みずほ銀行でも過去に不正引き出し「注意喚起のため公表」
電子決済サービスを通じて不正に預金が引き出される問題が相次ぐ中、みずほ銀行でも過去に預金が不正に引き出されていたことが分かりました。
みずほ銀行によりますと、一年以上前に、複数の電子決済サービスを通じて顧客の口座から預金が不正に引き出されました。事業者名や被害額は明らかにしていません。
みずほ銀行では当時、顧客への補償を済ませたうえでセキュリティー体制を強化したということです。みずほ銀行は「ドコモ口座の不正引き出しを受け、注意喚起のために公表した」としています。
一方、地方銀行ではドコモ口座などの不正引き出しを受け、決済事業者との提携を一時停止する動きが広がっています。岐阜県の大垣共立銀行のほか、高知県の四国銀行や高知銀行でも17日から決済サービスへの入金や新規の口座の登録を停止しました。各銀行とも再開時期は未定としています。(17日10:34)