木村拓哉が「教場」ラストシーンで仕掛けたアドリブに…伊藤健太郎「本当にパニクって(苦笑)」
提供:TOKYO FM
木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。9月のゲストには、俳優の伊藤健太郎さんが登場。9月13日(日)の放送では、2人が共演したドラマ「教場」(フジテレビ系)での現場の話で盛り上がりました。
◆「教場」ラストシーンでの知られざるひとコマ
警察学校を舞台に繰り広げられるさまざまな人間模様を描いた珠玉の警察ミステリー「教場」。本作で木村が演じたのは、冷酷無比な教官・風間公親役。一方、伊藤さんは、主要キャスト陣が演じた198期の生徒たちが卒業したあとの199期の生徒の1人としてラストシーンに出演しています。
そのシーンは、木村演じる風間が、新たに自身の教場に迎えた199期の生徒たちを前に、自己紹介をして授業を始める瞬間。ワンシーンのみの出演でしたが、前回の放送では2つ返事でオファーを引き受けた理由を明かしていた伊藤さん。
そんな現場を振り返り、「ドッキリというか……僕、本当にパニクって(苦笑)。初めてだったんですよ、芝居中にパニクるっていう感覚が。大体、(芝居中に)なにをされても、ある程度対応しなきゃなっていうのがあって、その役柄でいることを大事にするんですけど……。(あのシーンでは)初めて、“あ、自分になっちゃった。ヤッベー!” と思って、すごく後悔しちゃって」と反省の弁。
というのも、伊藤さんによると、台本上では風間教官が自己紹介をしてカットがかかるはずが、カットがかからなかったそうで「風間教官に『伊藤!』って呼ばれて、僕が“えっ!?”ってなって……とりあえず『はい!』って立ち上がったら、『前に来い!』って教壇の横に僕を呼んでくださって、僕が行ったんですけど。そうしたら急に木村さんが『胸ぐらを掴め!』って。“訳わかんないこと言ってるこの人、何それ!?” と思っちゃって(笑)」と木村とのアドリブを振り返ります。
予想だにしない急展開に伊藤さんが戸惑っていると、木村が「こうやって掴むんだよ!」と言いながら伊藤さんの胸ぐらを掴み、伊藤さんも木村の胸ぐらを掴み返したところでカットがかかったそう。
台本にはなかった木村のアドリブに、伊藤さんは「あれ、なんだったんですか(笑)?」とあらためて質問をぶつけます。
木村は「いや、あれは単純に教員っていうのは生徒を送り出したら、また(次の期の教場が)ゼロから始まるっていう。“振り出しに戻った感じでいいのかな” と思って。冒頭のシーンで、教場が始まって『風間公親だ』っていう自己紹介をしたあと、生徒のみんなに対して最初にやった作業が、『胸ぐらを掴め!』ってアプローチだったから、またきっと(199期を迎えたシーンでも)“振り出しに戻ってもいいんじゃないかな”と思って」とそのシーンに込めた思いを説明。
そして、そのシーンで対峙するのは「“誰がいいかな”と思って、(教室を)見渡していたら、健太郎が壁際の席から意志をしっかり持った、“どんなことがあっても、絶対に俺は卒業してやるよ!”みたいな目をして、こっちを見ていたんですよ。“あ、こいつ強い目をしているな” と思ったから、試しに『伊藤!』って呼んだら、“えっ!?”ていう感じで(笑)。“いやいやいや、さっきの目はどうした!?”って思っていたら、(戸惑いつつも)『はい!』って立ち上がったんで、『悪いが前に来てくれ』って言って呼び出して、その一連の流れにしてみたっていう」と木村。オンエア上では、そのアドリブ部分は使われていなかったそうで、「(「教場」の演出を担当した)中江(功)監督って、けっこうそういう使う・使わないっていうのは、編集で決める人なんで」と話し、未公開となったアドリブシーンでの意図を明かしました。
次回9月20日(日)の放送も、引き続き伊藤さんをゲストに迎え、お届けします。どうぞお楽しみに!
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聴取期限 2020年9月21日(月・祝) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow supported by GYAO!
放送日時:毎週日曜 11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/flow/
◆「教場」ラストシーンでの知られざるひとコマ
警察学校を舞台に繰り広げられるさまざまな人間模様を描いた珠玉の警察ミステリー「教場」。本作で木村が演じたのは、冷酷無比な教官・風間公親役。一方、伊藤さんは、主要キャスト陣が演じた198期の生徒たちが卒業したあとの199期の生徒の1人としてラストシーンに出演しています。
そのシーンは、木村演じる風間が、新たに自身の教場に迎えた199期の生徒たちを前に、自己紹介をして授業を始める瞬間。ワンシーンのみの出演でしたが、前回の放送では2つ返事でオファーを引き受けた理由を明かしていた伊藤さん。
そんな現場を振り返り、「ドッキリというか……僕、本当にパニクって(苦笑)。初めてだったんですよ、芝居中にパニクるっていう感覚が。大体、(芝居中に)なにをされても、ある程度対応しなきゃなっていうのがあって、その役柄でいることを大事にするんですけど……。(あのシーンでは)初めて、“あ、自分になっちゃった。ヤッベー!” と思って、すごく後悔しちゃって」と反省の弁。
というのも、伊藤さんによると、台本上では風間教官が自己紹介をしてカットがかかるはずが、カットがかからなかったそうで「風間教官に『伊藤!』って呼ばれて、僕が“えっ!?”ってなって……とりあえず『はい!』って立ち上がったら、『前に来い!』って教壇の横に僕を呼んでくださって、僕が行ったんですけど。そうしたら急に木村さんが『胸ぐらを掴め!』って。“訳わかんないこと言ってるこの人、何それ!?” と思っちゃって(笑)」と木村とのアドリブを振り返ります。
予想だにしない急展開に伊藤さんが戸惑っていると、木村が「こうやって掴むんだよ!」と言いながら伊藤さんの胸ぐらを掴み、伊藤さんも木村の胸ぐらを掴み返したところでカットがかかったそう。
台本にはなかった木村のアドリブに、伊藤さんは「あれ、なんだったんですか(笑)?」とあらためて質問をぶつけます。
木村は「いや、あれは単純に教員っていうのは生徒を送り出したら、また(次の期の教場が)ゼロから始まるっていう。“振り出しに戻った感じでいいのかな” と思って。冒頭のシーンで、教場が始まって『風間公親だ』っていう自己紹介をしたあと、生徒のみんなに対して最初にやった作業が、『胸ぐらを掴め!』ってアプローチだったから、またきっと(199期を迎えたシーンでも)“振り出しに戻ってもいいんじゃないかな”と思って」とそのシーンに込めた思いを説明。
そして、そのシーンで対峙するのは「“誰がいいかな”と思って、(教室を)見渡していたら、健太郎が壁際の席から意志をしっかり持った、“どんなことがあっても、絶対に俺は卒業してやるよ!”みたいな目をして、こっちを見ていたんですよ。“あ、こいつ強い目をしているな” と思ったから、試しに『伊藤!』って呼んだら、“えっ!?”ていう感じで(笑)。“いやいやいや、さっきの目はどうした!?”って思っていたら、(戸惑いつつも)『はい!』って立ち上がったんで、『悪いが前に来てくれ』って言って呼び出して、その一連の流れにしてみたっていう」と木村。オンエア上では、そのアドリブ部分は使われていなかったそうで、「(「教場」の演出を担当した)中江(功)監督って、けっこうそういう使う・使わないっていうのは、編集で決める人なんで」と話し、未公開となったアドリブシーンでの意図を明かしました。
次回9月20日(日)の放送も、引き続き伊藤さんをゲストに迎え、お届けします。どうぞお楽しみに!
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<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow supported by GYAO!
放送日時:毎週日曜 11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/flow/