銀行協会の職員になりすまし、仙台市宮城野区の女性からキャッシュカードをだまし取った疑いで、中国籍の21歳の男が逮捕・送検されました。
詐欺の疑いで逮捕・送検されたのは、東京都に住む中国籍の大学生・呂偉(りょ・い)容疑者(21)です。
警察によりますと呂容疑者は、9月14日、銀行協会の職員になりすまして宮城野区の70代の女性の家を訪れ、キャッシュカード4枚をだまし取った疑いがもたれています。
記者リポート
「こちらは、容疑者が、キャッシュカードと引き換えに渡していたとされる書類です。一見、体裁は整っているように見えますが、警察によりますと銀行協会の職員が家を訪れ、このような書類と引き換えにキャッシュカードを受け取ることはないといいます」
警察は、16日、呂容疑者が犯行に使った偽造の職員証などを公開しました。
調べに対し、呂容疑者は容疑を認めていて、警察は共犯者などについて調べを進めています。