blog読者の中には、加害者家族の皆さまもおられることと存じます。
自分が加害者家族になってみて
一番欲しかったのは
他の加害者家族は、どういう経過
をたどり、乗り越えたか
または乗り越えられなかったか
という情報です。支援する立場
の方による本や論文やネット
記事は散見されました。が当事者
自らの発信はなかったので
書いてきました。また私自身が
もう一人の私の視点で、現在を
追うことで、自分を保ってきた
面もあります。
が、残念なことに
当面、加害者家族としての発信は
休まなくてはならなくなりました。
「あなたがblogを書いていると
支援を躊躇する」
と言われてしまったためです。
我が家の生活再建という点から
は、支援は必要なのでね
ごめんなさい。続けられないの。
明日、夫と接見します。
逮捕後はじめての接見。
離婚届を受けとるのです。
夫の逮捕で、離婚を選ぶ人
待つ人、それぞれだと思います。
私の場合は、夫の裏切りは
過去に何度もあったので
更正の見込みなしという判断で
離婚を決めました。
家庭ではよき父、よき夫でした
ので厳しい決断でしたが、
「家庭を大事に思っていたら
事件は起こしていない」
という現実があります。その
現実事実に向き合うことが
何よりも苦しいですね。
夫は子どものことが好きだ
ったとは思いますが、責任感
を伴う愛では、なかったのだ
ということを、事件を通じて
思い知りました。また夫は
私のことを信用していなかった
から、何も知らされていなかった
のだという事実も重いです。
よって、社会に出てきたら復縁
なんてことも、全くありえません。
この点は、ご家族ごとにこれまで
の配偶者との関係性や歴史や事件内容に
よって、判断の分かれるところ
でしょうね。
また生活再建の手段を、何に
見出だすかによっても、判断
は分かれるでしょうね。
私の場合は、地縁血縁が地元に
なく、もと議員なので雇って
自分が加害者家族になってみて
一番欲しかったのは
他の加害者家族は、どういう経過
をたどり、乗り越えたか
または乗り越えられなかったか
という情報です。支援する立場
の方による本や論文やネット
記事は散見されました。が当事者
自らの発信はなかったので
書いてきました。また私自身が
もう一人の私の視点で、現在を
追うことで、自分を保ってきた
面もあります。
が、残念なことに
当面、加害者家族としての発信は
休まなくてはならなくなりました。
「あなたがblogを書いていると
支援を躊躇する」
と言われてしまったためです。
我が家の生活再建という点から
は、支援は必要なのでね
ごめんなさい。続けられないの。
明日、夫と接見します。
逮捕後はじめての接見。
離婚届を受けとるのです。
夫の逮捕で、離婚を選ぶ人
待つ人、それぞれだと思います。
私の場合は、夫の裏切りは
過去に何度もあったので
更正の見込みなしという判断で
離婚を決めました。
家庭ではよき父、よき夫でした
ので厳しい決断でしたが、
「家庭を大事に思っていたら
事件は起こしていない」
という現実があります。その
現実事実に向き合うことが
何よりも苦しいですね。
夫は子どものことが好きだ
ったとは思いますが、責任感
を伴う愛では、なかったのだ
ということを、事件を通じて
思い知りました。また夫は
私のことを信用していなかった
から、何も知らされていなかった
のだという事実も重いです。
よって、社会に出てきたら復縁
なんてことも、全くありえません。
この点は、ご家族ごとにこれまで
の配偶者との関係性や歴史や事件内容に
よって、判断の分かれるところ
でしょうね。
また生活再建の手段を、何に
見出だすかによっても、判断
は分かれるでしょうね。
私の場合は、地縁血縁が地元に
なく、もと議員なので雇って
くれるところはありません。
親族の支援も受けられません。
自営業でなんとかするしか
ないのです。不動産を持って
いるため、福祉制度も使えません。
仕事をもらって歩くには、
信用を完全に失った夫のこと
を完全に断ち
「私を信用してください」
と頭を下げていくしかないのです。
一方私にとって最大の幸運というか
ありがたかったことは、地域に
子どもを守り、支えてもらっている
点です。学校と児童センターやお稽古事が
安心できる居場所をつくってくださり
児相や子育て支援団体のかたは
踏み込んだ支援をしてくださっている。
近所のかたは温かく見守り、声を
かけてくださる。非常に恵まれた
環境にあります。子どものことを
心配せずに、生活再建に臨める
というのは、本当にありがたい環境
です。
なお、ご心配頂いている私のメンタルですが
医療機関や保健所はろくにあてに
なりません。宮城県の精神医療保健は
ほんと、構築し直さないとダメですね
自責の念から希死念慮に駆られている
加害者家族に対し、保健所がすること
は、医療機関のリスト渡すだけです
ホームページに載ってるから、いらん
っつーの
県立精神医療センターの精神科救急は
まず電話が繋がらない。繋がっても
難癖つけられて、受診を断念させられ
ます。どうしても精神科医療を
受けたかったら、軽い自傷行為を
起こして、警察に保護してもらい
措置で入院させてもらうしかありません。
そうなると子どもは、児相で一時保護
になって、児童擁護施設に送られる
ことになると考えると、その手はない
ですね。
医療機関に予約電話いれるのはすごく
勇気の要ることです。意を決して
予約電話いれても予約とれるのは
1ヶ月2ヶ月後。先日酷い目にあった
のは、一度とれた予約を、翌日
医療機関側からキャンセルされました。
「入院設備のある医療機関に、最初
から受診したほうがいいです」
という理由です。
「入院設備のある医療機関は、二ヶ月まち
が普通なので、まず貴院で診てもらって
つなぎのお薬出してもらうなり、入院設備
のある医療機関に紹介してもらうなり
やってもらえないのか」
と詰め寄ったら
「うちは、物忘れ外来が中心なので」
つまり、手がかからずに儲かる患者しか
診ないとあからさまに言われ、ブチキレ
ました。
こんな対応されたら、別の医療機関探す
気力もなくすというわけで。未受診です。
よって今は、こころ優しい男子たちに
話聞いてもらったり、自分で本を読んだり
マッサージや美容院にいって、もたしています。
私の場合は、こころ優しい男子たちといって
もただの男子ではなく、医療関係者と
選挙関係者なのです。医療関係者はいろん
な患者さんを支援してきた経験がある。
選挙をしてきた人は、人生の浮き沈みを
一般の方よりも経験してこられていますから。ある意味向精神薬よりずっと頼りになります。自分の女性としての弱さをさらけ出せる場所が
あるから、回復が早いのだと思います。
このあたりも個別性が高いですね。
また私は、銀行の担当者や会計士さん
弁護士さんとの出会いにも恵まれ
ました。
親身になってくださり、かつ仕事
が早くて頼りになりました。
やはりいろんな事例を御存じの
方々によるアドバイスは、含蓄に
溢れています。
自分が加害者家族になってみて、実感した
のは、自死に追い込むのは「孤立」。
回復に必要なのは、希望と使命、そして
つながりだということです。
今もなお苦しい立場におられる加害者家族
の皆さまには、力になりたいと思っています。
いつでもお電話ください。
0227650783
宮城県名取市植松3ー5ー24
加納みよ