スーパーしんばしの破産から10日あまり、だいぶ落ち着いて来た。債権額が少額であった事もあるし、もう債権回収をあきらめ、前向きになった。それに債権者集会来年の2月だし会場は松山だしで、車で時間かけて行くまでもないと思った。しんばしの広見店は毎日通るので毎日チラリとみているが、昨日用事があってしんばし南店の前を通った。ブルーシートが軒に半分位掛かりヒッソリとしていた。その時しんばしは倒産したがその後、テナントは入るのだろうか気になった。しんばしは終わってしまったが、後からテナントが入れば雇用も生まれる、しんばしの跡地、後店舗を前向きに検証していきます。
しんばし店舗に新テナントは入るのか、各店舗見ていきたい
まず「南店」ここが一番有力だ。警察署の前で車180台置ける駐車場は魅力だ。近隣に大手スーパーがあるのでスーパーの新規開店は難しそうだが、家具、家電など他の業態の店舗が入りそうだ。つぎに「広見店」、まずまず行けそうだ。「広見店」近隣にあるアルコール工場の跡地に「まるなか」の社長がヘリでスーパー候補地を探している時、「ここにスーパー建設しろ!」と言ったそうだ。(高須クリニックの社長みたいな感じだろうか、YESまるなか、と言ったかも)しかし、町の反対で頓挫してしまったが、店舗需要はありそうだ。次に「南郡店」昔の微かな記憶しかないが、まずまずの立地で大型店に囲まれている感じでもないのでまずまず行けそう。次の「吉田店」吉田は大手スーパーがフジしかない状態だ。いかんせん吉田の街の衰退が激し過ぎる。宇和島バイパスの開通で国道56号の通行量が激減してしまい店舗の撤退が相次ぎ、それに西日本豪雨で甚大な被害にあった。しんばしも水害にあい、一時店舗閉鎖してた。災害が発生した場所は避けられる傾向にある。水害後店舗が水害対策していればまだ新規店舗出来る可能はある。
問題は、旗艦店の本店にある、前途多難である
問題は本店にある、老朽化はいかんともともしがたい。それに多層階の大型店舗である。県都レベルの都市でも多層階の大型店舗はテナントが入らない。空き家状態だ。人口減少が激しく中心商店街の衰退の激しい宇和島では、まずテナントは埋まらない。ビックカメラなどの都市型店舗が入る規模の都市でもない。
市はしんばし倒産問題に積極的介入を
宇和島市はコロナで甚大な被害にあった。予讃線が宇和島止まりの終着駅だからか人口当たりの飲食店の件数は日本屈指の密度だ。まさにいまコロナに直撃を食らった産業だ。それに第一次産業も痛手を被ってる、主力の水産業が「鯛」「ハマチ」の安値に直面している。中には赤字出荷している所もある。こんな状態である、こんな時に地域の地場のしんばしの倒産である。積極的な介入を今すぐすべきだ。
正社員、パート合わせて約300人が突然の解雇、迅速かつ積極的な支援を
正社員、パート合わせて約300人が解雇されたのだ、これだけの人数の雇用先は今の宇和島にはない。迅速な対策をしなければならない。
しんばし本店の空き店舗化を絶対に阻止すべき
これは破産の裁判が終わった後にはなろうが、裁判後には積極的にしんばし本店の空き店舗化を阻止しなければならない。後々老朽化し廃墟化した場合の解体費とかを考慮に入れると。積極的な本店の跡地利用をバックアップしなければいけないと思います。絶対に負動産化しないようにしなければならない。
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