今年でオープン20年となるイオンモール高知が、増床棟を新設しリニューアルオープンしました。四国最大級の店舗数を誇り、より地域に根ざしたショッピングモールを目指します。
新設された増床棟=東館では、午前9時のオープンを前に、およそ2000人が列を作りました。セレモニーでは、イオンモールの三嶋章男常務取締役が挨拶し、消防署や高知赤十字病院が隣接していることに触れました。
「買い物をする場所としてだけでなく、大規模な自然災害が発生した時には、地域の防災拠点としての役割を担っていきたい。」(三嶋章男常務取締役)
イオンモール高知は、2000年12月のオープン以来、初めての増床で、今回、大規模なリニューアルとなりました。増床棟=東館には、客からの要望が多かった大型ファッション専門店や生活雑貨店など、新たに29店舗が出店。
スウェーデン発のファッションブランド「H&M」や、若者に人気の「WEGO」、300円を中心とした生活雑貨を取り扱う「3COINS」、スポーツグッズが揃う「ムラサキスポーツ」など、19店舗が県内初出店です。高知にこれまでなかった店が集まっているとあって、朝から大勢の買い物客が訪れ、商品を手に取っていました。
「すごくうれしい。300円でかわいいものがいっぱい売ってて、県外に行ったときにしか買えなかったのでうれしいです。」
「(これまで)高知になかったものが買えて楽しい。」
「思ってたより広くてびっくり。楽しみにしていた。新しい店舗、高知に初出店の店舗がたくさんできるって 聞いてたので・・・H&Mとか・・・楽しみにしていた。」
また四国最大級で、およそ1000席が設けられているフードコートでは、和・洋・中14店舗が出店しています。アクリル板や空気清浄機を設置するなど、感染症対策が施されています。さらに既存棟でも、新たに15店舗がオープンするなど、全体でおよそ58%、92店舗がリニューアルしました。
今回のリニューアルで、全店舗数がおよそ160店となり、四国最大級となったイオンモール高知。年間1000万人の来店客を目指します。