3人はぐったりしテーブルにつくと
黙っていた母がゆっくり話し始めました。
私もお父さんも長いこと気づかなくて悪かったね。
お姉ちゃんに聞いて驚いたよ。
こんな痩せるまで……
夫婦でなんとかしようと相談せずにきたんだと思うけど、りぃはどうしたいの
私は…もう修復は不可能だけど…離婚になると思うけど…
言われるままにここを出るのは嫌なの
子供達の環境を変えずにいたい。
それに…
女の人の思うつぼはイヤ
あなたの気の済むようにしたら良いけど、
今の体調を考えたら子供のためにも戻ってきたほうが良いと思うの。
子供達も学校に通える距離だし、お父さんも協力してくれるんだし…
いや、たいじは実家に帰ったし
もうストレスもないよ
私はここで子供達と住む
これから、女の人とも話さないといけないと思ってる
……
分かった。お姉ちゃんは家があるから帰らなきゃならないし、
私が通ってお世話しますよ。
うん…ありがとう
母として知りたい事はたくさんあったと思います
が
家を出ていかない以外は全く何も考えられない私に、これ以上は聞いてはきませんでした。
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