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ネットで囲碁対局 横浜と仏の若者ら交流

カルチャー | 神奈川新聞 | 2015年11月17日(火) 03:00

相手の顔は見えない状態でパソコンに向かって対局する日本の選手たち=横浜市西区の宇宙棋院
相手の顔は見えない状態でパソコンに向かって対局する日本の選手たち=横浜市西区の宇宙棋院

 インターネットを利用した囲碁愛好家団体「シンクタンク碁ルネッサンス」(平山重松会長)の主催する日本とフランスの若者による囲碁交流が15日、横浜市とフランス南東部のグルノーブル市で行われた。

 このイベントは今年2月、横浜市とレンヌ市の間で初めて開催され、今回は2度目。日本の会場は横浜市西区の宇宙棋院で、グルノーブル側は市内の囲碁学校。

 横浜市は小中学生を中心に20代までの愛好家が、グルノーブル市は9歳から14歳までそれぞれ10人が参加した。棋力は2級から18級ぐらいまでの級位者が中心。

 グルノーブル側の囲碁学校の責任者は「テロの惨事はあったが、このイベントは両国の大切な交流なので開催を決行した」とあいさつした。

 棋力が近い者同士が、オール互先(ハンディなし)で対局。開始時、グルノーブルの子どもたちが日本語で「よろしくお願いします」とあいさつすると、日本会場の関係者や観客は感激していた。対局結果はグルノーブルの6勝4敗。

 大将戦はプロ棋士の蘇耀国九段が解説、動画中継も行われた。副将戦の棋譜は後日、本紙囲碁欄に掲載予定。

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