喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月15日太田啓子先生の「これからの男の子たちへ」(大月書店)、平易に書かれており、内容も安心して読み進められるので、昨日購入し通勤1.5往復で読了。 タイトル通り「男の子たち」に読ませるのかと思いきや、基本は子育て論で保護者向け。求めすぎだけど、個人的には男児の父親とも対談して欲しかった。引用ツイート弁護士 太田啓子 「これからの男の子たちへ」(大月書店)@katepanda2 · 7月7日こういう本を出します。Amazonで予約開始中です! 性差別・性暴力を社会から無くすためには、子どもの頃からの男の子の育て方が大事なのではないかとつくづく思って書きました。清田隆之さん@momoyama_radio、小島慶子さん@account_kkojima、星野俊樹さんとの対談所収です https://amazon.co.jp/dp/4272350471/ref=cm_sw_r_cp_api_i_Ge7aFb91FNXYM?fbclid=IwAR0KXdVSez5IMqjck8By3bB-c3Se0-PpTaWpOSs_0W_fdylKDUHwoOhIxzM…このスレッドを表示11844
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月15日私は男3兄弟で育ち、中高一貫の男子校出身で、ホモソーシャルな空気に染まりながら成長してきたが、19歳で予備校講師からフェミニズムを学ぶ機会に恵まれ、自分の中で劇的に大きな変化が起きた。1329
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月15日幸いなことに、幼少期からスカートめくりも着替え覗きもしたことはないが、フェミニズムに出会うまでは、おそらく階段や風の影響で本人の意に反して女性のスカートの内側が見えてしまうような状況をラッキーと捉える加害的な価値観に疑問を持っていなかった。11244
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月15日「誰であれ、大人になる過程のどこかで、ジェンダーや性差別の構造について知識として学ばなければ、自然に克服はできないということだと思います。少しでも人生の早い段階で知っておけば、失敗も少なくなると思いますし、その先もずっと意識し続けてほしいと思います。」(255頁)まさにこれ。1632
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月15日全体の感想としては、憲法カフェのフェミニズム版といったところで、分かっている人には当たり前の話で新規性があるという訳ではないが、平易な文章としてまとめたことにそれだけで価値はある。あと、太田先生の小6と小3の息子さん達にも読んでもらうつもりで書いたのかなと。1116
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月15日小島慶子さんとの対談の「男性は自分たちの性欲を搾取されている」(232頁)や、「お金で買うということは、当たり前ですが、相手の女性はあなたのことを好きで性的関係をもつわけではありません。もし相手が望んでいるように見えても、それは職業的な演技です。」(242頁)はとても同意できる。1221
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月15日性的サービスをお金で買うことの問題を語る際に、その需要があたかも所与のものかのような議論の立てられ方をする。しかし、相手からの承認や好意を得られることのない(仮に得られたとしても演技の可能性が高く、確認のしようがない)性的コミュニケーションにどれだけ価値があるのかを問うべきだろう。1829
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月15日個人的なことは政治的なことなので、あえて自分語りに接続してみる。私は女性の身体をモノ扱いしたり、お金で買うことで支配した気になったりすることに性的な興奮や快感はない(過去どうだったかはあまり記憶にない)。それよりは、配慮があるとか安心できると女性から評価される方がずっと嬉しい。1219
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月15日学生時代にモテのようなものを経験したこともあったが、女性を対等な人間として尊重するだけで、「恋愛市場」で他の男性より圧倒的に優位に立ってしまうというのは、チートだなと感じたこともある。そんなもののためのフェミニズムではないことは承知の上で。1524
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月15日シスヘテ男性の性欲や快楽について主体的に語るとすれば、独りよがりでも挿入と射精があればよいという考えより、女性と互いに意思を尊重できている実感を持つことや、パートナーとして信頼し合える関係を築くことの方がよほど気持ち良くて達成感があって元気になる、と個人的には考えている。1224
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月15日「モテ」や女性から承認を得ることに価値を置きすぎるのも、異性愛主義に囚われているとも思うが、いきなり全ての欲望や生理現象を否定しきることもできないだろうから、まずは「本当はこんなことを自分は求めていたのではないか」と探求して、差別的でないオルタナティブを発見すべきと思う。1420
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月15日正直、挿入行為や射精がなければ男性は性的充足を得られないというのも極めて疑わしい。性的同意を取りましょうというところでそもそも躓いているような現状では、なかなか突き詰めて自分の欲望と向き合うことはできないかも知れないけれど。1716
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月15日太田先生の本の話に戻ると、子どもへの具体的な声掛けの方法や言葉選びについて書いてくれているのは興味深く読んだ。で、最初にも書いたように、「これからの男の子たち」を育てる父親などの男性保護者が、自分の経験や性との向き合い方をどう開示して、どう語り掛けるかは描かれていなかった。1214
喜久山大貴@kikuyamahiroki太田先生が母親という立場からしか書けないのは当然で仕方ないのだけど、対談相手はジェンダー平等に目覚めた男性、ジェンダー教育に取り組む小学校男性教師、夫と子どものいる女性というラインナップで、つまり、企画段階で話を聞くに値する父親は見つけられなかったのではないかと。午後4:55 · 2020年9月15日·Twitter Web App4 件のリツイート1 件の引用ツイート14 件のいいね
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月16日返信先: @kikuyamahirokiさん私は小学校2年生のときに4人の教師から囲まれて詰められても自分の意見を貫き通すくらい我の強い性格で、家庭内でも母とよく口喧嘩をした(叱られて言い返してるだけ)。具体的なエピソードは忘れてしまったが、4年生くらいになると母の論理の穴や矛盾を突いて言い負かすようなことも多かった。1110
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月16日母の高校時代の成績は学年2位だったらしいし、現役で医学部に入っているから学力からいっても決して論理的思考が苦手というわけではない。それで、父や周りの大人がいうように、「女性は感情的な生き物」という言説をそのまま信じ込んでしまっていた。1114
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月16日やはり小中学生の頃の口喧嘩の原因など具体的なエピソードは何一つ思い出せない。ただ、人間にとって当たり前に付いてくる体調不良や不機嫌、矛盾、気分の揺れといった不具合について、論理的一貫性や言行一致、筋を通すことを美徳とするマチズモ的な価値観の下で嫌悪して、攻撃していた気がする。1210
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月16日今となっては、そんな健康や強靭であることを条件とする「正しさ」が周囲のケアや搾取によって初めて維持されているに過ぎない(下駄を履いている)ことが理解できるので、論理的かに見える男性優位な状況を可能ならしめている不平等な構造を改めよという話ができる。1315
喜久山大貴@kikuyamahiroki·9月16日橋下徹や西村博之氏のような話法で相手を言いくるめて黙らせれば勝ちみたいな幼稚な考え方を見ていると、つい自分の小学生時代を思い出してしまう。あんなものを賛美して信奉する人たちがいるのもそういう意味で理解できなくはないが、一体何周遅れだよと言いたくなる。331