不法残留ベトナム人を派遣し働かせた罪に問われた会社社長に求刑 名古屋地裁
不法残留しているベトナム人を愛知県瀬戸市の会社に派遣し働かせた罪に問われている人材派遣会社「ウィルスタッフ春日井」の代表取締役社長・近藤靖暢被告(45)に、検察側は23日、懲役10か月、罰金50万円を求刑しました。
起訴状などによりますと、近藤被告は、不法残留と知りながらベトナム人を工場に派遣し、働かせた罪に問われています。
この日の公判で、検察側は「残留カードの偽造工作や警察に見つからないよう指示していた」などと悪質性を指摘。懲役10か月、罰金50万円求刑しました。
一方、弁護側は「採用時に不法残留だとは気付かなかった」などと無罪を主張しました。
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