球磨川の治水策　知事「年内に示す」
2020年9月18日 15:55 現在

熊本県の蒲島知事は球磨川の治水策について今年中に方向性を示すとしました。

「年内できるだけ早く、県の治水についての考え方を整理し、示すとともに国、県、流域市町村が連携して治水の方向性を定めていきたい」（蒲島郁夫県知事）
これは県議会の答弁で明らかにしたものです。

県は現在、７月豪雨で氾濫した球磨川について、川辺川ダムを白紙撤回した後のダムによらない治水に関する検証を国や流域市町村とすすめています。

蒲島知事は検証委員会の議論や流域住民の要望を踏まえあらゆる選択肢を排除せず検討すると述べ、１１月までにまとめる予定の復旧復興プランと一体的に治水策も年内に示すとしました。