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　事件が発生したのは、同月18日午後11時頃のこと。マカオ半島の高士徳エリア付近を走行中のバスに乗っていた男女2人が、外国人とみられる男が下半身を露出し、黒色の袋のようなもので遮蔽した上、下半身の一部を着席して寝ていた二十代の女性乗客の肩の部分に接触させているのをを目撃し、バス運転士を通じて警察に通報。その後、運転士がバスを停めて乗客を降ろす際、この男が状況に気づいて逃走を図ろうとしたため、目撃者の男性が阻止したという。

　警察官が現場に到着し、目撃者に事情を聞いたところ、バス車内に空席があるにも関わらず、男はわざわざ通路に立って行為に及んでいたと指摘。一方、男は露出とセクハラのいずれもやっていないと完全否定したとのこと。その後、警察がバス車内に設置された監視カメラ映像を分析したところ、目撃証言通りの行為が確認されたことから、男を逮捕するに至ったとした。警察では、男を露出及びセクシャルハラスメント罪で検察院送致する方針。

　昨今、マカオのバス車内やバス停周辺で女性をターゲットとしたセクシャルハラスメント（痴漢）や盗撮事件が頻発しており、警察が注意を呼びかけている。

マカオ治安警察局（資料）－本紙撮影

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