花さんに会わせて欲しいと要求しましたが、長い期間延ばされました。
けれど、会う日までに精神的にも落ち着き
体重もかなり戻っていましたので数ヶ月待たされたのは良かったのかなと思います。
ある日、元夫から
来週日曜日に自分が子供達をみる。
その間に彼女と会いますかとラインが入りました
指定された場所は、いつも利用する大きな駅とは反対方向に向く馴染みのない駅の近く。
前日の夜、
余計なことは考えず睡眠導入剤でしっかりと眠り対面に臨むぞ!と早めに服用しお布団に入ったにも関わらず朝4時に目覚めてしまいまして…
ずっと、布団の中で色々と悪知恵を働かせていました
そして良い案が浮かび。
(意地悪な私。優しいりぃちゃんと言って下さった方々すみません
)
花さんと会う時間はお店がオープンする11時。
元夫が子供達を預かる事になっており、予定通り10時に元夫が迎えに来ました。
車で待つ元夫に家に上がるよう言いました。
少し面倒そうに入ってきてソファに座った元夫に、
今日は2人をどこに連れていくの?急いでる?
と聞くと
いや、急いでない。昼から親父らと昼ごはん食べに行くつもり。お前たち、何が食べたいか?
と。子供達に聞きました。
ならば11時の待ち合わせ場所まで送って下さい
えっ。。???
子供達に、
ママはお友達とお食事だからおばあちゃん達と楽しんで来てね!
方向は違うけど先にママをおろしてね!
と言い、有無を言わさず送ってもらう事にしました。
元夫にしたら早く私を送り届け、家族の姿(車)を花さんに見せたくない。私は見せたい。
じゃあ、もう出ようか。
(今から出たら私が待ちぼうけ。絶対嫌!)
と思いつつ、
あー、ちょっと待ってね、急ぐから
と
言いながらゆっくり支度をし
イライラする元夫をじわじわと待たせました
良いタイミングで娘がオセロ対戦を持ちかけたので、花さんにコッソリ連絡する時間もなかったはず。
車に乗り込む時には明らかに機嫌が悪くなっていましたが
気付かないフリをして子供達と笑って会話しました。
そして約束のお店に着いたのは11時5分。
…立ってました。
100mほど手間で減速した元夫
思わず、前まで行って

…と大声を出してしまいました
前に止まった車からゆっくり降りて
子供達に、
おじいちゃん、おばぁちゃんによろしくね
元夫に、ありがとう
と言い車を見送り
振り返り、顔を見ると間違いなく
携帯電話の中に居た、浮気相手。
どんな気持ちなのか読めませんでしたが生気のない顔でしっかりと私の顔を見た花さん。
個室とは聞いていましたが思ったより
小さな個室でしたので
この空間に2人で入るのは嫌だな…と思ったのを覚えています。
向き合って座ってとりあえず料理を頼み、
お茶を一口飲んで
花さんからの言葉を待ちました。
………
………
(??こ、この人 喋らないの?
あっ。私が会わせろと言ったから
私から話さなきゃならない??
)
続きます