コロナの味覚障害を乗り切る万能調味料&“神食材”が判明! 隔離ホテルでの実体験
新型コロナウイルスに感染した私は隔離ホテル退所後も、その特徴的な症状かつ後遺症である味覚・嗅覚障害に悩まされています。発症から3週間経ったいまでも味覚は体感で40%、嗅覚は25%ほどの回復度。日々の食事も以前とは全く別物です。味がしなかったり、うすく感じたり、はたまた強く感じたり。この症状は1ヵ月ほど続く場合が多いと言われましたが、果たして…。私は、それを見越してホテルに隔離されたときから食事をどうにかおいしいものにしようと様々な食品や調味料を持ち込み、試してきました。
まずホテルに隔離されて最初の食事で大いなるヒントを得ます。メインはハヤシライスのようなもの。というのもハヤシライスかビーフシチューかは全く分かりません。ただ、トマトの酸味だけそこそこ感じます。そして、ポテトサラダ。弁当の端にちょっとあるアレです。実はこれが、すべての始まりでした。
■救世主現る!その正体は
ポテサラは、そのままかソースが一般的ですが、家ではソースの有無で味が変わりませんでした。ポテサラ自体はほんのり甘味を感じはします。早速、大量に持ち込んだ調味料を試すチャンス!量が少ないので一発勝負と決め、悩み抜いた末に「ポン酢」を選択すると…。これが大正解!実に美味。ほのかな甘味と控えめな酸味が絶妙にマッチしていて、ポン酢はまさに無味の世に現れた救世主でした。
翌日。ごく一般的な食事です。白米は熱く固いほどおいしかったので、レンジを長めにかけました。これがあることを引き起こします。付け合わせのなますは、ほんのり酸っぱい香りがして食べると僅かな酸味。が、思いっきりむせました。温められた酢を吸い込むとどうなるか分かりますよね?味や匂いは弱く感じても実際は違うので注意が必要。これに懲りて卵焼きも慎重に嗅いでから食べたほどです(笑)。ちなみにこの卵焼きはだし巻き。スポンジに生臭い汁を含ませた感じがしてギブアップしました。
■神との出会い
昼食はとてもオシャレなイタリアンでした。お品書きは、あさりとトマトソースのフジッリ(螺旋形のパスタ)、ミートボールのトマトとオニオンソース、きびなごのマリネ。どうです。おいしそうでしょ。私が宿泊したホテルの食事は全国でもかなり良い方だと思います。
ここで、ついに神が降りてきました。パスタのあさりは味が全くしませんが、トマトソースが異常に輝いています。甘味と酸味、そして塩味がいままで感じられる最大限にまで到達します。ミートボールも肉の味こそ全くわかりませんが、トマトソースが抜群においしい。そしてマリネ。温めたので酢の力が溢れ出ています。これはふだんと違い、絶対温めた方が良いです。ただし、温めすぎは要注意です。
■噛むことは労働だった!?
朝食のクロワッサンとバターロール。見た目はおいしそうです。まずはクロワッサン。無意識にバターの風味を期待しましたが、大きく裏切られました。ハッキリ言って香りすらしません。一方のバターロールはとてもモチモチしていて顎が疲れます。味がしないため、脳が食べ物と認識しないのでしょうか?おいしいと感じるインセンティブがないと噛むことはただの労働だと感じます。温かいトマトジュースに浸して食べたいと心底感じました。ふだんはトマトジュースなんて一切飲まない私が。
■やはりトマトは唯一神
中華料理の日もありました。塩味のあんかけ焼きそば、蒸し鶏、トマト。蒸し鶏の下には茹でたモヤシが敷いてあります。これは完全にポン酢の出番と感じましたし、実際にピタリとハマり、ご満悦。トマトは1切れという嬉しい付け合わせでした。1切れだけなので大切に味わいます。フルーツのような甘味に爽やかな酸味。トマトは何故かトマトの良い部分だけ増幅した味になります。不思議ですが、トマトは万能。コロナ禍の食事においては唯一神です。
実際、私が持ち込んだ食料や調味料は9割以上役に立ちませんでした。救世主のポン酢とチョコ菓子くらいです。しかし、支給される弁当はかなり的を射ています。レンジを使う弁当にトマト1切れ入れてくるあたり、タダモノではありません。もしかして、経験者?とか思ってしまいます。退所者の意見を参考にしているのかもしれません。
ポン酢は救世主、万能調味料です。完全に合わなそうなもの以外はほぼいけます。トマトは偉大な唯一神です。迷ったらトマトをオススメします。他の野菜は全般的に生臭く感じて敬遠しがちになりますので、ビタミン補給のためにもいいと思います。実際SNSで他の経験者に聞いてもトマトの話は共感が多数ありました。みなさんも、いざというときにはポン酢とトマトジュースをお忘れなく。もちろん、その前にくれぐれもコロナに罹らないようにしてください。
(まいどなニュース特約・上村 慎太郎)
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