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 8日告示された自民党総裁選。各候補の地元でゆかりのある人たちに、それぞれの候補の人柄や期待することなどを語ってもらった。

 岸田文雄自民党政調会長の地元・広島市。岸田氏の父・文武元衆院議員(故人)の代から親子2代を支えてきた後援会長の伊藤学人さん(70)は、「文雄君は格差問題など今の世相をよく見て政策に生かしている」と評価する。宮沢喜一元首相以来となる27年ぶりの広島県選出の首相誕生への道のりは険しいが、立候補表明後の積極的な発言に目を細めている。

 「真面目で誠実なところは若い頃から全くぶれない」。1993年の衆院選で初当選後、毎週末のように広島へ戻り、交差点に立って1時間ほどかけて街頭演説をしていた。「当時は全くの無名で、立ち止まる人もほとんどいないのに、1人で立ち続けた。派閥内でも早い段階から評価されていたようだ」と振り返る。

 広島出身の池田勇人元首相が創…

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自民党総裁選2020

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