NHKは10日、今年の大みそかに放送する「紅白歌合戦」を無観客で行うと発表した。
新型コロナウイルス感染拡大の防止を最優先にした判断で、無観客での開催は1951年に始まった紅白では史上初。
発表直後、ネットでは「開催してくれるだけまし」「そもそも会場に入る敷居が高い」と、コロナの終息が見えない状況とあって〝やっぱり〟ムードだった。
「紅白無観客」の影響は他のアーティストにも及びそうだ。ジャニーズのファンは「嵐の最後のステージが無観客か」と嘆き、恒例のカウントダウンコンサート開催を危ぶむ声も多い。
また、2020年を締めくくる〝紅か白か〟にも注目が集まっている。「審査はどうするのだろう」「野鳥の会の皆さんは出ないのか」「野鳥の会の人の仕事がなくなった」とのつぶやきもちらほら。ちなみに会場での集計は「日本野鳥の会」ではなく、現在は「麻布大学野鳥研究部」が担当している。