主にDTM(デスクトップミュージック)など、音楽制作の場面で活躍する「MIDIキーボード」。パソコン上で曲を作りたいときにマウスでいちいちクリックしなくても、鍵盤を押すだけでスムーズに音を入力できるため非常に便利です。
そこで今回はMIDIキーボードのおすすめモデルをご紹介。DTMの作業効率を向上させたい方やこれからDTMを始めたい方は、ぜひチェックしてみてください。
MIDIキーボードとは?
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「MIDI(ミディ)」とは、電子楽器で演奏したデータをデジタル転送するための規格。音程はもちろん、音の長さや楽器の種類などの詳しい情報もデジタル化できます。
MIDIキーボードは、MIDIのデータを作曲ソフトに入力するためのモノ。ピアノを弾く感覚で音を入力できるため、作業効率が格段に上がります。
MIDIキーボードのメリット・デメリット
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MIDIキーボードのメリット
MIDIキーボードのメリットは、作曲ソフトを使う際に鍵盤を叩くだけで音を入力できること。特にコードを入れたいときは、マウスだと複数回クリックしなければいけませんが、MIDIキーボードだと1度に入力できます。鍵盤を叩いて音を確認しながらデータの打ち込みができるため、入力ミスを防げるのも魅力です。
MIDIキーボードのデメリット
デメリットは、作曲ソフトと接続しないと音が出せない点。電子ピアノやシンセサイザーと異なり、基本的にMIDIキーボード単体では音が鳴りません。あくまで音を鳴らすモノではなく、音を鳴らす指示を出すモノなので購入の際は注意しましょう。
MIDIキーボードの選び方
鍵盤数で選ぶ
88鍵
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設置場所に余裕があれば88鍵のMIDIキーボードがおすすめ。グランドピアノやアップライトピアノと同じ鍵盤数なので、両手でしっかりと弾けます。日頃からピアノに慣れ親しんでいる方なら、普段弾いている感覚で音の打ち込みが可能です。
61鍵
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両手でしっかり弾きたいけれど、88鍵モデルを置くほどのスペースがない方には、61鍵のMIDIキーボードがおすすめです。
88鍵よりも鍵盤数は少ないですが、5オクターブカバーできるため作曲シーンで困ることはほとんどありません。両手でストレスなく弾けるMIDIキーボードを探している方は、最低でも61鍵以上のモデルを選ぶようにしましょう。
49鍵
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弾きやすさと置きやすさの両方を兼ね備えているモデルを探している方は、49鍵のMIDIキーボードがおすすめ。パソコンの前に置いても無理なく使える大きさなので、ディスプレイの前で効率よくDTM作業を行いたい方に最適です。
ただし、88・61鍵よりもコンパクトとはいえ、長さは80cm前後のモノが多いので、デスクが小さい方は注意しましょう。
32鍵
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演奏はしないものの、音の打ち込みを行いたい場合は32鍵のMIDIキーボードがおすすめ。音階は2オクターブ半と49鍵の半分ですが、音階の変更はパソコン側でもできるので、不便さは感じにくくなっています。
また、長さは40cm前後のモノが多いので、作業用デスクの上で快適に作業ができます。作業スペースをあまり確保できない方にもおすすめです。
25鍵
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持ち運びをする機会が多い方や野外で使う機会の多い方は、25鍵のMIDIキーボードがおすすめ。シンプルな構造で、機能も最低限にしたモノが多いので、移動時の衝撃などで故障のリスクを軽減できるのが魅力です。
また、長さは16cm前後のモノが多く、室内で使用する場合は、作業用デスクを広く使えます。シンセサイザーやリードの簡単なフレーズを弾いたり打ち込んだりしたい方にもおすすめです。
接続方法で選ぶ
有線
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MIDIキーボードの接続方法はUSBケーブルによる有線が主流。その多くが接続したデバイスからバッテリーを供給するバスパワー方式を採用しているため、MIDIキーボード本体を充電する手間が省けます。ペアリングなどの設定をしなくてよいのも魅力です。
Bluetooth
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DTM作業をするときにパソコン周辺が機材で溢れると煩わしいのが難点。そのため、すっきりした環境で曲作りを行いたい場合は、無線で接続できるBluetoothタイプのMIDIキーボードがおすすめです。
特にiPhoneやiPadで音楽制作を行いたい方なら、Lightning変換用のアダプターを別途用意する必要がないためスムーズに作業ができます。
コントローラーの機能で選ぶ
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フェーダーやパット、リボンコントローラー、多目的スイッチなど、MIDIキーボードはさまざまな機能を搭載しています。ボリューム・音階・音の種類をMIDIキーボード側で変更できるのが特徴。音作りは細かい作業の連続なので、よりこだわりたい方は多機能なハイスペックなモデルがおすすめです。
ただし、機能が多く備わっているほど価格は比例して高くなります。自分に必要な機能を考慮した上で製品を選ぶようにしましょう。
鍵盤のタッチで選ぶ
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機能性を重視するのは大切ですが、弾き心地も重視したいポイント。鍵盤の比率がしっかりと調節されているMIDIキーボードを選べば、鍵盤数が少なくてもあまり窮屈に感じないため弾きやすくなります。
また、しっかりとキーが沈み込むモデルなら生のピアノと同様の弾き心地を楽しめます。鍵盤のサイズなども事前に確認しておきましょう。
MIDIキーボードのおすすめメーカー
コルグ(KORG)
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コルグは日本で初めてシンセサイザーを開発したメーカー。音質がよく機能性にも優れており、国内外を問わずさまざまなミュージシャンに愛されています。
通常のMIDIキーボードはもちろん、スマートさを重視したユニークなデザインの小型モデル「NANOKEY2」を展開しているのが特徴。また、ラインナップが充実しており、数ある製品のなかから自分に合った製品を選びたい方におすすめのメーカーです。
ローランド(Roland)
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ローランドは静岡県浜松市に本社を構える電子楽器メーカー。シンセサイザーや電子ピアノ、MIDIキーボード、リズムマシン、電子ドラムなどの楽器製造をはじめ、専門ショップのプロデュースや「ローランド・ミュージック・スクール」の運営など、音楽に関わる幅広い事業を手掛けています。
鍵盤数の多いMIDIキーボードが揃っているため、グランドピアノやアップライトピアノと同じ感覚で打ち込みたい方におすすめです。
エムオーディオ(M-Audio)
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エムオーディオはDTM向けの音響機器を展開しているアメリカのメーカー。特にMIDIキーボードのバリエーションが豊富で、シンプルに使えるモノから機能性が高いドラムパッドつきのモノまで、さまざまなモデルをラインナップしています。
操作性に優れているモノが多いので、鍵盤数が少ないモデルでもスムーズに作業できるのが特徴です。
MIDIキーボードのおすすめモデル
コルグ(KORG) MIDIキーボード microKEY-25
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薄型軽量で持ち運びに便利な、25鍵モデルのMIDIキーボードです。USB接続のバスパワー方式を採用しており、ペアリングなどの設定は不要。USBケーブル1本でMac・Windowsに、さらにLightning変換用のアダプターを使えばiPad・iPhoneにも対応できます。
鍵盤には、タッチや弾き心地を追求した「ナチュラル・タッチ・ミニ・キーボード」を採用。黒鍵と白鍵の比率が調節されているため和音が押さえやすく、速いフレーズでも快適に演奏できます。
また、機能性も充実。「オクターブ・ボタン」と「キー・トランスポーズ」機能を活用することで、MIDI規格上の全ての音域を演奏可能です。さらに、音の高さを変える「ピッチベンド」や、ビブラートなどを調節する「モジュレーション」、自動的にアルペジオ(分散和音)を演奏する「アルペジエーター」、音の余韻を残す「ダンパー」機能なども搭載しています。
そのほか、手頃な価格帯で初心者が気軽に購入しやすいのも魅力。なお、25鍵モデルのほか37・49・61鍵モデルも展開しています。用途に応じて最適なモデルを選択してみてください。
コルグ(KORG) MIDIキーボード microKEY Air-37
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USB接続に加えてワイヤレス接続も実現した、「microKEY」の上位モデルです。「KORG Gadget」「GarageBand」などの無料iOSアプリや、MacやWindows上の音楽制作ソフトウェアと、Bluetoothで簡単に接続可能。すっきりしたデスク環境でDTM作業を行いたい方や、iPadやiPhoneで音楽を作りたい方におすすめです。
鍵盤には、「microKEY」と同様に「ナチュラル・タッチ・ミニ・キーボード」を採用。タッチや弾き心地にこだわった鍵盤で快適に演奏できます。また、「オクターブ・ボタン」と「キー・トランスポーズ」機能を組み合わせることでMIDIの全音域をカバーできるほか、ピッチベンド機能やモジュレーション機能などを搭載しているのも魅力です。
ワイヤレス接続の場合、本体は単3電池2本で動作可能。1日1時間の使用で約1ヶ月間使用でき、約1ヶ月間電池交換は不要です。なお、37鍵モデルのほか25・49・61鍵モデルも展開しています。
コルグ(KORG) MIDIキーボード nanoKEY2 25鍵
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ノートパソコンと変わらない1.6cmという薄さとコンパクトさで、どこでも手軽に音楽制作ができるアイテムです。鍵盤数は、簡単なフレーズの打ち込みにおすすめの25鍵。USB接続方式であり、Windows・Mac・iOSと幅広いデバイスに接続できます。
鍵盤は、音の強弱をしっかりと調節できる「ベロシティ」対応タイプです。黒鍵部分と白鍵部分が離れている上、キー同士の幅にも余裕をもたせているためミスタッチを防ぎやすい仕様。また、「オクターブ・ボタン」を使えば上下それぞれ4段階に音程をシフトでき、「キー・トランスポーズ」機能と組み合わせることでMIDI規格上の全音域をカバー可能です。
さらに、人気のソフトウエアやライセンスなどが多くバンドルされているのもポイント。カラーも、ブラック・ホワイト・ブルー&イエロー・オレンジ&グリーンと幅広く展開しています。安い価格帯で、コスパ良好なおすすめアイテムです。
コルグ(KORG) MIDIキーボード nanoKEY Studio
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USBに加えてワイヤレスでも接続できる、軽量コンパクトな25鍵モデルです。Bluetoothで簡単に繋げられる上に楽々持ち運べるため、外出先でiPadやiPhoneを使ってのDTM作業を行いたい方におすすめ。
鍵盤はベロシティ対応タイプであり音の強弱を調節できるので、表現の幅を広げられます。また、おすすめの音程に合わせてキーが点灯する「スケール・ガイド」機能により、初心者が簡単に演奏できるのも魅力です。
さらに、8つのトリガー・パッドでドラム演奏の入力やコード演奏ができたり、8つのノブでプラグイン・エフェクトやミキシングができたりと、多彩な機能を搭載。自由に手軽に、音楽制作を楽しめるMIDIキーボードです。
ローランド(Roland) MIDIキーボードコントローラー A-49
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フルサイズ49鍵のシンセサイザー鍵盤を搭載したMIDIキーボードです。優れた鍵盤タッチで弾き心地が追求されているほか、剛性の高いフレームを採用しているため連打やグリッサンド奏法などにも対応できます。本体は幅84×奥行き19cmと比較的コンパクトなので、パソコンの前に置いても無理なく使用可能です。
また、機能性も良好。ピッチベンド・モジュレーション・オクターブ機能などのほか、音量やエフェクトを調節する「エクスプレッションペダル」端子や、音を延ばす「ホールドペダル」端子も搭載しています。さらに、本体へ手を近づけたり遠ざけたりすることでピッチやボリュームを変えられる「D-BEAMコントローラー」機能も搭載。
DTM用のみならず、本格的なシンセサイザーの演奏にも使用できるため、ステージのサブキーボードにもおすすめです。コントロール部はシンプル設計なので、初心者でも安心。さらに、人気の音楽制作ソフト「Ableton Live Lite」のライセンスを付属しているのも魅力です。カラーは、ブラックとホワイトの2色を展開しています。
ローランド(Roland) MIDIキーボードコントローラー A-88MKII
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高いの演奏性能を有する、88鍵のプロフェッショナルモデルです。鍵盤には、確かな弾き心地と豊かな表現力を叶える「PHA-4 スタンダード鍵盤」を採用。普段ピアノを弾いている感覚で、両手でスムーズに音を打ち込めます。
また、鍵域を最大3分割できるのもポイント。3つの異なる音色で演奏したり、3つの音色を重ねたりして楽しめます。このほかにも、ピッチベンドやモジュレーション、アルペジエーター、コードメモリーなどの多彩な機能を搭載。ノブとパッドは自照式なので、視認性も良好です。
さらに、MIDIの新規格「MIDI 2.0」への対応を予定しているのも魅力。薄型スリム設計で、設置場所にも困りません。デバイスは、Mac・Windows・iOSにUSBケーブルで接続できます。
エムオーディオ(M-Audio) Keystation 61
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シンプル操作で楽々扱える、初心者におすすめの61鍵モデルです。USBケーブル1本を繋ぐだけで、特別なドライバーをインストールすることなくWindowsやMacですぐに使えます。Lightning変換用のアダプターを別途用意すれば、iOSにも対応可能です。
鍵盤には、音の強弱を微調整できるベロシティ対応タイプを採用。また、ピッチベンド・モジュレーション・オクターブコントロール機能などが搭載されており、表現力豊かな演奏が叶います。
両手でしっかりと弾ける61鍵盤仕様ながら、軽量なので運搬やセッティングも簡単。さらに、リッチな高品位ピアノ音源「Sonivox Eighty Eight Ensemble」や、約2000ものプリセットを収録した音源「AIR Xpand!2」、世界で人気の音楽制作ソフト「Ableton Live Lite」が付属しているのも魅力です。
エムオーディオ(M-Audio) Keystation Mini 32 III
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重量0.45kg、サイズ約41.8×10.5×2cmの軽量コンパクト設計で、楽々持ち運べる32鍵モデルです。鍵盤は、ベロシティに対応。また、オクターブコントロール・ピッチベンド・モジュレーション・サステインなど、多彩な機能で表現の幅を広げられます。
本体はUSB1本でWindows・Macに接続でき、ドライバー不要で簡単にセットアップ可能。Lightning変換用のアダプターを用意すれば、iOSデバイスにも対応できます。さらに、「Pro Tools First M-Audio Edition」「AIR Music Tech Xpand!2」など、世界のプロが使用するソフトが付属しているのもポイントです。
アカイプロ(Akai Professional) MIDIキーボード LPK25
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ほぼすべてのDTMソフトに対応した25鍵モデルです。USBのバスパワー方式を採用しており、ドライバー不要でセットアップ可能。Windows・Macのほか、別売りのLightning変換用アダプターを利用すればiOSにも対応できます。
鍵盤はベロシティ対応タイプであり、音の強弱を微調整可能。また、6種類のアルペジエータモードやタップテンポコントロール機能、オクターブアップダウン機能など、多彩な機能が搭載されています。コントロール部はわかりやすいレイアウトで直感的に操作できるため、初心者の方におすすめです。
さらに、「LPK25専用エディター」を活用すれば、自分だけのオリジナルプリセットを作れるのもポイント。本体は幅33cm、重量0.45kgの小型軽量仕様で、持ち運びにも苦労しません。
アカイプロ(Akai Professional) MIDIキーボードコントローラー MPK mini MK2
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幅31.8cmの省スペースで設置場所に困らない、25鍵モデルです。8つのMPCパッドでドラム音などを打ち込めるほか、打ち込んだデータをリピートさせる「ノートリピート」やオクターブ、アルペジエータ、サステインなどの多彩な機能を搭載。また、ベロシティ対応の鍵盤で、表現の幅が広がります。
操作部はシンプルな作りなので、初心者でも安心。さらに、付属の専用エディターソフトで各操作子を設定できるのもポイントです。自分が使用しているエフェクトやDTMソフトに合わせて各操作子をカスタマイズでき、それらの設定は保存しておけます。
本体はUSBでMac・Windowsに接続でき、ドライバーのインストールも不要。ソフトは、「MPC Essentials」「AIR Music Technology Hybrid 3 」などの実用的なモノが付属しています。
CME MIDIキーボード Xkey37
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厚み0.16cmの薄型設計で持ち運びやすい、おすすめモデルです。鍵盤は、通常の鍵盤と同じ「フルサイズ鍵盤」の37鍵。強く押し込むことで各鍵盤の音にそれぞれ変化をつけられる「ポリフォニック・アフタータッチ」に対応しているため、多彩な表現を楽しめます。
さらに、コントロール部には感圧式のピッチベンド・モジュレーションボタンやオクターブシフト、サステインボタンを搭載。専用アプリケーション「Xkey Plus」を活用すれば、より詳細な設定も可能です。
そのほか、MIDIケーブル出力・サステインベダル入力・エクスプレッションペダル入力の3つを接続できる、便利な「Xケーブル」も付属。なお、本製品専用のケースも別途販売されているため、外出先での使用が多い方は合わせてチェックしておきましょう。
CME PRO MIDIキーボード Xkey Air 25
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Bluetooth接続ができる、ワイヤレスタイプの25鍵モデル。iPhoneやiPadなど、タブレット端末にも簡単に繋げられます。バッテリーの駆動時間は最大10時間と、十分なバッテリー容量が確保されているのもポイントです。本体は重量0.61kg、大きさ38.8×13.5×16cmの軽量コンパクト仕様で、バッグの中にもすっぽり収納できます。
薄型ながら、フルサイズ鍵盤なので弾きやすさも良好。また、鍵盤はベロシティに対応しているうえ、強く押し込むことで各キーの音に変化が生じる「ポリフォニック・アフタータッチ」機能も備えています。このほかにも、オクターブチェンジ・ピッチベンド・モジュレーション・サステインなどの多彩な機能を搭載。
本体にはスタイリッシュなアルミニウム素材を採用しており、耐久性も良好です。さらに、専用アプリケーション「Xkey Plus」を用いて、自分好みの設定にカスタマイズすることも可能。高い実用性を有する、おすすめのMIDIキーボードです。
ネイティブインストゥルメンツ(Native Instruments) M-シリーズキーボード KOMPLETE KONTROL M32
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視認性が高く、スマートに扱える32鍵モデルです。本製品は、8つのタッチセンサー式コントロールノブと、2本のタッチストリップを搭載。多彩なインストゥルメントや、ピッチベンド・モジュレーションなどの音響効果を直感的に操作できます。
また、100種類以上のスケール(音階)やアルペジオなどを簡単に演奏できる「Smart Play」機能付きなのも魅力。ソフトは、「Ableton Live 10 Lite 」「KOMPLETEインストゥルメント& エフェクト」など、音楽制作のスターターキットが付属しています。これ一台でDTMへ気軽に挑戦できる、初心者へおすすめのMIDIキーボードです。
ネイティブインストゥルメンツ(Native Instruments) S-シリーズキーボード KOMPLETE KONTROL S88 MK2
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優れた弾き心地と高い視認性を持つ、88鍵のMIDIキーボードです。鍵盤には最先端のハンマーアクション技術が搭載されており、リアルなピアノを弾いている感覚で演奏できます。また、小さなLEDを各鍵盤に配置しているのも特徴。選択したスケールやモードに応じて、適切なキーを色で知らせます。
さらに、コントロール部には2つの液晶スクリーンが搭載されており、パソコンで操作せずとも音源・音色の選択やブラウジング、試聴などができるのも魅力です。そのほか、ピッチ・モジュレーション・エクスプレッションなどを正確に調節できる、ホイールとタッチストリップも搭載。ハイスペックながら簡単に扱えるモデルを探している方は要チェックです。
Nektar Technology IMPACT LX49+
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高い利便性が特徴の、49鍵モデルです。本体に「Cubase」「Digital Performer」「FL Studio」「Logic」など数多くの主要な音楽制作ソフトの設定プログラムがあらかじめ用意されており、面倒な設定不要ですぐにソフトを活用できます。
コントロール部には、9本のフェーダー・9つのMIDIボタン・8基のロータリーエンコーダー・8つのパッドを搭載。オクターブ・トランスポーズ・ピッチベンド・モジュレーションなどの多彩な機能で、幅広い表現をサポートします。また、鍵盤はベロシティに対応しているのも魅力です。
対応デバイスは、WindowsとMac。別売りのLightning変換用アダプターを活用すれば、iPadにも接続できます。
MIDIキーボードはDTM作業に欠かせない機材です。パソコン上で音を打ち込みながら曲を作っていくのはもちろん、練習に使ったりライブで使ったりとさまざまな場面で活用できるのが魅力。モデルによって搭載されている機能が異なり、鍵盤数のバリエーションも豊富なので自分の作曲環境に合う1台が見つけられます。メインは32鍵・サブは61鍵というように複数持つのもおすすめ。ぜひお気に入りのMIDIキーボードを選んでみてください。