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魔導具師ダリヤはうつむかない 作者:甘岸久弥
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298.蜘蛛の糸と馬の骨

「こちらが最初に試作した、細雪ささめゆきマドラーです」


 レオーネが椅子から立ち上がったので、ダリヤは次の短杖スタッフの説明を始めた。

 水魔馬ケルピー細雪ささめゆきマドラーを取り出し、ほんの少しだけ魔力をこめる。

 丸く小さな氷の粒が、作業テーブルの上にほろほろと落ちた。


「なかなかきれいですね……」


 オズヴァルドが楽しげに銀の目を細めている。

 確かに、白い氷がころころと転がる様は、ちょっと楽しい。


水魔馬ケルピーの骨に氷の魔石は組み合わせたことがありませんでした。骨の組み合わせで長杖ロングスタッフもいけそうですね」


 ちょっとだけ早口になった彼は、息子のラウルを思い出させる目で水魔馬ケルピー短杖スタッフを見ている。


「オズヴァルド先生、よろしかったらお持ちになりますか?」

「よろしいのですか? 作るのにだいぶ苦労なさったのでは?」

「いえ、難しい付与ではありません。水魔馬ケルピーと氷の魔石は相性がいいようですので。それに、こちらの試作は個体差が大きいので販売できませんから。お酒を冷やすときにでもご利用頂ければと。氷菓子のようにして、蜂蜜をかけるのもいいかもしれません」


 オズヴァルドの妻達は甘党だと聞いている。

 そして、先日の授業の合間、蜂蜜ゼリーをもくもくと食べていたラウルも、きっと甘党だ。


「氷菓子……妻と息子達が喜びそうです。遠慮なく頂きます。代わりに何か素材を見繕っておきましょう。レオーネ様、確かガブリエラも氷菓子がお好きでは?」

「確かに好みだな。ダリヤ会長、お願いできるか? 代価は――」

「いえ、貴族家の養子縁組をお断りする際にお名前を貸して頂いておりますので、そちらから少し引いて頂ければと」


 イヴァーノからのメモを思い出し、ダリヤはそのまま口にする。

 ここまで商会の保証人になってもらい、名前を借りたこと多数。借りは積み重なっていくばかりだ。

 レオーネから金銭も物品ももらうわけにはいかない。


 ほう、レオーネはその黒い目をゆるめ、軽くうなずいた。



 ここで話を切ろうと、ダリヤはヴォルフと共に、作業テーブルに 月狼ハティ短杖スタッフをセットする。

 補助具を使ってまっすぐに立てると、青白い骨に銀の光が反射した。


「二本つなぎにして裏表両面か。カルロを思い出すな……」

「父がこういった付与を?!」


 レオーネの独り言のようなつぶやきに、思わず食いついてしまった。

 父がそんな付与をしたとは聞いたことがない。


「いや、裏面付与はカルロの父君、ダリヤ会長の祖父殿がやっていたと聞いたことがある。学生時代、カルロはまだできないとぼやいていた」

「祖父が……」

「数年前のカルロさんでしたら、おそらくできたと思いますよ」


 父は一言も教えてくれなかった。

 生きているうちにぜひ事細かに、くわしく聞きたかった。


「その年でここまでひけるのだ、もう十年もすればダリヤ会長もできるのではないかね?」

「いえ、魔導回路をひくのと、見えない裏面に付与ができるかは別の話ですので……」


 つい恨みがましい声が出てしまった。

 魔導回路は設計と計算ができれば組めるし、魔力が間に合えば自分でひける。

 しかし、見えぬ裏面に魔力を制御して入れるのは無理だ。

 父の魔導書に理論としてあったが、読みながら自分はまったくできないであろうことだけが理解できた。


「研鑽あるのみですね」


 いい笑顔のオズヴァルド先生に言い切られた。


 超えねばならぬのは父の次に、祖父らしい。

 二人とも、長生きしてくれていれば魔導具師の師匠として、上手い付与の方法とコツをとことん問いつめ――いや、教えを乞いたかった。


「ダリヤなら、いつかきっとできるよ」


 隣からのささやきには、信頼と確信しかなく――ヴォルフの笑顔につられ、口角が上がってしまった。

 悔やんでもあせっても仕方がない。

 幸い、自分は魔導具師としてまだ若い。

 未熟さは充分承知しているので、ここから父達の年齢までに追いつけばいいのだ。

 欲を出すならば、長生きして追い越したいところである。


「さて、こちらも付与をするとしよう」


 レオーネは魔封箱から、氷龍アイスドラゴンのウロコをそっと取り出す。

 薄水色のウロコは、どこかガラスを思わせる。


 作業テーブルのトレイの上、レオーネはヨナスのウロコの時と同じように、呆気なく粉にしていく。

 トレイには薄水色の粉が小さな山となった。


「下がってくれ」


 レオーネの言葉に、同室の三人はそれぞれ作業用テーブルから離れる。

 彼は先ほどと同じように両手を広げ、青みを帯びた白い魔力の固まりを出現させた。そこに混じっていく氷龍アイスドラゴンの薄水色は、溶けるように消える。


 そして、作業用テーブルの上に立たせた月狼ハティ短杖スタッフをその魔力で包み――締め上げるように両手をせばめた。


「氷性定着」


 声と同時に、魔力の波がくるのがわかった。

 だが、なんとか体勢を崩さずに耐える。


 白い魔力が霧のように揺らぐ中、月狼ハティ短杖スタッフの表面、薄水色の回路が走って行く。

 キーンと耳鳴りにも似た音を放ち、短杖スタッフが震えた。


「オズヴァルド」


 両手を下げると同時、レオーネがその名を呼ぶ。

 銀髪の主は作業テーブルに近づくと、月狼ハティ短杖スタッフを補助具から外した。


「魔力が固定しないうちに交替です。私は時間がかかりますので、椅子に座ったままで失礼します。皆さん、お楽になさってください」


 作業テーブルの前、椅子にかけたオズヴァルドに緊張は感じられない。

 作業用手袋もつけず、その手で直に短杖スタッフを持つ。


「ここからは『カルロ先輩』が理論、私が『実戦』の付与です。他言無用でお願い致します」

「……『実戦』?」


 横のヴォルフが不思議そうにつぶやく。

 ダリヤも一瞬、その単語を聞き間違えたかと思った。

 だが、それこそは正しいのだと、ここから痛感することになる。


 オズヴァルドは残りのアイスドラゴンの粉を己の右手のひらに載せた。

 ゆらゆらと揺らして己の魔力と合わせると、とても小さな魔力の玉ができる。それを握り込むと、手首を返した。


 しばらくして、その右手、その二本の指から、とても細い銀の魔力が流れ始める。

 蜘蛛の糸のような魔力が進む先は、左手で持つ短杖スタッフの内側――そう思いきや、その手前、宙空で魔力が編まれていく。

 先が細くなる螺旋状のそれは、細い魔導回路を描き出した。


 蜘蛛の糸を思わせるのはその魔力だけではなく。

 獲物を誘う美しき巣の如く、精密な魔導回路がちらちらと銀の光を放ちながら組まれていく。


 一つのラインに、細い銀の魔力は二度通る。その二度ともが、太さも強さも位置も完全に同じで――

 そうして編まれた魔力が少しずつ、短杖スタッフの内側に入っていく。


 強い魔力はない。派手な動きもない。

 ただ、一定の弱い魔力をひたすら編んでいく、それだけの付与魔法。

 だが、見ている者達は、呼吸を奪われるかのように身動きできなくなっていった。


 どこまでも細い銀の魔力、その機械のような正確さに、体の奥がぞくりとする。

 ダリヤは、父、カルロ・ロセッティ以上と思える緻密な付与を、初めて見た。 


「氷性定着」


 時間の感覚も麻痺した中、静かに声が落ちる。

 内側から一度青白く光った短杖スタッフは、静かにトレイの上に置かれた。

 細い銀の魔力、その残りは、風に流される蜘蛛の糸のように消えていった。


 付与は終わったはずである。だが、誰も口を開かない。

 オズヴァルドは無言のまま、こめかみから頬につたう汗をハンカチでぬぐった。


 今ここで、『ありがとうございます』『お疲れ様です』などと伝えていいものか――ダリヤが迷ったとき、彼が立ち上がった。


「ダリヤの描いた魔導回路はどちらも整っていますね。ただ、水魔馬ケルピーへの付与は、定着が薄い部分があります。マドラーとして使うのであれば問題ありませんが、高い魔力がかかるものは、できるなら定着魔法を二度がけしておくといいですよ」


 月狼ハティ短杖スタッフを作業テーブルにそのままに、水魔馬ケルピー短杖スタッフの講義が始まった。


「定着魔法を二度がけ……でも、一度で魔法は入らなくなるのではありませんか?」

「弾かれてもかまいません。魔法の抜けている見えない点や薄さを埋められることがあります。まあ、無駄になってもやらないよりはマシという程度、人によっては微細な誤差ですが」


 その誤差を埋めるのが職人である。大変いいことを伺った。

 そのうちぜひやってみようと拳を握ると、オズヴァルドがくすりと笑った。


「前の付与より少し高めの魔力で、上から魔力を滑らせ、引っかかるところに押し込む感じでやってみるといいですよ。数をこなすのが一番です」


 言われたことを即座にメモする。

 いつかヴォルフの魔剣のため、重ねがけができるようになりたいのだ。

 定着魔法を二度がけするのも、いい練習になるかもしれない。


「それにしても、今日はもったいない機会でした。うちの息子にも見学させ、授業として教えたかったです」


 とても残念そうに言う彼に納得した。

 こんな機会は滅多にない。特にレオーネの付与を見せてもらう機会は稀少である。

 とはいえ、制作と技術の秘密を守るという点では、見学はやはり難しい。

 ダリヤは懸命に考えて、ふと思いついたことを口にする。


「代わりにはなりませんが、次の授業のときに細雪ささめゆきマドラーを製作するというのはどうでしょうか? 骨の長さの違いで、氷の粒の大きさを確認して、魔力計算などもありかと……」


 高等学院の魔導具科であった、金属の大きさに応じて、付与魔法がどれぐらい入るのかの実験、それを思い出して提案してみる。


「それはいいですね。この機会に、骨の素材を変えていくつか試してみましょうか? 緑馬グリーンホース八本脚馬スレイプニルなども手持ちがありますから。ああ、一角獣ユニコーンもいいかもしれません。魔物の骨は地域や気候でも変わると言われていますから、北と南のものも試してみましょうか」

「とても面白そうです!」


 マドラーならば、危険性や耐久性で悩むこともない。

 骨の種類が違うと効果は変わるのか、付与魔法の入り具合に違いはあるのか、大変興味深い。


 わくわくと考える中、隣から視線を感じた。そちらを見ると、黄金の目がじっと自分を見ていた。

 あくまで、マドラーまでしか制作しないつもりだが、ヴォルフは本当に心配症である。


 銀の目を自分とヴォルフに向け、オズヴァルドはにっこりと笑った。


「では、どこぞの『馬の骨』を多数用意しておきましょう」

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