あらすじ

第二十三回「義輝、夏の終わりに」2020.9.13放送

将軍・義輝(向井 理)の文を手に信長(染谷将太)のもとに向かった光秀(長谷川博己)。しかし肝心の信長は美濃攻めに苦戦しており、話どころではなかった。代わりに取り次ぎを任された藤吉郎(佐々木蔵之介)から、京で三好長慶(山路和弘)の子らによる義輝暗殺計画のうわさがあると聞く。しかも裏で糸を引いているのが松永久秀(吉田鋼太郎)であると知り、衝撃を受ける光秀。すぐに大和の松永のもとを訪ね、その真意を問いただすも、松永は「義輝はもはや将軍の器ではない、このままでは世が治まらないので、殺しはしないが追放するつもりである」と告げる。

<第23回のトリセツ> 監修:小和田泰経

『麒麟がくる』をより楽しんでいただくために、ドラマ上の設定や展開、世界観をわかりやすく解説します。

「百人組」の頭、藤吉郎

光秀が初めて藤吉郎と対面するシーンでは、信長は藤吉郎のことを「百人組の頭だが、面白いやつじゃ」と評します。

「百人組」とは、雑兵が100人程度集まる小部隊「足軽百人組」をさし、この小部隊を率いているリーダー・足軽組頭を“百人組の頭”といいます。
このときの藤吉郎の織田家でのポジションを、現代に例えて織田家を会社とするならば、藤吉郎は“係長クラス”まで出世していることになります。

駒の丸薬、
売り上げの7貫はいくら?

駒が作っている丸薬が評判を呼び、伊呂波から商売を持ちかけられます。
1袋が10文、これを700袋売ると7貫になります。

現代の価値に換算すると、1貫=約15万円。
7貫だと約105万円になります。

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