嵐の前の夜

テーマ:





病院から家に戻り、元夫は仕事へ。


昨夜、元夫と夜中まで話した姉の中では
全ての結果が見えており、
離婚は決定事項だと考えていました。


りぃ。
もう実家に帰ろうか。


え…。もう女の人とは終わりにするかもしれないし、話合ってみようと思ってるんだ。


りぃ…聞いて。
たいちゃんは離婚したいと言ってる。
はっきり言って、最低だよ。
取るものを取って離婚しなさい。
見てられない。もう苦しむことないから。


違うよ、まだ話合ってないんだよ。
私が寝込んでから仕事もセーブし
毎日家にいる。
もしかして…


無理だってショボーン
女と一緒になりたいとハッキリ言ってたから!
ほんと、最低だと思う………
別れるしかないよ…


なんでよ!!
なんでお姉ちゃんが決めるの?
納得出来ない!!
絶対嫌だからむかっむかっむかっむかっ


感情的に噛み付いた私に対し
姉は驚き、そして悲しそうな顔をし、
ごめんね。
そうだね。納得出来ないよね。
りぃが思うようにして欲しいと思ってる。
ゆっくり考えようね。
今日はお薬を飲んでぐっすり寝よう。
そうそう、あのドクター素敵だったね照れ


…うん、すごく素敵だった。
ちょっとお義兄さんに似てた!
ふふふ照れ


えーー似てないからぁ!爆笑


姉はたぶん、
混乱している私に今何を言っても無理なんだとすぐに悟り
元夫への怒りを抑えて
優しく合わせてくれたんだと思います。



翌日、夫婦でゆっくり話合って欲しいからと
金曜、土曜と
姉が子供達を連れて実家に泊まりに行ってくれました。