日本は世界を平和にします(backup)

ダーウィン沖には第二次世界大戦時に撃沈された日本海軍の潜水艦伊１２４号が沈んでいます。まだ艦内は密閉されており空気が残っていると言われています。

この潜水艦は３度引き揚げられそうになったことがあります。最初は沈んだ直後、敵側が情報を求めて潜水を行いました。次には戦後、日本軍の遺品、たとえば日本刀などに高値がつくかもしれないということでトレジャーハンターのような人が引き揚げようと試みたそうです。そして最後に、カウラの日本人墓地を作られたドン・キブラー氏が日本兵８０名の遺体を日本へ返そうと引き揚げを計画しました。これは北部準州、豪連邦政府も協力的だったのですが、日本政府の方が非協力的で計画はとん挫したようです。

戦後６８年、潜水艦が沈没してからは７１年がたち、彼らを直接知る遺族の方も少なくなってきました。現在はオーストラリア政府により「海の墓場」として指定され、近くへ行くことも厳しく制限されています。


私は今オーストラリア人たちとともに、ドキュメンタリーを作ろうとしています。そこでこのブログをお読みの皆さんにお聞きしたいのですが、潜水艦は引き揚げるべきか、それともそのままにしておくべきか、ご意見いただけませんか？
また、潜水艦の中にいる乗組員８０名は引き揚げてほしいと思っているかどうかも、（想像で結構ですので）コメントいただければ幸いです。