「そうだね。」
「どこ受けるの?」
「○○かな。」
「遠いなぁ1時間はかかるよね」
「1時間以内なら近いほうだよ」
「大学まで行けるからいいね」
「外部の大学を受験できるクラスもあるから大学は自由にしたら良いと思ってる」
「娘ちゃんの習い事は何を?」
散々聞いたあと子供の事についてあれこれ意見する花さん。
子供達を汚されるようで
何とも言えない腹立たしさが込み上げます。
たいじは何故かラインの中で花さんの娘さんを呼び捨てにしていました。
いま読み返しても色々と違和感……
あの人は普段何を?
あの人のご両親は何を?兄弟は?
お姉さんは何を?
あの人のお姉さんちとは仲良くしていたの?…
……もう、私の全てを知ってるのでは?
と思うほどに。
私の話をする→花のほうがいいよ!→安心
私の話をする→花のほうがいいよ!→安心
後半になるにつれ、
甘い会話が少なくなっています
「ねぇ、離婚したら家はどうするの」
「売るかな」
「たいちゃんの実家に近いし、あの人も嫌だろうしね」
「近くもないけどな。車で20分だし。バッタリ会う事もない距離だよ。けどまぁ売るだろうな」
「そっか。あ、うちの子みたいに、転校になるのが嫌とか子供たち言うかもよ?」
「転校にはならないよ、2人とも私立だからね。」
「あ!そうか!なら大丈夫なんだ ね
!」
……大丈夫じゃないです。
幼稚園からのお友達
ずっと通っている習い事ご近所とのお付き合い
全て簡単に取り上げるつもりだった2人
状況によっては離婚時に転居を余儀なくされるのは理解しています。
ですが、この時点で私たちの生活をあまりに軽く考えた会話
花さんが、たいじの実家や会社から遠い所に妻子を追いやりたい気持ちは分かります。
いつか2人で住む事を夢見ているのに邪魔でしかないはずで。
私だって子供がいなければ2人に2度と会うこともない違う県に間違いなく引越したでしょう。
けれどこの会話を許せずはずもなく、
母親には実家に帰るよう説得されましたが
子供達も絶対に引っ越したくない。との事でしたし離婚時には子供の環境を変えないことだけは強く主張しました。
「離婚しないって言うばかりなら、もう、好きな人が出来た!と話すのはどうかな…あの人は、まだたいちゃんが好きだと言ってるの?好かれようと努力してるの?」
「好きだとかじゃなく、納得できないと言ってる。だからと言って好きな人が出来たと話すと
頑なになるだけかもしれない」
「好きな人が出来たなら諦めると思う。」
「不貞からの離婚請求は不利だし、離婚を拒否されたら子供らが大きくなるまで裁判でも無理になる。それこそ何年かかるか。」
「いや、好きな人が出来た。だけで、不倫関係はない。って言えば良いのではないの?」
「うーん。そんなんで通るかな。そろそろ具体的な条件を提示して話し合ってみるよ」
よくある話だとは思います。
この2人も、不貞を隠したままうまく離婚に持ち込もうと計画してました。
私も限界に近づいていた為、発覚しなければ
気付かず離婚したと思います。
花さんの元旦那様は不貞を知らないまま
愛情が無くなったのを理由にアッサリ離婚されました。
花さんは元旦那様を引き合いに出し、私の事を
愛情が無いと言われても、離婚に応じない面倒くさい女 と思っていたようですが、
冷えた夫婦が同意の元で離婚するのと
仲良しだった家族を急に終わりにされるのとを同じにしないで欲しいです