登場人物
ネタバレ注意。全話読破済みか、どうしても誰が誰だかわからなくなった時に読みましょう!
■主人公
デイジー・フォン・プレスラリア
父に憧れ魔導師になることをを夢見ていたが、錬金術師の職業を与えられた子。希少スキルである【鑑定】スキル持ち。
転生時の記憶により読み書き計算能力が高いことで、錬金術関連の書物を幼い頃から理解してしまう天才少女。鑑定スキルと自身の探究心もあり、彼女の作るものは高品質なものばかり。そもそもチートな子なのに、緑の精霊王様の愛し子で、国王様、家族、精霊や妖精と、ありとあらゆる存在に愛されるおかげですっかりとんでもないチート少女に。
最近『ものの気持ち』まで見えるようになって、チート度は益々進化中。
■アトリエ・デイジー関連の人達
マーカス
デイジーが見出した、錬金術師+鑑定持ちの少年。デイジーの一つ歳上。
雇われた当初の態度の悪さから、デイジーの実家の執事に厳しい再教育を受けたり、妖精さんたちにもちょっと舐められた態度を取られたりと、残念系男子。潜在能力は高い。職業は錬金術師。
一部読者様にはデイジーの恋愛対象か?と思われていたような節を著者は察したが、残念ながらデイジーにその気は全くない(酷)
ミィナ
ベヒーモス襲撃時に孤児になってしまったところ、デイジーとデイジーの父に救われる。その後、自分の意思でアトリエ・デイジーでパン屋をやりたいと付いてきた猫獣人の少女。デイジーと同い年。職業は調理師。調理と掃除などの女子力が高い。しっぽが感情豊か。髪の毛のピンク色設定は、獣人に肉球がないための著者の悪あがき。
カチュア
商業ギルドのギルド長の愛娘。デイジーのふたつ年上。自身で起業しようと思っているため、アトリエ・デイジーに来るのは週に一回程度。富豪のお嬢様系。デイジーに石化した足を治してもらった恩がある。
アナスタシア(アナ)
『子供が風邪をひいたらアナおばあちゃんのポーション』と言われているくらい、地元に愛されている錬金術師のおばあさん。アトリエ・デイジーのご近所さんで、デイジーの師匠。ミィナのパンが大好き。笑顔を絶やさない温和なおばあさんだが、実は壮絶な過去を持つ。
リィン
ドワーフ族の鍛冶師の少女。デイジーより五つ上のお姉さん。
土の精霊王の愛し子で、デイジーと同様チートぶりを発揮する。
実は今は亡きドワーフ王国の王族の血を引く。
なぜこの国ばかり愛し子がいるのかと言われたら、
善王が善良な国と臣民を育てる→善良な親の元では良い子が育つ→良い子は神に愛される
そういう理屈である。
ドラグ
リィンの祖父。
■ プレスラリア家の人々(家族)
ヘンリー ・フォン・プレスラリア
デイジーの父。国の魔道士団の副師団長。二つ名は『劫炎のヘンリー』。デイジー兄妹達の憧れ。
ローゼリア・フォン・プレスラリア(ロゼ)
デイジーの母。優しく穏やかだが、時々怖い。庭のバラが好き。
レームス・フォン・プレスラリア
デイジーのふたつ上の優しく穏やかな気質の兄。魔導師になるべく研鑽中。デイジーにより発見された魔力増幅法である、魔力を使い切って寝ることを日課にしたことでとんでもない魔力量になっていることにまだ気づいていない。
ダリア・フォン・プレスラリア
デイジーのひとつ上の少し高飛車な姉。魔導師になるべく研鑽中。デイジーにより発見された魔力増幅法である、魔力を使い切って寝ることを日課にしたことでとんでもない魔力量になっていることにまだ気づいていない。
■ プレスラリア家の人々(使用人)
エリー
ローゼリアづきの侍女。
ケイト
デイジー付きの侍女だった。良いタイミングでデイジーの母に告げ口をする、デイジーにとっては侮れない侍女。
ボブ
料理長。
マリア
厨房担当の女性。
ダン
庭師。
アラン
馬丁。
ユリア
魔法の先生。元宮廷魔導師。今は引退して魔法の家庭教師をしている。
セバスチャン(セバス)
有能な執事。
執事といえばセバスチャン、というのは日本だけのお約束らしい。
■王家の人々
国王陛下
ザルテンブルグ王国の国王。若いながら賢王として国民から慕われる。愛情豊かな人で、一夫一婦制を貫いている。
王妃殿下
国王陛下に大切にされている王妃。
もう一人王子を産めないことが悩み。
ウィリアム・フォン・ザルテンブルグ
第一王子殿下。デイジーと同い年。王太子宣言はされていないが、後継順位第一位であるため度々毒殺などの手段で狙われていた。デイジーの活躍により今は安全な生活を過ごしている。
マーガレット・フォン・ザルテンブルグ
第一王女殿下。デイジーの二歳年下。
■国に仕える人達
軍務卿
カイゼル髭が立派な、いかにもの軍人。
騎士団と魔法師団をまとめる長。
財務卿
立場的に予算出し渋りがちな人。
それでよく陛下にちくりと言われる。
オスカー・フォン・ヴォイルシュ
騎士団長。
ハインリヒ
王宮に仕える鑑定持ち。国に仕えている【鑑定】持ちは彼一人。納品確認から、王家の毒味代わりの鑑定で日々忙しい。
にもかかわらず、デイジー関係で陛下に今すぐ来いと王命を受ける可哀想な人。
マドラー
宮廷医師。
■冒険者
レティア
剣士。王都にベヒーモスが攻め込んできた時に、最後のとどめを刺す。
マルク
重戦士。ベヒモス襲来時に重傷を負うが、デイジーの手により一命を取り留める。
レティアの相棒。
■職業つながりの人達
オリバー
商人ギルド長。カチュアの父。
■精霊王とか妖精さんたち
緑の精霊王
デイジーを愛し子として愛する精霊王の一柱。デイジーを溺愛している。
土の精霊王
リィンを愛し子として愛する精霊王の一柱。リィンを溺愛している。
緑の妖精と精霊さん
デイジーの畑の心強い守護者たち。
リーフ
緑の精霊の眷属の聖獣。額に緑色の宝玉を持つフェンリル。
普段は子犬の姿でデイジーに付き従っている。
対外的には従魔の狼ということにしている。
レオン
リィンを守護する聖獣。
普段は子ライオンの姿だが、本来はたてがみが立派な大人のライオンの姿を持つ。
マンドラゴラさん
青い花と赤い花の子がいる。実は性別があるっぽい……?
実は根っこを引き抜かれても、その叫び声で死ぬことはないらしい。