姉は今から行くと言ってくれましたが
よく考えると遠いですし、
お義兄さんや子供達に申し訳なくなり
電話を切った後もう一度姉に電話をすると
お義母さんに子供達をお願いしたから大丈夫だからね。寝てなさい。と言ってくれました。
安心したのか、ウトウトしていたら
夜になり
娘の、ママ!ねぇねだ!!

と言う声で目が覚めました。
姉は、元夫に来る事を連絡していたようで、
すみません。上がって下さい。
と声が聞こえました。
すぐに寝室に来た姉は
りぃ…………
(げっ。みたいな。)
もうね、姉はこんな顔でした
余りに やつれた姿に絶句。みたいな。
たいちゃん…病院連れてった?
いいえ…
明日病院に連れて行こう…
はい…。すみません。
たいちゃん、夫婦間の事だけど、
妹がこんなになって放っておけない。
話してもらえるかな。
はい。
夜遅くまで姉と元夫は話をしました。
恥を忍んで書くと、
ここまできても、夫は家族に戻るかも…なんて考えていたんです。
睡眠も取れず頭の中はパニックだったのでしょうか。
ここから私の気持ちは二転三転します。
翌日、少し離れた総合病院に連れて行かれました。
フラフラだったのに自分が大変な状態との自覚がなく…
診察室へ。
診察前にかなり細かく看護師さんに聞かれて
詳しく話したのに、またドクターに言わなきゃならないの?
と思いながら
(睡眠薬をもらうだけ。くらいの気持ちでしたから、平気そうな顔をして)
眠れないこと、食欲が無いことだけを話しました。
大変だったね。あなたの身体は悲鳴を上げてるんですよ。
……あ、はい。
もう気持ちを抑えなくても大丈夫。
とりあえず眠ろうね。
……は、はい。
じわじわと涙が溢れ……。
父親くらいのドクターに、目をしっかり見つめられながら、もう大丈夫。と断言され
もう涙が止まらない。
姉に背中を撫でられながら子供のように泣きました。
導入剤をいただき、まず眠る事を優先するよう言われ、帰りました。