒー券 三津凛
人が泣いている所を綺麗だなんて思ったのは初めてだった。指で涙を払うこともせず、静かに静かにその女(ひと)は泣いていた。鏡のように静かに凪いだ夜の海みたいだと思った。
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色を読む 三津凛
音に色がついている。目が毎日、潰れる思いがする。世界は残酷な極彩色だった。虹色だった。だから痛くて、どこまでも辛い。いっそのこと、私の存在ごとモノトーンに沈んでしまいたい。
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屑 三津凛
知らないふりが上手くなる。それは血の匂いに勘付いてから、慣れ切るまでに憶えたことだ。私は母によく似た女が割いた腹を抱えたまま、死んでいるのを静かに見つけた。母が暗い顔をして山に消えたのはちょうど、2...
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焼き鮭 三津凛
そこの、太った焼き鮭に言ったんじゃない。
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思想としての現代芸術 三津凛
現代芸術について。ちくま文庫、高階秀爾著「20世紀美術」の序文から現代芸術をたどる。
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小論:現代筆忠実人論 三津凛
「他者」よりも優先される「私」への気遣いと守り。
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春 三津凛
冷たい骸を焼いていく、あの炎も永遠ではありません。そこから立ち昇る淡い煙を、わたしの虚ろになった眼窩は見つめていました。重く積もった灰でさえ、春を告げる風の前には一条の靄になって消えてしまいます。...
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祈りの手触り 三津凛
役に立たないはずの私の瞳が、光の描く輪郭を捉えたのだ。次第に小さかった感動がさざ波のように連なって大きくなってくる。私は静かに指を伸ばして、彼女の頰に手を触れた。祈りの手触りがする。
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マジョリティは生きているか 三津凛
喪われた集団と新たに立ち昇った個人は、まだ私たちの隙間を埋めるに耐える存在とはなり得ていない。集団が解体、もっと言えばこの時代が解体されようとしている中にあってマジョリティやマイノリティもまた同じ...
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蟻のように書く 三津凛
猫も杓子も異世界転生。揃いも揃って、長ったらしいタイトル。タイトルというよりも、出オチ満載の文章だと私は思っている。正直詰まらないと思うし、そうでもしなければ誰も小説を読まないというのなら、ある意...
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片隅のユーフォリア 三津凛
私の存在は見えないまま、聞こえないまま。
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逝きし世 三津凛
渡辺京二著「逝きし世の面影」の感想と、現代の日本について。
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紅 三津凛
「あんたの貞操って、つまらないのよ」聡子はそこで、自分の奥が凍りつくのを感じた。
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脊髄 三津凛
なぜお前が立っていられるのかって、それは背骨があるからだ。でもその背骨の存在を、私は普通知らないままでいる。
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卑賤 三津凛
嘉与子が水を飲むところを、私は見たことがない。もっとも、それに気がついたのは随分あとになってからだった。
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虐待の円環 三津凛
閉鎖空間である家庭の中で、暴力はいかに作用するのか。
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小説雑感 三津凛
自分の中に明瞭であるものとそうでないものがある。言葉にできるものとそうでないものがある。小説というのは、その明瞭でないところ言葉にできない領域を掘っていくものだと私は思う。
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「批評と権力」賢明なる一読者への返信 三津凛
批評とは権力である。ある読者への返信。
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青春の読書体験 三津凛
私に読書よ面白さ、文学の凄さを教えてくれたのは三島由紀夫の「金閣寺」だった。三島由紀夫、ゲーテ、シェイクスピア、芥川龍之介、谷崎潤一郎、太宰治、内田百間……数多の古典文学たち。本当の出会いは、人との...
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(ネタバレ有)芥川賞受賞作 1R1分34秒感想 三津凛
「1R1分34秒」の感想。ネタバレ有。他者という異質性、それとの調和。
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不安の澱、無知のカーテン 三津凛
現代を覆うもの。それは不安とある種の無知である。
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嬰児殺し 三津凛
冨吉は母を待っていた。だが一向に母は戻ってこなかった。どこもかしこも平らになって、寂しいかぎりであった。
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無花果 三津凛
母の死んだ姉に、登美子というひとり娘がいた。
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讃岐院 三津凛
讃岐院の運命は、胤の頃から決まっていたようなものだ。
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物語の形態認識……葛藤と共感、自己肯定 三津凛
物語について。吉本隆明の未収録講演集と、村上春樹、夏目漱石。
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いま一度、アナログへ?……いやいや 三津凛
スマートフォンの使用と学力について。
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火遊び 三津凛
不思議な男、無口な夫、カネ子は繰り返されるはずの毎日が変わっていく。狐の仕業か、神の仕業か。
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孤独であること 三津凛
三木清の「人生論ノート」から孤独についての私論。
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ネット投稿サイト発の小説と、商業ジャーナリズム 三津凛
自由にやれるインターネットという空間の文芸が、右へ倣えになって出るもの出るものな同じになってしまうのは異様で奇妙だ。小説ならともかく、エッセイですら同じような「読まれるため指南、書き方」ばかりなの...
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個人であり、大衆である。 三津凛
オルテガ・イ・ガゼット「大衆の反逆」から、大衆と私たちの時代について、つらつらと……。
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愛猫 三津凛
猫になった運命を思った。そして、愛されない運命を思った。
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犯罪者か、病人か 三津凛
NHKのハートネットtv より、「女子刑務所」について。繰り返される窃盗と摂食障害の関係。彼女たちは犯罪者なのか、それとも病人なのか。
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白紙に物語を…… 三津凛
宇野常寛著「ゼロ年代の想像力」を参考に、「物語」に着目しながら現代を眺めてみる。
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顔のある作者 三津凛
作者は自己開示をするべきか?作品だけで語るべきではないのか?変わりゆく作者と作品の関係、そしてネット空間におけるアイコンとしての作者と自己開示について。雑多に書く。
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消費される文学、思想、批評 三津凛
東浩紀「ゆるく考える」を参考に、現代について。平成の30年間のパラダイムシフトについて。
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凪 三津凛
色々なものが崩れていった。認知症の祖母の過去を繰り返す何気ない行動から、義昭や美帆子は「家族」の思わぬ形を見てしまう。
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帰属先としてのアイデンティティ 三津凛
「アイデンティティが人を殺す」アミン・マアルーフ著より。アイデンティティは、近代以降個人にとって極めて重要な概念であった。それは普通、固有で取り替えのきかないものであると考えられてきた。だがこうし...
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ある、というレッスン。ない、というレッスン。 三津凛
目には見えない、そこにあるものがある。心や意識、自己……。私たちは見えないものに対して、どれほど想像を働かしているだろう?そもそも、想像とはどのような営みなのだろう。「分からないものを分からないまま...
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揺らぎに入ってゆくこと 三津凛
ごく短いエッセイ。私自身の「見えないものに入ってゆく」経験と他者について。
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本当に美しいのは…… 三津凛
本当に美しいのは星空なんだと思う。
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知性のゆくえ 三津凛
知性についてのごく短いエッセイ。
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肚は生命の膨らみであり、肋骨は死をぶら下げるための梁である。腸は束の間与えられた安息である。 三津凛
少しだけ泣いて、笑った。私は、それだけだ。それができる余力に、余分に、生命に、私はこの次もまた「生きよう」と思えた。
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鬼神 三津凛
男の仕事は集金人である。
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詩の世界 三津凛
詩でしか書けないことについての、私的メモ。
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テラリウム的に、小説を書く。 三津凛
私にとっての小説について、のようなもの。小説とは、双方向のものなのか?
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それは模写のように…… 三津凛
たとえばざわめきにいながらして、取り残されている。人の間にいながら、独りぼっちである。
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自制と共感と、情動 三津凛
現代人に必要なのは、自制と共感である。「EQ こころの知能指数」の著者であるダニエル・ゴールマンはこう主張する。従来のIQに対して、こころの動きに焦点を当てたEQを向上させることで私たちはより豊かな人格を...
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不自然なこころ 三津凛
こころとは、なにか?
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千代 三津凛
小夜は酒屋の爺が持ってきた文鳥に、千代と名付けた。夏目漱石の「文鳥」に材をとってみた、軽く書いた小品です。
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当たり前の想像力が欠如すること 三津凛
最近見た映画「ミュウツーの逆襲 evolution」と読んだ本、「人間の建設」から、想像力の欠如について。サラッと軽く書いものです。
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美という体験 三津凛
現代とは、宗教の実感がない時代である。柳宗悦にとって、美と宗教は同根のものであった。世俗化とい時代の精神から逃れられない私たちは、いかにして根源的な不安や矛盾と向き合いそれを癒すことができるだろう。
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趣味としての宗教 三津凛
宗教は、現代においては独特の社会構造に影響を受け、個人及び家族の選択可能な趣味嗜好の領域の中に存在している。ピーター・バーガーの「聖なる天蓋」を材に、つらつら考えて書いたこと。
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舞台上の人生 三津凛
最近見た映画「Diner」の感想。主に玉城ティナ演じる主人公の冒頭シーンについて。
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鞄いっぱいのチョコレイト 三津凛
駅舎の中に、一目で惜別と分かる集団がいる。それを、浅黒い顔をした難民の男が興味深そうに眺めている。
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社会の理不尽さ 三津凛
「社会に出てからの理不尽さは、こんなもんじゃないからね」大学時代に教授から送られてきたメールの一文から、なんとなく考えたこと。
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そこに、悩みがあるから 三津凛
ごく短いエッセイです。どうしてあなたは文章を書くのですか?
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文の鋤 三津凛
人と本との心地よい距離感とは、一体どんなものだろうか。
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宗教の適応的錯覚 三津凛
宗教は、進化の過程で生得的に得られたものである。行動進化学の視点から宗教を考える。
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サピエンチア 三津凛
若き修道士のサピエンチアは、傲慢で野心的である。次第に孤立を深めていく中で、新たに説教を任された土地でカリタスと出会ったのだ。
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異質の声を聞け 三津凛
芥川賞受賞作「むらさきのスカートの女」についての感想と思ったこと。選評についても、触れる。
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読書と精神の成長 三津凛
読書は、螺旋状に高次に展開されていく。ただ単語を追うだけから、明示されていない主題を読み解くまで、読書は著者と読み手との魅力的かつ刺激的な対話である。
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幼稚な大人 三津凛
前回上げた、長野県安曇野で訪れた美術館で出会った大人たちのこと。どこの美術館へ行っても、騒ぐ大人がいて辟易としたこと。
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飾り気のない歌 三津凛
散文。日々の雑音の中で、変わらず聴こえるような歌を聴くこと。
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病める純文学ー校正作業に寄せて 三津凛
文芸同人誌の校正作業をしていて、思ったこと。どうして純文学の主人公はみな病んでいるのか?
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学びの種類 三津凛
学びには種類がある。
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実感なき世界の欠けたるところ 三津凛
想像力の欠如、という言葉について考えることがある。私にとってこの言葉は結構大きな意味を持っている。現代特有の生きづらさ、というものがある。私は、それは自分が確かに生きている、あるいは生かされている...
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人と人との間にあるもの 三津凛
人と人との間には、間には見えないけれど微細な繋がり矛盾がある。そのことについて。
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最果タヒの無自覚な悪意 三津凛
最果タヒのエッセイより、感想を主に。
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自分の中の暴れ馬と、法華経 三津凛
経典の王とも言われる「法華経」。そこには、釈尊の教育者としての優れた姿があった。全ての命は平等であり、相手を尊重し、自己を深く知ること。日々怒りを感じることが多い中で、法華経のエッセンスを学んでみる。
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ヴァシェ……実存 三津凛
シュルレアリスムの霊媒者ジャック・ヴァシェの「戦時の手紙」の感想。彼の思想と実存について。
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盈月 三津凛
散文以上、小説未満の世界観。世界は暗転する。私を放逐する。
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精神医療をめぐる社会課題 三津凛
精神医療と社会をめぐる諸問題についての雑感。NHKのハートネットtvの特集から考えていく。
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鈍色 三津凛
小説未満の散文です。今日あったことの散文。
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日々是雑感 正倉院展に寄せて 三津凛
奈良国立博物館で開催中の「正倉院展」へ行ってきた感想。
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不健康 三津凛
散文です。語感と雰囲氣。
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日々是雑感 自慢話について 三津凛
自慢話についての雑感。職場の人間関係とは、イヤな人間関係の縮図に思えてならない。
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仮面の夜 三津凛
渋谷のハロウィンは自己主張の洪水にあるのに、みんながみんな寄せ集まると、途端に無個性の集団になっていく。誰もがみんな、独りきりが耐えられなくてただ騒ぎたいだけのようだった。
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朝日 三津凛
ただ路傍で、流れてくる石鹸水を飲んでいたい人生だった。でもそれは叶わなくて、ただこうして生きている。
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栞 三津凛
独りでいられないあの人々は、バッハの音楽すらもじっとは聞けれないでいるだろう。
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倫理 三津凛
社会で生き続けることは、ある種の倫理規範に刺し貫かれること。
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日々是雑感 カラヴァッジォ展に寄せて 三津凛
名古屋市美術館で開催中の「カラヴァッジォ展」の感想。
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日々是雑感 雑感なことについて 三津凛
今回はライトなことについて。本とドラマに関する感想というか、愚痴。
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野兎 三津凛
散文。ウィリアム・ターナー作の絵画をモデルに。
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本の実感……装幀について 三津凛
「ユリイカ 12月臨時増刊号 装幀者・菊池信義」の感想。
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窓辺は曇り 三津凛
散文です。思いつくまま。
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「武器」としての子宮。世代を越える痛み。 三津凛
ニューズウイーク日本版より、「殺戮者の子供と生きた25年」の感想。ルワンダにおいて起こったジェノサイドの過程でレイプ被害が多数起こった。それにより産まれた子供は2万人いると言われている。
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遺書 ヴァージョン Ⅰ 三津凛
最近の悩みを文章化したもの。
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水銀色の台所 三津凛
思い浮かんだことを、そのまま。散文
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Reading・Paranoia 三津凛
読んだ本の簡単な感想と紹介。一記事あたり約2000字程度。さくっと読めて、読書のきっかけになれれば。作者は小説よりも学術書が好きなのでそちらが多めのラインナップになるだろう。好きな出版社はちくま学芸文...
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「マウンティング、沢尻エリカのドラマから」 三津凛
マウンティング。なぜ、人は根拠の不確かな属性に基づいて優劣を決めようとするのか?
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「セサミストリート:自閉症のキャラクター、ジュリアを通して」 三津凛
セサミストリートの登場人物、ジュリアを通して考えたこと。
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一生懸命働くこと 三津凛
一生懸命働くことの難しさ。
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私の日常 三津凛
雑文。思春期から考えていたことについて。
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蝋燭 三津凛
憂さ晴らし。普段の不満と理不尽を。