本件に関しては、否定的ではなく、アンバランスだなと思いブログで解説しておこうと思います。

まず、7月1日からライブハウスの営業を再開させた事実はメディアでも報道されております。

ガイドラインに沿った形での運営を行うと、集客の25%~50%が限界になります。

そこをアーティストに貸し出すとなると、満額の会場料を請求し難い状況、そして収入源で大きな割合を
占めている、DRINK代の収益が激減する為、依然としてライブハウスの経営自体は悪化を辿る一方で、配信のシステムを整えたりと追加投資をしないと、会場を利用してもらえない状況が続いてます。

アーティストは、中堅クラスまで行くと、会場のキャパ以上のオーディエンスが配信を観てくれる。

そして、会場代+配信のプラットフォームを展開している会社に、閲覧用チケットの発券手数料を払うだけでわりとシンプルな構造になっている。

ただ、間違いなく言えるのは、「長くは続かない」という事。

実際、試行錯誤して配信という名の「生中継」を3本やりましたが、真新しさを求めるのであれば
それなりのカメラチームとスイッチングマン、そして演出周りを仕込まないと、同じアングルで曲を聴いているだけで、感動が生まれない。

10日より、スポーツ関連に関しては、緩和され、
5,000人までの集客が認められました。
計画では、8月1日7月20日に正式発表)からは、1万人の集客まで可能になる。

話を戻すと、配信する為の機材は品切れ、カメラクルーは多忙、音響や照明周りも少しだけ兆しが見えてきていますが、
肝心要のライブハウスは、クラウドファンティングを活用した「ライブハウス存続の資金調達」。

実に、アンバランス。

そして、何より、これを読んでいる皆様の心ですかね。

お子様や高齢者を抱える方は、二の足を踏む形になっている。
以前のように、蜜になった会場でアーティストと時間を忘れて盛り上がれるのか?

そこにも、時間がかかると思います。

大阪と舞浜のテーマパーク等も、動き出しました。
しかしながら、感染者数が増加傾向にある中、ライブハウスへの抵抗を払拭できるのか?

抗原検査付きチケットの販売も、考えましたが、なかなか実現性がない。

話をまとめると、このアンバランスな状況を打破する方法を考えないといけない。

ずっと考えている。
勿論、まだ答えは出ていない。

政府や首長の「専門家の意見を加味して」、いやいや決断の時です。

これ以上は、ライブハウスが壊滅的になります。

と書きながら、七夕なので、「早くみんなで集まって、良い音楽を楽しめる日がきますように」と願っておきます。

おやすみなさい。

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