☆Dancing the Dream ☆

【盗作事件❗️】大内裕和中京大学教授の「奨学金本」は盗用だらけのトンデモ本だった!(2)(3)

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《関連記事》
**2020年08月09日(日)【ヤバすぎる❗️】大内裕和(中京大教授)氏が盗作❗️「若者のミカタ」は仮面か❓
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12616628160.html



盗作が疑われている大内裕和・中京大教授が、
Twitterでこんな宣伝をしている。

ここまで確信犯的と思われる盗作をしておきながら、
週刊誌の寄稿や新著の宣伝に余念がないとは、
どういうことなのか?

政治家やマスコミ、法律家、官僚との幅広い関わりによって
盗作、剽窃を揉み消せるとでも考えているのだろうか?



『週刊金曜日』は、大内裕和氏による
ジャーナリスト・三宅勝久氏の著作の盗作事件を
知っているのだろうか。

『週刊金曜日』といえば、
三宅勝久氏の武富士追及ルポを掲載し、
共に武富士から名誉毀損で訴えられた。
長期に及ぶ激闘の末、不当なスラップ裁判で武富士に勝利し、
彼らの闘いは消費者被害を防いでくれた。
大きな公益を齎した価値あるジャーナリズムとは、
こういうもののことを言うのだろう。

記者クラブ大手メディアが腐敗を極める中にあって、
『週刊金曜日』には権力に阿らないジャーナリズムを期待してきた。

『週刊金曜日』は、なぜ大内氏の記事を掲載しているのだろう?
三宅氏が予感し警鐘を鳴らしている新たな債鬼の出現を知っているのだろうか?

三宅氏が取材を重ねてつかんだキモは、こうだ!
日本学生支援機構の貸与型奨学金の最大の問題点は、
「一括繰り上げ請求」である。

※括繰上げ請求とは?
本来10~20年の分割で返済する「奨学金」について、返還期日が来ていない部分も含めて一括で請求する、という強烈な回収。
http://www.mynewsjapan.com/reports/1898


そして、日本学生支援機構は、
延滞が続いた場合に「一括繰り上げ請求」を行える“根拠”を
日本学生支援機構法施行令5条4項(※改正:5項)としている。
そこには「支払能力があるにもかかわらず」という文言がある。
しかし、三宅氏が日本学生支援機構の広報に取材した結果、
「支払能力の審査はしていない」ことが分かったのである。

日本学生支援機構法施行令 5条5項
学資貸与金の貸与を受けた者が、支払能力があるにもかかわらず割賦金の返還を著しく怠ったと認められるときは、前各項の規定にかかわらず、その者は、機構の請求に基づき、その指定する日までに返還未済額の全部を返還しなければならない。


いや、日本学生支援機構は「支払能力を審査していない」というよりも、
「支払能力を審査しようにもできない」という方が正しいのだろう。
学生ローンの貸与を受けた者の卒業後の家計状況どころか、
転居した先の住所すら追うことができず四苦八苦している。
その状況は、「奨学金の返還促進に関する有識者会議」の議事録を読めばよく分かる。
https://www.jasso.go.jp/about/disclosure/sonota/henkansokushin_yusiki/index.html
制度設計自体に欠陥があるとも言えるが、
つまり、機構が行なっている「一括繰り上げ請求」は違法なのだ。

三宅氏が、機構の違法な「一括繰り上げ請求」を提言するのは、
当然のことだが、
なぜか、奨学金問題対策全国会議は「一括繰り上げ請求」問題を
最優先に取り上げることを拒んでいる。

大内氏らが代表を務める奨学金問題対策全国会議は、
なぜ、機構による「一括繰り上げ請求」の違法性を追及しないのか❓
なぜ、最大の消費者被害を防ごうとしないのか❓
摩訶不思議である。
なにか不都合なことでもあるのだろうか❓

さて、
大内教授は、新著の宣伝もしている。



帯の「誰がために教育はあるのか?」

これは、たしかに重要な本質的メッセージだ。
まあ、パクリとは言わないが、
このメッセージは、
今回、大内氏の盗作のネタ本と考えられる、
三宅勝久・著(第2章)『日本の奨学金はこれでいいのか!』の
第4章の座談会の中で、三宅勝久氏によって述べられている。

「学問をする、教育を受けるというのは
 人間の普遍的な権利である、(〜略)〜」

「いま問われているのは、学問って誰のものなのだろう、
 大学って誰のものか、ということです。」




大内氏の盗用、
どんどん出てくる……💦
まだまだつづきがある模様💦 ⬇︎

ーーーー

スギナミジャーナル より以下転載
http://miyakekatuhisa.sakura.ne.jp/wp2/

【「若者のミカタ」で売り出し中、大内裕和中京大学教授の「奨学金本」は盗用だらけのトンデモ本だった!(2)】
==
(1)につづく

◇次々に出てくる「パクリ」表現
 『日本の奨学金はこれでいいのか!』(2013年、あけび書房。大内裕和、三宅勝久他著。以下三宅本という)は、奨学金問題対策全国会議編とした上で各著者名を明記して刊行した。著作権は各著者に所属することを出版時に確認した。契約書に明記しているほか、筆者が執筆した2章「ルポ・奨学金地獄」の章末には次の注釈も入れている。

本稿は、多重債務問題に詳しいジャーナリストである筆者が、奨学金問題対策全国会議から独立した立場に立って取材・執筆したものです。文責のすべては筆者にあります。
 共著者である大内氏がこうした事情を知らないはずがない。もしかしたら引用なのかと思い、注釈がないか探した。だが、どこにも引用を示す説明はない。

 疑問を感じながら読み進めた。盗用を疑わせる問題表現がどんどん出てくる。次の文章--。

【大内本『奨学金が日本を滅ぼす』(2017年、朝日新書。以下大内本という)86頁】

 よく考えれば、延滞金に固執すればするほど、元金の回収は遅れます。回収金は、まずは延滞金と利息に充当するという方針を実行しているからです。もし、これからの学生が借りる奨学金の原資を何よりも優先して確保したいのであれば、元本から回収すべきです。
 それを行わないのは、延滞金と利息による「利益」こそが、回収強化の狙いになっているように見えます。


 これも、三宅本の次の文章と酷似している。

【三宅本『日本の奨学金はこれでいいのか』90〜91頁】

 むしろ、延滞金に固執すれば原資の回収は遅れます。回収金はまず延滞金と利息に充当するという方針を実行しているからです。もし、本当に原資を回収して不良債権を減らしたいというのであれば、元本から回収すべきです。それをしないのは、「利益」こそが回収強化の真の狙いだからではないでしょうか。

 「むしろ」を「よく考えれば」に、「固執すれば」を「固執すればするほど」に、「本当に原資を回収して不良債権を減らしたというのであれば」を「これからの学生が借りる奨学金の原資を何よりも優先して確保したいのであれば」に、「それをしないのは」を「それを行わないのは」に、ところどころ変えているが、明らかに三宅本をなぞっている。



↑大内本



↑三宅本

ーー

【「若者のミカタ」で売り出し中、大内裕和中京大学教授の「奨学金本」は盗用だらけのトンデモ本だった!(3)】
==
(1)(2)につづく

 大内本の問題表現は続く。

【大内本(『奨学金が日本を滅ぼす』)86〜87頁】
 年間419億円の延滞金と利息の収入のうち、利息の大半は財政融資資金という政府から借りたお金の利払いに充てられます。もう一つのお金の行き先が、資金を貸し出している銀行とサービサーです。
 銀行からの借入金に対し多額の利払いが行われ、またサービーサーにもお金が行っています。
 これは、丸写しの類ではないが、以下の文章を「要約」したように見える。2012年度の延滞金と利息収入360億円は、2014年度の419億円に「更新」されている。


【三宅本(『日本の奨学金はこれでいいのか!』)91頁】
360億円にのぼる延滞金と利息収入。利息の大半は財政融資資金という政府から借りた金の利払いに充てられます。「日本学生支援機構債」などを発行して債券市場から集めた資金が財源です。もうひとつの金の行き先が、銀行と債権管理回収業者(サービサー)です。2010年度期末で民間銀行からの借入残高は約1兆円で、年間の利払いは23億円にもなります。2011年度は18億円、2012年度は16億円。2013年度8月現在の銀行借り入れ残高は4580億円です。また、サービサーへの委託状況は次のとおりです。

 そして、次の一節で一連の盗用は「完結」する。

【大内本(『奨学金が日本を滅ぼす』)87頁】
たとえば2012年度の債権回収業務を担当した日立キャピタル債権回収株式会社は21億9545万3081円を回収し、1億7826万円を手数料として受け取っています。 

 ネタ本はこうだ。

【三宅本(『日本の奨学金はこれでいいのか!』)91頁】
2010年度はエム・ユー・フロンティア債権回収会社と日立キャピタル債権回収会社が延滞債権回収業務を受託。エム社が8938万円(回収額=14億3533万円296円)、日立が1億5240万円(同13億6037万8452円)を売り上げています。2012年度の実績は、エム社の売り上げ1億3471万円(同20億3927万9475円)、日立が1億7826万円(同21億9545万3081円)です。

 2012年度に日本学生支援機構が委託したサービサーは、エム・ユー・フロンティアと日立キャピタルの2社なのだが、どういう事情か、大内本では日立のことしか書いていない。

 盗用・剽窃が色濃く疑われる記述は、大内本の86〜87頁にかけて1頁以上に及んだ。これが大学教授の書いた文章とは、とても信じられなかった。










つづく

 
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