とても非常識な事をしたお話です。
不愉快になられる方は読まないで下さい。
もう、離婚しかない。
もう、すべて意味がないんだ。
冷静なつもりで混乱していた私は
おもむろに街の何でも屋さんに
片っ端から電話するのです…
何をしたかと言うと
すぐに不用品を処分してくれる所を探し、
ごっそり家具を回収してもらったのです
(これは、元夫が怒ったりしなかったから許されましたが、共有財産を勝手に処分してはいけません)
即日お願いしたいと言うと、トラックの確保が難しいと断られたりしながらひたすら電話をしました。
そして、やっと受けて下さる所を見つけました。
どれくらいの量になるか分からない…などと曖昧な私の説明にも親切に対応してくださり
中型のトラックに詰めるだけ詰め、何万円
とわかりやすく提示され即決しました。
ただ、即日なので人数の確保が難しいので少し積込に時間がかかる事も言われました。
電話を切ったあと、ひたすらゴミ袋に不要な物を詰めていきました。
何でも屋さんは数時間後には到着。
人数を集めて下さったようで4人がかりでどんどんトラックに積まれていき、あっという間に終わりました。
子供の物と、生活に必要な物は触らず
飾りや置き物、私の物など。
夫の物は触らずにいようと思いましたが、
茶碗やマグカップ、ワインセラー…(中身も)
…ベッド…捨てました。
飾り棚なども。
婚礼家具であるドレッサー、洋服ダンスセット、本棚も処分…
生活に差し支えのない、最低限生活が出来るくらいまで。
もう少し積めます!と言われ、庭の倉庫の中も綺麗にしてもらえました。
業者さんに、高価な物や新しい物はリサイクルショップに出さなくて良いですか?と親切に言っていただきましたが、
そちらで使ったり売ってもらっても構いません。と答え、引き取っていただきました。
トラックを見送ったあと必死で
タンスから放り出された洋服を造り付けのクローゼットにしまい
すっきりした気持ち良さに
家中をうろうろ……
もともと物は少ない家でしたが、
更に無機質で広くなった部屋を見ながら
何も無かった新築の頃を思い出しました。
私は後戻り出来ない事をすることによって
気持ちを切り替えたかったんだと思います。
…そして夜、元夫が帰宅しました。
追記
ご自分を傷つけたりすることがなくて本当に良かった
との言葉を読み
思わず涙が溢れました。
書きませんでしたが、
まさに、この時
死んでしまいたかったからです。
泣くとスッキリしました。
ちゃんと前進していってます。ありがとう。
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