ステイホームを快適にするLDKレイアウト術!一級建築士が教えます
家族の在宅時間が増えた今、住まいは「暮らす場所」としてだけでなく、「働く場所」「学ぶ場所」としての役割も求められています。
個室を用意するのもいいけれど、家族の気配を感じながらそれぞれがLDKで快適に過ごすには?
課題は、物が増えて散らかりがちなLDKをすっきり片付けやすく保つこと。
そして、限られた空間を「シーンに合わせて」使うこと。
そんなレイアウトのお悩みを、一級建築士・模様替え作家のしかまのりこさんに相談しました。
- いまLDKに求めるものは、機能性と可変性
- 【実例1】 壁面収納とダイニングソファですっきり
- 【実例2】 「奥行き半分」のダイニングテーブルが便利!
- 【実例3】 勉強&ワークスペースに早変わり
- キッチンと統一感のある「リンクカウンター」に注目!
いまLDKに求めるものは、機能性と可変性
ステイホーム期間を通じて、これからの暮らしに必要な家具やレイアウトを見直す人が多かったのではないでしょうか。
特にいま、「在宅勤務のスペース」を確保するニーズと、リビング学習への関心の高さから、LDKにデスクを備えたプランは定番となってきました。
そんな中、しかまさんのもとには「散らかり放題のLDKをなんとか片付けて、お部屋を広く使いたい!」というお悩みが届いているそう。
「部屋を片付けやすく、また無駄なく広く使えるように」と、
では、さっそくチェックしてみましょう。
【実例1】 壁面収納とダイニングソファですっきり
ダイニングテーブルがデスク代わりになり、子どもの勉強道具や、在宅ワークの資料や本があふれてしまった約11畳のLDKを例に
しかまさんがプロの視点で、部屋の圧迫感を抑えながら「収納力アップ」と「作業スペースの確保」を叶えてくれました。
BEFORE
●悩み
- ステイホーム中に物が増えてしまったため、収納が足りず、うまく片付かない
- 定番サイズの家具を選んでいるのに、どこか圧迫感がある
- リビング学習や在宅勤務のスペースを、ダイニングテーブルとは別の場所に用意したい
AFTER
●解決策
- ソファとダイニングの役割を1つでまかなえる「ダイニングソファ」を配置
- 視界を遮る「食器棚」をカウンターに変更
- 大型の「壁面収納」を備え、リビングの細々したものを魅せる&隠して収納
- カウンターと並べて、奥行きのコンパクトな「デスク」を設置
ダイニングセットとソファ、2つの役割を兼ね備えた「ダイニングソファ」を選べば1つの空間でおさまります。
そして空いたスペースには、「作業用」に特化したデスクを置くことも可能に。
また、キッチンの目隠しに役立っていた「食器棚」は圧迫感があるため、背の低いカウンターに変更。
視界を遮るほどの大きな家具が減ると、部屋が広くみえます。
「収納力」の確保には、大型の壁面収納を設置。
キッチンと統一感のあるデザインを選べば、見た目も機能も大満足です。
【実例2】 「奥行き半分」のダイニングテーブルが便利!
転勤の都合などであまり家具を増やしたくない、部屋のスペースはなるべく空けておきたい、在宅勤務はあくまで一時的なもの、という場合もあります。
そんなLDKには「組み合わせ自在な家具を選ぶのがおすすめ」というしかまさん。
一般的なダイニングテーブルの半分ほどの、「奥行き40㎝」のテーブル2台を組み合わせたレイアウト例をご紹介します。
通常レイアウト
約11畳のLDKにソファやテーブルなどがすっきりと配置されています。
テーブルは2台を向かい合わせに配置して、一般的なダイニングテーブルのように利用します。
家族がにぎやかに食事を楽しめる、普段づかいのレイアウトです。
カウンターレイアウト
テーブル2台を横並びに配置すると、省スペースなカウンターテーブルに。
調理をしながら対面でおしゃべりをしたり、手軽に食事を楽しむ時にぴったりです。
また、広く空いた場所では子どもたちが遊んだり、ヨガなど軽い運動をするスペースにも使えます。
【実例3】 勉強&ワークスペースに早変わり
在宅勤務やリビング学習のために、しかまさんがおすすめしてくれたのが「L字型」のレイアウト。
専用のデスクを買い足さずに、レイアウトの工夫で対応できるなら無駄がありません。
例えば、2台使いならではの「L字型」の配置。一体どんなメリットがあるのでしょうか?
L字型レイアウトの活躍シーン
・在宅勤務で
パソコンを使用しながら、資料も置ける作業スペースもたっぷり確保。効率がアップします。
壁を背にすれば、オンライン会議の背景も気になりません。
・リビング学習で
低学年のうちは特に見守ることの多い家庭学習。
対面や横並びに座るより、子どもの手元が見やすく、声をかけやすい適度な距離を保てます。
もちろん、家族がそれぞれ1台ずつ好きな場所へ移動させて、集中して作業に取り組んでもいいですね。
シーンや間取りに合わせて、便利な場所で組み合わせてみましょう。
キッチンと統一感のある「リンクカウンター」に注目!
今回、LDKの快適性をぐっと高めるような、家具のサイズを見直し&レイアウトのコツを教えていただきました。
リビング学習も、在宅勤務も「一時的なニーズ」と考えるなら、家具はコンパクトなものや汎用性の高いものを選び、使い道に余白を残しておくことがポイントになりそうです。
テーブル選びの際、キッチンまわりとの統一感にこだわるなら、国内大手のキッチン専業メーカー「クリナップ」のリンクカウンターに注目を。
「リンクカウンター」は、クリナップの最上級グレードキッチンCENTRO(セントロ)と素材が統一された、セラミックトップのカウンターテーブル。並べて配置するだけで、キッチンからそのまま繋がる造作テーブルのような一体感が生まれ、LDK空間をよりスタイリッシュに演出してくれます。
また40㎝のスリムな奥行きは、今回ご紹介したレイアウトにもぴったり。
ダイニングテーブルから、カウンターやL字型へと自在に組み替えながら、時には調理台、時にはデスクとして、無駄なく活躍するでしょう。
全国のクリナップショールームや、商品サイトでぜひチェックを。