発覚翌日 2

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発覚の翌日、朝から何がなんだか分からない
1日を過ごしましたが、夜になり

とりあえず子供達を実家に預けよう…

と思いたちました。
(結果的にこれが正解でした)

息子にラインで確認を取ったあと
金曜日だった為、2人を2日間泊めてもらえないか母に電話をすると、

それまでも娘が泊まりたい!と言い出すことはあったのですが 珍しく息子も一緒だと聞いて母は喜んで引き受けてくれました。 

あら、忙しいのね。いいわよ。としか言われなかったのでホッとしながらお礼を言いました。



塾が終わってから22時過ぎに実家に到着。
2人をおろし
私は実家には入らず帰りました。
痩せた上に顔が腫れているのを見られたくなかったので。

帰り道、1人で運転しながら
あぁ、子供達の前で悟られないよう無理やり明るく笑わなくて良い…と思うとホッとし
同時に涙が静かに流れました。


自宅のガレージに車を停めると


…リビングの電気がついています。
  


あ…    帰ってきてる。

車から降りたくない。中に入りたくない。

いや、

話を聞かなければ。
その為に子供を預けたのだから。


逃げてはいけない。意を決して家に入りました。


リビング手前の元夫の部屋をそっと見ると
私が昨日電源を落としてから置いた携帯は、
机の上にありませんでした。


ソファに座っている元夫。


黙ってキッチンでお茶を入れ、ダイニングテーブルに座ると向かいの席に移ってきました。


元夫は喋らない。



…汚い。…誰だ、この人…吐きそう…


顔を見ることも出来ず、
目の前に座る元夫のデーブルの上の手をジッと見つめていました。 
好きだった大きな手。爪の形も好きだった。
1年触れてないその手


…気持ち悪い…


あ。
私、
一昨日までこの人にまた愛されたくて
自分が悪かったと反省して
必死だったよね。

滑稽だなぁ。笑われてたなんて。

あ。

この人、私が苦しんでる間、あの人とセックスしてたんだ。

その汚いパンツも洗っご飯作ってた

気持ち悪い……

私が知る前に、いっそ◯んでくれたら良かったのに…




沈黙の中、
自分の中で封印していた怒りの感情が沸々と湧き上がってきて
暴れそうな自分を 冷静な自分が抑え込んでいるような状態で。

目の前の気持ち悪い人からの言葉を待ちました。




終始 表現が汚くてすみません。
当時、私の中にあった覚えている限りの真っ黒な感情を残しておきます。
不快な方は次回からご遠慮下さい。