<最初に感染が判明したのは…>
8月18日、福島大学に通う郡山市の20代の男子学生(109例目)
濃厚接触者として同居家族の50代男女2人がPCR検査を受け、陽性が判明。(110・111例目)
<同居家族と同じく、濃厚接触者となったのが…>
男子学生が発症前日に練習に参加していた合唱サークルのメンバーと、合同で練習を行っていた郡山第一中学校の生徒の合わせて44人。
8月20日までにPCR検査の結果が分かり44人のうち6人が陽性、38人が陰性。
<陽性が判明したのは…>
◇福島大学に通う福島市の20代の男子学生(112例目)
◇郡山第一中学校の合唱部の女子生徒2人(114・115例目)
女子生徒の濃厚接触者はいずれも家族3人。
合唱部は強化練習会として当時、他の部員や教員を含む28人が練習に参加していて陰性となった全員が現在も自宅待機中。
練習会以降は学校の出入りがないため郡山第一中学校では通常通り授業を行うとい。
◇福島大学に通う郡山市の20代の男子学生(116例)
福島大学内の施設を利用していたため大学では今後消毒などを行う予定。
◇須賀川市の30代の男性(117例目)
郡山市の職員で富田行政センターに勤務。8月20日に行政センターを消毒し21日から再開している。
◇相馬市の中村第二中学校に勤務する20代の女性教員(120例目)
発症前に学校で吹奏楽部を指導していた。
この練習に参加していた生徒22人や食事をともにした教員の合わせて23人が濃厚接触者とされ、検査。この他にも、当時出勤していた教員19人も念め合わせて42人がPCR検査を受けた。
8月21日に42人全員の陰性が確認された。
<当時の練習内容や環境は?>
社会人・大学生サークルと中学生は午前中は別々に練習を行い、午後に合同練習をした。その時間も30分程度だった。
郡山第一中学校の生徒は練習中はフェイスシールドやマスクを着用、2mの間隔をあけて室内は常に換気するなど感染対策をとっていた。
一方、学生や社会人の合唱サークルはマスクをつけていないメンバーもいたとされている。