Category

  • close

    二十四節気を味わう旬彩ごはんVol.42
    「週3だって食べたい! なすレシピ」

    Food / 2020.07.07

    • twiiter
    • facebook
    • LINE

    text:Mami Moroi /photo:Masayuki Ichinose /styling:Misako Hirasawa(meifan Inc.)

    今回は「小暑」で、梅雨明けはもうすぐ。暑さも本格的になってくる頃です。この季節に俄然イキイキしてくる野菜がなす。ジューシーな味わいは、旬ならではのおいしさです。バラエティに富んだレシピでどうぞ!

    旬の今こそおいしいものを!

    全体につやとハリがあり、ヘタの部分にあるトゲがしっかりと立っているもの。重みがあり、首まで太く、ふっくらしているものがおすすめです。

    今さら聞けない
    おいしい焼きなすの作り方

    魚焼きグリルでの焼き方を紹介していますが、オーブントースター、オーブン、フライパンでもOK。焼き加減に注目して。

    • 魚焼きグリルに並べて強火で熱し、ときどき回しながら全体を焼く。

    • 竹串がスッと通り、まんべんなくこんがりと焼ければOK。
      焼き過ぎると実がなくなるので注意して。

    • 手で触れるくらいまで冷めたら、ガクを切り落とす。

    • 切り口の皮をつまんで上からむき、料理に合わせて裂く、または切る。

    とろとろのなすが口福! 
    ピーナッツやひき肉との食感の違いも楽しい
    焼きなすのタイ風サラダ

    なすは焼いて皮をむき、手で裂くのがポイント。たれがよくなじみ、とろとろの食感になります。

    材料(2人分)

    なす…3本
    豚ひき肉…50g
    紫玉ねぎ…1/10個(20g)
    干しえび…10g
    Aナンプラー…大さじ2
     砂糖…小さじ1
     レモン汁…大さじ1と1/2
     豆板醤…少々
     にんにくのすりおろし…少々
    パクチー…適量
    バターピーナッツ…5g

    作り方

    ①なすは焼いて皮をむき、手で裂く。紫玉ねぎは薄切りにし、水にさらして水けをふく。干しえびは水で戻し、Aは混ぜ合わせておく。ピーナッツは粗みじんに切る。

    皮をむいてから手で食べやすく裂く。

    ②鍋に湯を沸かし、ひき肉と干しえびを入れ、肉の色が変わったらザルに上げて水けをきる。

    ③器になすを盛って②をのせ、Aを回しかけ、紫玉ねぎ、パクチーをのせ、ピーナッツを散らす。

    ●めんとあえる
    そうめんや細いうどんなどとあえてもよく合う。
    ●具材を加える
    春雨を加えてボリュームアップしても。

    鶏のから揚げと合わせたボリュームのあるひと皿。
    玉ねぎがグッドアクセント!
    なすと鶏肉の南蛮漬け

    なすを素揚げにすると、ほどよく水分が抜けて、ねっとりした食感に。ピリ辛の漬けだれがよく合います。

    材料(2人分)

    なす…3本
    鶏もも肉…150g
    A酒、しょうゆ…各小さじ1/2
    ピーマン…1個
    玉ねぎ…1/6個(約30g)
    Bしょうゆ、酢…各大さじ3
     砂糖…小さじ2
     赤唐辛子…1/2本
    片栗粉、サラダ油…各適量

    作り方

    ①なすは乱切り、ピーマンは縦8等分に切り、玉ねぎは薄切り、Bの赤唐辛子は種をとって輪切りにする。鶏肉は食べやすい大きさに切り、Aに30分ほど漬ける。

    ②耐熱容器にBのしょうゆと砂糖を入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で約30秒加熱する。砂糖が溶け、粗熱がとれたら酢と赤唐辛子を加えて混ぜ合わせる。

    ③フライパンに多めのサラダ油を中火で熱し、なすとピーマンを揚げ焼きにし、バットに取り出す。

    ほんのり焼き色がつくまで揚げる。ピーマンのほうが火の通りが早いので、先に上げて。

    ④鶏肉に片栗粉をつけて余分な粉を落とし、③のフライパンで揚げ焼きにする。③のバットに玉ねぎとともに加え、②を回しかけて全体をよく混ぜ、30分以上おく。

    ●鶏肉をアレンジ
    豚肉や、いわし、あじ、かじきなどの魚介類でも美味。

    シンプルでヘルシー! 
    暑さで食欲がないときの定番にいかが?
    蒸しなすのさっぱりあえめん

    レンジ蒸しで、なすのおいしさがギュッ。手間をかけずになすの魅力を引き出せます。下味をつけるのもコツ。

    材料(2人分)

    なす…2〜3本
    塩…少々
    豚肩ロースしゃぶしゃぶ用肉…50g
    白菜キムチ…40g
    そうめん…140g
    A水…1カップ
     鶏ガラスープの素…大さじ2
     しょうゆ…大さじ4
     酢…大さじ2
     砂糖、ごま油…各小さじ2

    作り方

    ①Aの材料を混ぜ合わせてたれを作り、冷やしておく。

    ②なすはラップに包み、電子レンジ(600W)で2分〜2分30秒加熱する。竹串がスッと通るやわらかさが目安。粗熱がとれたら食べやすい大きさに切り、塩をふって①のたれ少々をかけ、下味をつける。

    なすは1本ずつ、ラップで包む。あまりぴっちりとしないように注意。

    ③豚肉は熱湯でゆで、ザルに上げて冷ます。そうめんは袋の表示時間通りにゆで、流水で冷やして水けをきる。白菜キムチは、大きければ食べやすく切る。

    ④器にそうめんを盛り、豚肉、②、キムチをのせ、残りの①をかける。

    ●具材を加える
    塩もみしたきゅうり、パクチーを添えて、彩りをアップしても。
    ●スープめんにする
    合わせ調味料の水を増やしてスープを作り、冷麺風にしても。塩加減は適宜調整して。
    ●めんをアレンジ
    中華麺にして冷やし中華風にしてもおいしい。

    教えていただいた方

    吉沼弓美子さん

    プロフィール:フードコーディネーター・管理栄養士。企業で管理栄養士を務めたのち、イタリア・ボローニャのシミリ料理学校にて、イタリア家庭料理を学ぶ。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て、2005年独立。幅広いメディアで活躍中。イタリア料理教室Cucina del Cielo主宰。

    まとめ

    諸説ありますが、なすの原産地はインドと考えられています。日本に伝わったのは古く、奈良時代にはすでに栽培されていたそう。栄養的に特筆すべきは、皮に含まれるポリフェノールの一種・ナスニンで、強い抗酸化作用が期待できます。また、体の熱を逃す作用があるといわれるカリウムも多く、夏バテ解消にもうってつけ。蒸し暑い夏を元気に乗りきるために、今回の3品もぜひレパートリーに加えてみてください。

    Pick upこちらもおすすめ!ピックアップ