酷い頭痛にフラフラしながら寝室に戻ったタイミングで家の電話が鳴りました。
1回切れた後、再度かかってきたので表示を見ると…
やはり元旦那から。
違う携帯から花さんと連絡をつけ、
花さんから既読がついたと聞かされ
誰が今、自分の携帯を手にしているのか
気になり慌てて掛けてきたのでしょう。
何回もしつこく家の電話は鳴り
切れたあと、しばらくして
私の携帯がなりました。
取らないつもりだったのに反射的に出てしまい……
もしもし。
………(声が出ない…)
俺、携帯、忘れてる?
………
もしもし? もしもし?
…………(怖い…)
もしもし?
…………
返事くらいしろよ!!!
…………(するもんか!!)
.
なぁ。
…………
最後まで無言のままでいたら電話は切れました。
バレたと分かり、出張先から急遽帰ってくるかもしれない……
電話で冷静になった私は、ひたすら写メを撮ったりスクショ、写真を私の携帯に送ったり…
(ラインの一括送信を知りませんでした
)
全く進まず、途方に暮れ
作業をし
先が見えず、途方に暮れ
作業をして…を繰り返し、子供が帰ってくるまで必死でした。
全ては無理でしたが完了。
裸の写真も全てではありませんが心を無にして私の携帯に送りました。
ラインの会話を保存したのは、証拠の確保ではなく、
知りたかった。
とにかく知りたかった心理だと思います。
2人の子供には悟られてはならない。と
家にあるもので夕飯を作り、何とか食べさせた後、
できる限り証拠を保存した痕跡を消し
電源を落として携帯を元夫の机に置きました。
その夜は万が一、出張から帰ってきても入れないよう内鍵をかけ、
一向におさまらない頭痛の為、
多めの頭痛薬を追加し
疲弊した私は娘の部屋で泥のように眠ったのでした。