
インターネットを利用した囲碁愛好家団体「シンクタンク碁ルネッサンス」(平山重松会長)の主催する日本とフランスの若者による囲碁交流が15日、横浜市とフランス南東部のグルノーブル市で行われた。
このイベントは今年2月、横浜市とレンヌ市の間で初めて開催され、今回は2度目。日本の会場は横浜市西区の宇宙棋院で、グルノーブル側は市内の囲碁学校。
横浜市は小中学生を中心に20代までの愛好家が、グルノーブル市は9歳から14歳までそれぞれ10人が参加した。棋力は2級から18級ぐらいまでの級位者が中心。
グルノーブル側の囲碁学校の責任者は「テロの惨事はあったが、このイベントは両国の大切な交流なので開催を決行した」とあいさつした。
棋力が近い者同士が、オール互先(ハンディなし)で対局。開始時、グルノーブルの子どもたちが日本語で「よろしくお願いします」とあいさつすると、日本会場の関係者や観客は感激していた。対局結果はグルノーブルの6勝4敗。
大将戦はプロ棋士の蘇耀国九段が解説、動画中継も行われた。副将戦の棋譜は後日、本紙囲碁欄に掲載予定。
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